本学では、教育理念を達成するために、次のポリシーを定めています。
大学のポリシー
ディプロマ・ポリシー
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ノートルダム清心女子大学は、建学の精神に基づき、次の能力を修得した者に学位を授与する。
【知識・技能】
基本的な教養的知識、また建学の精神であるキリスト教精神に触れ、理解し、社会活動を通して自己の人格を高めようとする姿勢を有している。
【思考力・判断力・表現力等の能力】
基本的な理解力と論理的な思考力、関心のある事柄について自分の考えや判断を適切に表現できる力を有している。
【主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ力】
主体的に自らを高めることへの意欲を持ち、異なる意見や価値観をもつ多様な人々と協力して探究し、問題解決・社会貢献をしていこうとする姿勢を有している。
カリキュラム・ポリシー
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本学のディプロマ・ポリシーに基づき、主に全学共通科目においてリベラル・アーツの考え方を基盤とするカリキュラムを設けている。本学が掲げるリベラル・アーツとは、専門知識の準備段階として誰もが身に付けるべき一般的な知識・技能(一般教養)にとどまらず、高度な学術的専門知識に繋がり、かつ、多様な観点を統合して世界や人間に係る深い洞察を可能とする学びを意味する。これらを基盤として、学科ごとに専門分野における知識と能力を修得するための学科科目を配置する。そして学びの集大成として、卒業論文を作成する。本学では学士課程の全体を通して、こうした学びを、各自が追究することのできるカリキュラムを編成する。
アドミッション・ポリシー
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本学では、教育理念に共感し、国際化した社会のなかで自立した女性として実践的に活動することを目指し、そのための幅広い教養と高い専門性、柔軟な思考力と的確な判断力を身に付けようと希望する者の入学を願っている。さらに、自らの問題意識に基づいて探究を行い、自分の意見を正確に発信し、異なる意見も尊重しながら議論を進め、適切な判断を下す力も重要である。そのためには、入学以前から、興味・関心のある事柄について調べることを体験し、また論理的に考え、書き、話す力、すなわち論理的思考力とコミュニケーション能力を養っておくことが大切である。
学部のポリシーについて
文学部における人材育成の目的
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本学部は、本学のキリスト教精神に基づく教育理念を踏まえて、言語文化をはじめとする人間の文化的営為の研究を通して、人間について広くかつ深く洞察することを目指す。
当該学部は、次代を担う学生に対して、人間の文化的営為の考察結果を伝達することによって、人間を考察する豊かな知性と感性を備え、社会を背負って立つ卒業生を送り出すことに努める。
人間生活学部における人材育成の目的
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本学部は、本学のキリスト教精神に基づく教育理念を踏まえて、「人間生活」に関する科学的考察と「人間らしい生活」の実現を目指す価値的考察との学際的統合を研究・教授する。高度の専門的知識を持ちつつも、なお広い視野と思考の柔軟性を失うことなく、知識の背後にある人格価値を知り、かつ他者の人格価値に共感できる感受性豊かな人材を育成する。
全学共通科目のポリシーについて
大学院のポリシーについて
大学院のポリシーは、各研究科の専攻・コース毎に定めています。大学院のポリシー詳細はこちらをご覧ください。
英語英文学科(2021年度以降の入学生)
人材育成等の目的
本学のキリスト教精神に基づく教育理念を踏まえて、英語運用能力の向上とともに、英米文学、英語学・言語学及び国際コミュニケーションまた関連分野の学問を学修・研究し、さらに一般教養も身につける。それによって、自他双方の人生を豊かにする学生個々人の全人的人格形成をはかり、それを通して国内外において社会に貢献できる有為な人材を育成する。
ディプロマポリシー
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知識・技能
英語という言語、英語圏の文学、文化及び英語によるコミュニケーションについて客観的に理解し、英語を通した相互理解ができる語学的な知識と聞き、話し、読み、書くという英語の運用能力を有する。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
英米文学、英語、英語圏の文化やコミュニケーションの仕組みを理解し、それについての情報を分析する力や再構築するための論理的思考力、理解力を有する。英語で書かれた文献、文学作品の多数の実例に触れ、異なる価値観を持つ異文化を理解し、自分で考え、判断ができる能力を有する。英語圏を中心とした異文化を理解し、文化を超えた相互理解ができるための知識と表現力を持っている。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
異なった文化、社会、価値観に関心を持ち、それについての理解・知識を社会に活用し、自らの意志と判断をもとに国際社会へ貢献する意欲を持っている。
カリキュラムポリシー
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知識・技能
リベラル・アーツの精神に基づき、1・2年次は専門分野を決定する準備段階として、学科の履修科目を「基礎科目」と「専攻科目」の2つに分類し、前者によって、英語の運用能力、後者によって、英語圏の文学、文化、言語、コミュニケーションについての専門知識を修得し、これらを自ら活用する力を獲得できるようなカリキュラムを構成する。また、2年次には、「英米文学」「英語学・言語学」「国際コミュニケーション」の3つのコースの基礎となる科目群を自由に選択できるように配置する。そして3年次から専攻分野に分かれ、3つの履修コースのいずれかを専攻する学生に専門的知識をいっそう深化させることができる科目群を配置する。英語という言語、英語圏の文学、文化及び英語によるコミュニケーションを理解し、英語による相互理解ができる運用能力をはぐくむのに十分な科目群を配置する。(基礎科目群、学科専攻科目群など)
