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文学部
現代社会学科 教員紹介

教員紹介

紺谷 亮一

紺谷 亮一

職名:教授

担当分野:考古学

教員からのメッセージ:

私はアンカラ大学の恩師の「考古学者として生きていくなら人並みの幸せを犠牲にすることを覚悟しなさい」という言葉が非常に印象に残っています。人は誰しも「この目的・目標の為なら自らの全てをかけても惜しくはない」という意気込みを持てば霧の中でも道は徐々に開かれていくのではないでしょうか。二度ともどらない、でも何にでも挑戦できる若い時代を大切にしながら生きてもらえればと思います。

研究内容:

トルコ共和国カイセリ県にあるキュルテペ遺跡の発掘調査を継続しています。当遺跡は、4000年前に栄えた大交易都市です。この都市の起源を探るため、遺跡最深部を発掘中です。古代オリエント世界ではメソポタミアに代表されるように、「大河川の流域に農耕を基盤として都市文明が成立した」というのが定説です。ですが、キュルテペ遺跡では少なくとも5000年以上前から大規模都市が成立している一方、遺跡周辺は大規模農耕に適していない高原地帯です。つまり、農耕生産とは違った経済基盤を持った都市文明もあるということです。これは従来の定説を覆す可能性があります。今後とも最新の発掘成果を提供し、授業にも活かしていきます。

二階堂 裕子

二階堂 裕子

職名:教授

担当分野:地域社会学

教員からのメッセージ:

「ズボンの尻を汚しなさい」。これは、都市社会学者のパークが学生たちにかけた言葉です。シカゴに噴出する社会問題の解決をめざして、まずは積極的に大学を飛び出し、社会の現実をつぶさに観察するよう、発破をかけたのです。現代社会の実相を理解するため、「ズボンの尻を汚す」フィールドワークへぜひ一緒にでかけましょう。

研究内容:

少子高齢化と人口減少が加速するなか、多くの外国人労働者が日本で働くようになりました。特に労働力不足が深刻な農業や製造業などでは、もはや彼・彼女らなしには存続が危うい状態となっています。けれども、外国人を受け入れた職場や地域社会では、相互理解の困難など多くの問題が生じています。今後、外国人とともに持続可能な社会を築くと同時に、外国人自身や送出国にとっても有意義なしくみを作るには、どうすればよいのでしょうか。このような問題意識のもと、特にベトナム人技能実習生とベトナム社会に光をあてて、調査研究を行っています。ベトナム人の就労先や居住地域はもちろん、ベトナムにも出かけて、課題解決の糸口を模索しています。

西尾 和美

西尾 和美

職名:教授

担当分野:日本社会史

教員からのメッセージ:

「教えるとは希望を語ること。学ぶとは誠実を胸に刻むこと」。フランスの詩人ルイ・アラゴンの「ストラスブール大学の歌」の一節です。大学教育が身近な利益に直結して考えられがちな現在においても、なお大学は「知と正義の場」(チョ・ナムジュ『彼女の名前は』)です。現代社会を問い直す力を養いましょう。

研究内容:

織田・豊臣政権期は、教科書では全国統一の時代です。しかし、同時代は、中世以来の多くの家が滅び、家臣が仕える主君を失いました。私は、中国地方の大名毛利元就(もうりもとなり)の娘しんと宍戸隆家(ししどたかいえ)夫妻の3人の娘など、毛利氏の婚姻政策の中を生きた女性の研究をしています。同夫妻の長女は、伊予国(現愛媛県)の守護河野氏最後の当主通直(みちなお)の母となりますが、河野氏滅亡後、家臣による秀吉襲撃伝承が伝えられる一方、彼女のその後は不明です。私は彼女の生涯を解明し、統一政権の時代が、人々の多様な経験として生きられたことを明らかにします。

森 泰三

森 泰三

職名:教授

担当分野:社会科教育法・人文地理学

教員からのメッセージ:

地理学で必要な要素は「場所」、「地域」、「空間」です。つまり「どこ」ということにこだわりがあります。研究対象は、地形や気候などの自然環境、産業(商業や観光など)・都市・村落・人口などの社会環境と多様です。「なぜここにあるのだろう」ということに興味関心を持って、文献・フィールドワーク・統計・地理情報システムを活用して分析・考察します。

研究内容:

人文地理学の視点から現代社会に関する調査・研究を行います。研究方法としては、文献・フィールドワーク・統計・GIS(地理情報システム)などを活用して地域の課題や特性を分析します。
具体的な研究として、メガバンク形成後の都市銀行の跡地利用から考える都市内部構造の変化、都市域の人口移動と居住地選択に関する考察など都市や人口に関すること、また、GISを活用した地理教育や課題研究の方法と学習効果などについて取り組んでいます。

山下 美紀

山下 美紀

職名:教授

担当分野:家族社会学

教員からのメッセージ:

結婚や離婚、LGBTQの問題など無関心ではいられないけど、改めて考えるとよくわからない。「どうして自分は女なんだろう」とか「家族っていったい何なんだろう」とか悩んでしまうことはありませんか。日ごろ当たり前に見ている事象を客観的に捉えなおし、新たな地平を発見する。これが家族研究やジェンダー研究の面白さです。

研究内容:

「家族」はなかなか複雑です。温かく愛情に満ちた家族は理想ですが、現実はそう簡単ではありません。人が何らかの危険に遭遇した時に、逃げ場があれば安心です。もしも家族が安住できる場所ではない場合、必要なのが、シェルターという逃げ場だと私は思っています。そんな思いから、DV被害者や子どもシェルターの支援に携わっています。
私の目指す家族研究は、俯瞰的視点から、家族現象に潜む権力・勢力構造、社会的抑圧のありようを紐解き、そこから、日本社会におけるジェンダー秩序や家族秩序の構造化のプロセスを解明することにあり、授業では、固定的な「家族神話」からの自由といった家族の相対化の視点を提示したいと思っています。

鈴木 真

鈴木 真

職名:准教授

担当分野:アジア社会史

教員からのメッセージ:

最近では毎日のように、東アジアの国際関係や諸問題についてのニュースを耳にします。現在のような東アジア社会はどのように形成され、今日に至っているのでしょうか。中国をはじめとして、アジアの歴史や文化に興味のある人、本学科で一緒に学んでみませんか。

研究内容:

現代中国(中華人民共和国)の基礎となった大清(1636~1912)の歴史、およびその支配民族である満洲人(マンジュ人)の社会について研究しています。
中国東北地方に居住していた満洲人が、どのような社会・文化を営んでいたのか、そしてそれは漢人の伝統的な社会・文化とはどのように異なるのか、またかれらがどのような世界史的背景の下に勢力を伸ばして大帝国を築き上げていったのか、かれらが漢人の社会・文化と接触したときにどのような化学反応が生じたのか、という問題について関心があります。

轟木 広太郎

轟木 広太郎

職名:准教授

担当分野:ヨーロッパ社会史

教員からのメッセージ:

大学は、自分の好奇心を追求すると同時に批判精神を養う場です。過去の西洋社会の仕組みや人々の暮らし・考え方・行動の仕方といったことに興味のある方は、ぜひ本学を受験してください。私の授業では、過去を通じて現代社会の問題を考えるということも重視しています。

研究内容:

中世のヨーロッパ(とくにフランス)を研究しています。だいたい11~14世紀あたりがメインですが、国家というものがまだカッチリと存在していなかった時代です。近代ヨーロッパの持つ合理性というイメージからはかけ離れた時代ですが、騎士や修道士、王侯や農民・都市民たちによって構成されるこの社会は独自な興味深い論理で動いています。以前は、奇蹟信仰や紛争・紛争解決のルールなどを研究していましたが、最近は魂をどう統治するか、王国をどう統治するか、という点で、どういう試みがなされたかということを調べています。

中山 ちなみ

中山 ちなみ

職名:准教授

担当分野:社会心理学

教員からのメッセージ:

大学での勉強を支えるのは「好奇心」と「根気」だと思っています。授業をしていると、若い学生さんたちの柔軟な発想や、粘り強い探究心に感心させられることがしばしばあります。大学で、何を、どのように学ぶかはあなた次第です。学問の道に終わりはありません。その長い道程を一緒にに歩んでいけたらと思っています。

研究内容:

社会参加について研究しています。社会参加とは「自分もその社会の一員である」という意識をもって、社会に対して何らかの働きかけをすることです。多くの人びとにとって望ましいと思える社会をつくるために社会参加は不可欠のものです。また、参加とは自分の居場所をつくることでもあり、「かけがえのない自分」であるためにも社会参加はとても大切なものとなります。しかし「参加」は面倒なものであり、できれば関わりたくないというのが多くの人たちの本音ではないでしょうか。強制されたものでなく、また一部の人だけに負担がかかるのではなく、現代社会に応じたみんなが幸福になれる参加のありようを模索することが現在の研究テーマです。

濱西 栄司

濱西 栄司

職名:准教授

担当分野:社会集団・組織論、環境社会学

教員からのメッセージ:

アメリカやフランスでは高校で「社会学」を学びます。日本でも「政治経済」「倫理」「現代社会」「公共」、「総合的な探究の時間」などが社会学に対応しているので、実は皆さんにとって身近な学問です。社会学を学んだ人は、準公共的な業界(銀行、マスコミ、農協・信金、通信・交通)、行政や一般企業で活躍しています。

研究内容:

人々の集団・組織がどのように形成され、運営されていくのか、その動きが社会にどう影響を与えるのかについて、民間企業や行政組織、NPO・NGO、国際機関などを事例に研究しています。最近は、スマートフォンやSNSのビッグデータを用いて、理系の研究者とも連携しつつ、人々のリアルな移動・動きを描く研究にとりくんでいます。
岡山の行政や企業、NPO・NGOと協力して、SDGs、とくにエコロジーやジェンダーの課題に、ゼミ生と一緒に取り組んでいます(ももちゃりMAPの作成や、瀬戸内国際芸術祭のインスタグラム広報など)。

久野 洋

久野 洋

職名:講師

担当分野:日本社会史

教員からのメッセージ:

今を見つめ、歴史に学び、言葉を鍛えてください。考える喜びが、先行き不透明な時代を生きるための確かな知的体力をつくるでしょう。

研究内容:

①岡山県を代表する政党政治家である犬養毅について研究をしています。犬養自身の政治的な活動や思想だけでなく、岡山県内の支援者や世論の動向にまで考察対象をひろげ、犬養毅とはいったいどんな政治家であったのか、いろいろな角度から追究しています。
②明治時代以降に岡山地域がどのように変化し、現在に至っているのか、地域に残されたさまざな史料をもとに考えています。とくに、鉄道・港湾・水道といったインフラ整備、自然災害の発生、戦争への民衆動員など、近代岡山地域に大きな影響を及ぼしたターニングポイントに注目しています。

福田 雄

福田 雄

職名:講師

担当分野:宗教社会学

教員からのメッセージ:

差別、貧困、暴力、環境問題など、人間はこれまで様々な社会問題に直面してきました。社会学はこれらの問題がどのようなメカニズムによって起こり、そしてこれらの苦しみと人々がどのように向き合ってきた(いる)のかを考察してきました。言葉にならない声を聞き、形なきものに形を与える、そのような活動を一緒にしていきたいと思っています。

研究内容:

私はこれまで慰霊祭や追悼式の調査研究をしてきました(『われわれが災禍を悼むときー慰霊祭・追悼式の社会学』)。近年は災害遺構の国際比較調査も行なっています。
このほか、民俗芸能で用いられる獅子頭や祭礼船の三次元計測とその応用研究にも取り組んでいます(『東日本大震災からのスタート 災害を考える51のアプローチ』)。
「宗教社会学」や「現代社会学特講Ⅱ」といった授業は、これらの研究成果に基づいた講義内容となっています。