人間生活学部
児童学科
トピックス
恵まれた環境での実践的な学びの機会
全国屈指の歴史を誇る児童教育の専門学科です。
知識の習得と恵まれた実習環境で真の保育者・教育者を育成しています。
幼稚園・保育所・認定こども園や、小学校におけるボランティアやインターンシップなどの機会があることは、本学科の魅力のひとつです。 保育・教育現場での体験の積み重ねが、子どもたちのしあわせを考える豊かな人間性につながっていきます。また、大学での4年間の学びを見通して、一人ひとりの学生が、自分の可能性を最大限に発揮することができるように支援しています。ここでは、以下の2つの取り組みを紹介します。
「教員採用試験対策講座」では、教員採用試験での模擬授業や口頭試問に対応できる力を育みます。 本学の教職員が一体となり、「チーム清心」として全力で学びをサポートしています。学生同士で切磋琢磨し、保育者・教育者になるという大きな夢の実現に向けて進んでいきます。 「幼稚園等サポートプロジェクト」では、実際に保育現場に出向き、子どもたちとかかわりながら体験を通して学びます。 子どもたちとの時間を大切にしながら、保育・教育に対する理論的、実践的な理解を図っています。
「教員採用試験対策講座」教職課程センター主催
毎年、7月初旬から岡山県・岡山市をはじめ全国の各自治体の教員採用試験(1次試験)が始まります。本学の4年生も現役合格に向けて準備を進めていきます。教職課程センターでは、学生自身が課題を持って取り組むことができるように必要なタイミングで「対策講座」を開催しています。
特に「模擬授業+口頭試問」は、個人での取り組みを確認したり課題を見つけたりすることができるので、学生の要望が多いものです。模擬授業は、4人組で行うので、友達の授業を見て自分の構想とは異なる展開に気づいたり、板書の仕方や児童の指導について相談員の先生の助言をもらい新たな視点を持ったりすることができます。
この取り組みは、学科の先生と連携して取り組む「模擬授業+口頭試問」へと続いていくので、学生は授業力が向上していることを実感していくことができます。
インクルーシブな保育や教育を追究しよう 幼稚園等サポートプロジェクト
NDSUインクルーシブ教育研究センターと共同で取り組んでいる「幼稚園等サポートプロジェクト」は、希望する学生が、幼稚園やこども園に継続して出向き、苦戦している幼児やクラスに実際にかかわることを通して、個別の支援や豊かな保育の在り方を学ぶものです。
サポート実施後は、その様子をエピソードとして綴ります。また、月に1回のカンファレンスでは、リラックスした雰囲気の中で、学生の「エピソード語り」を参加者全員で聞き合います。そこで、4年生からのアドバイスや同級生、後輩からのコメント、発達臨床、幼児教育、インクルーシブを専門とするそれぞれのスタッフからのフィードバックを踏まえて、幅広い視点から保育に取り組める力をつけていきます。また、それぞれの体験を「自分自身のことば」で考え、表現する力もつけていける場となります。
実際の体験とその記録、表現と振り返りを繰り返し、多様な子どもたちと一緒に進める保育者、教育者を目指していっぽいっぽ進んでいます。
4年間の集大成を学内外に発表 音楽研究室 / 美術研究室
音楽研究室のクリスマスファミリーコンサート
音楽研究室が開催しているクリスマスファミリーコンサートには、毎年地域の皆さまも大勢お越しくださいます。学生は、音楽はもちろん、台本・衣装・大道具小道具を、教員の指導のもとで1年がかりで仕上げていきます。素敵な音楽を届けたいという一つの大きな思いの中で、学生は表現の技術だけではなく、企画・交渉力・実行力、人間関係構築力などの学びを深めています。
卒業研究では、声楽・ピアノ・論文に取り組みますが、クリスマスファミリーコンサートもその一環として、自分の専門分野を高めるとともに、子どもの音楽教育について考え、音楽の教養を深め、音楽の学び方を模索することにつながっています。
例年、多くの親子の皆様にご来場いただき、素晴らしい感動を味わうことができています。
美術研究室の卒業制作展
美術研究室絵画コースに所属する学生は、児童学科での勉学の締めくくりとして卒業制作に取り組みます。
卒業制作は基本的に習作です。一人一人が制作過程において絵に対してどのように向き合い、密度のある時間をすごしたか、そこにこそ制作する意味があります。学生たちは卒業前の一年間、限られたスペースと時間の中で様々な思いを持ちながら努力を重ねていきます。自画像(F15号)1点と自由課題(F80号)数点に、精一杯の気持ちをぶつけて卒業制作展に臨みます。