思考力・判断力・表現力等の能⼒
英米文学、英語という言語、英語圏のコミュニケーションの仕組みを理解し、それについての情報を分析し、再構築するための思考力を育成するために学科専攻科目を配置する。英語で書かれた文献、文学作品の多数の実例に触れ、異なる価値観を持つ異文化を理解し、自分で考える力を育成するために、講読、演習、研究などの学科専攻科目を配置する。英語圏を中心とした異文化を理解し、文化を超えた相互理解ができるための知識と表現力を育成するため、演習・研究等の少人数の学生による発表を伴う専攻科目群を配置する。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
異なった文化、社会、価値観に関心を持ち、それについての理解・知識を社会に活用し、自らの意志と判断をもとに国際社会へ貢献する意欲をはぐくむための科目を配置する。
アドミッションポリシー
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知識・技能
英語を中心として、高等学校卒業相当の知識を有している。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
広い視野に立って、物事を多面的かつ論理的に考察し、判断できる。また、自分の考えをわかりやすく表現し伝えることができる。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
英語圏の文学、文化、言語に強い関心を持ち、異なった文化、社会、価値観を持つ人々と自ら進んで関わり理解しようとする態度と、国際社会に貢献する意欲を有している。
⽇本語⽇本⽂学科(2021年度以降の入学生)
人材育成等の目的
「ことば」の様々な側面を、日本語を核とする日本文化全体の視野から見つめ直すことを目標とする。具体的には、日本語・日本文学や、書道・国語教育などの言語文化の研究を行なう。それらの研究を通して、問題意識を高め、資料を用いた論理的な方法によって課題探求をし、柔軟な思考力と判断力を養う。それによって、自らの内面と「ことば」を磨き、発信のできる人材の育成を目指す。
ディプロマポリシー
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知識・技能
学科専門科目の履修を通して、日本文学、日本語学、言語文化の知識と方法を修得するとともに、全学共通科目の履修を通して、幅広い教養と世界の言語・文学・文化についての多様な視点を身につける。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
日本文学分野・日本語学分野・言語文化分野に関する研究を通して、問題意識を高めることで問題発見力を養い、資料を用いた論理的な方法と思考によって課題探究をし、柔軟な思考力と判断力を身につけている。それを通して、人間を見つめる豊かな知性と感性の涵養のもとで、自らの内面と「ことば」を磨き、リテラシーと教養を基盤とした表現力を高め、発信することができる。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
日本文学分野・日本語学分野・言語文化分野を総合的に見渡すことのできる広い視野と、主体的に自らあるいは他者と協働して問題を発見し解決する力をもって、多様な社会や他者のために貢献する意欲がある。
カリキュラムポリシー
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知識・技能
古典籍を活用し歴史的文化への理解を深め、古典文学・近現代文学を素材として人間の思想や感情とその表現の理解を試みる(日本文学分野)。
現代のコミュニケーションのあり方を探究し、日本語のしくみについて考える(日本語学分野)。
言語による表現力を養うことを目指し、日本文学・日本語学の学びを応用して国語科・書道科教員としての実力を養成する(言語文化分野)。
日本文学分野・日本語学分野・言語文化分野に関する基本的な知識を総合的・体系的に修得し、幅広い専門的・教養的視野に立って、日本の言語・文学・文化を把握することができる。思考力・判断力・表現力等の能⼒
学科科目において、専門的なテーマに関する情報収集・読解・分析・発表・討論を行い、文学・語学の感性を磨くとともに、情報リテラシー、論理的思考力、問題発見力、問題解決力、表現力を高める。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
現代的な問題意識を持って日本の言語、文学、文化を総合的に見渡すことのできる広い視野を養う。専門テーマに関する情報収集・読解・分析・発表・討論を通して、主体的に自らあるいは他者と協働して問題を発見し解決する力を高める。
アドミッションポリシー
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知識・技能
国語を中心として、高等学校卒業相当の知識を有している。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
読解・分析・発表・討論を行うための日本語の確実な理解・表現能力と情報や知識を総合的に捉える論理的思考力を有している。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
多様な日本の文化や文学及び日本語に対して強い関心を持ち、その本質を深く探究しようとする意欲を持っている。主体的に自らの内面や思考力・表現力を高めることをめざし、他者と協働して多様な社会に貢献する意志を有している。
現代社会学科(2021年度以降の入学生)
人材育成等の目的
現代社会の諸現象が生起する仕組みを分析する社会学と、人間社会がここに至った過程を研究する歴史学を方法的支柱として、多方面から社会を考察する力を養う。社会学的方法と歴史学的方法をあわせ学ぶことで人間社会の過去と現在とにわたる幅広い視野を獲得すると同時に、履修コース制によっていずれかの学問領域について深く研鑚することを求め、社会に関する広汎な学識と専門性を兼ね備えた人材の育成を目指す。
ディプロマポリシー
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知識・技能
社会学と歴史学を中心に、関連学問領域も含め、基本的な知識を総合的・体系的に修得し、史資料・データを収集・分析する技能を獲得するとともに、さらに専門的な学修を通して、過去と現在の社会の成り立ちと仕組みを見通す視野をもつことができる。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
社会学と歴史学を中心とする総合的・専門的な知識・技能をもとにして、社会のさまざまな課題について、これまでの議論や知見を検討し、史資料・データの分析結果について深く、多角的に考察し、妥当性を判断した上で、その成果を、平易かつ客観的に、論理的な説得性をもって表現することができる。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
過去と現在の社会の成り立ちと仕組みを見通す視野と、史資料・データの分析を通して得られる力とを基盤にして、社会の諸課題に関心をもって向き合い、多様な人々と調査や議論を通して協働しつつ主体的に学ぶ態度を身につけ、また生涯にわたって社会に貢献する意欲をもつことができる。
カリキュラムポリシー
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知識・技能
学科の基礎科目(現代社会学基礎/社会史基礎、基礎演習、現代社会学基礎演習/社会史基礎演習)と専攻科目(現代社会学領域と社会史領域の各科目群)の履修を通じて、現代社会学、社会史の2つの分野の研究に必要な理論と方法、史資料・データを収集・分析する技能を修得する。また全学共通科目や他学科の学科科目、キリスト教文化研究所開講科目の履修を通して、幅広い教養及び過去と現在の社会に関する多様な知識を学ぶ。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
学科の基礎科目・専攻科目に段階的に配置された演習科目(基礎演習、現代社会学基礎演習/社会史基礎演習、現代社会学演習/社会史演習、卒業論文)の履修を通じて、基本的かつ専門的テーマに関する情報収集、分析、発表、討論、レポートの作成を行い、社会についての多角的・論理的な思考力と判断力を育み、説得性のある表現力を高める。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
学科の専攻科目に配置された特講科目、演習科目、卒業論文を通じて、現在と過去の社会の諸問題に関心をもって意欲的に向き合い、多様な人々と協働しつつ主体的に学ぶ態度を身につけるとともに、社会の成り立ちと仕組みを見通す専門的視野を身につける。
アドミッションポリシー
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知識・技能
基本的な国語力や英語力、公民や地理歴史の基本的な知識をしっかり身につけている。とくに現代社会に生起しているさまざまな事象や問題、及び世界や日本の歴史について、高等学校における幅広い学習に基づいた知識と技能を持っている。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
現代及び過去の社会におけるさまざまな問題や課題について、高等学校における幅広い学習に基づいた基本的な知識の上に、自分で考え判断したことを、口頭や文章で伝える表現力を持っている。読書や新聞を読む習慣を身につけ、語彙力や文章力を培っている。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
現代及び過去の社会に対する知的探究の意欲や関心を培い、また、多様な人々と協働して学ぶ態度を持っている。人間の活動全般に関心をもち、社会参加・社会貢献への意欲を有している。
人間生活学科(2021年度以降の入学生)
人材育成等の目的
本学の教育理念であるキリスト教精神に基づいたリベラル・アーツ・カレッジとしての位置づけを踏まえ、「人間中心の生活学」を総合的な視点から教授研究することを学科の目的とする。人間・福祉、経営・経済、生活・環境といった広い分野の有機的連携のもとに、人間性に満ちた、幅広い教養を持ちつつ、専門性を併せ持った人材の育成を目指す。
ディプロマポリシー
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知識・技能
人間・福祉、経営・経済、生活・環境の各分野の学びを通じ、人間性に満ちた、幅広い教養を持ちつつ、課題に対する専門的な分析を行うために必要な知識と技能を有している。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
人間の生活を多方面から学ぶことにより、多角的に物事を捉えることのできる視野の広さを備え、社会の変化に柔軟に対応できる思考力を持っている。幅広い知識と専門性を有機的に連携させ、人間生活に関わるさまざまな課題に関する情報を的確に分析・統合し、総合的に判断できる力を持っている。課題研究を通じて専門的な視点から考察し、それを口頭及び文章の形で他者に論理的に伝える力を持っている。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
社会人としての礼節とともに、他者への共感や奉仕の精神など、キリスト教的情操を身に付けている。それを基盤に、人と人との関わり、人とモノとの関わりを学ぶことに主体的・積極的に取り組み、人間としての生き方を深く考えようという意欲を有している。知識の背後にある人間性を尊重し、他者の人格価値に共感できる感受性を身につけ、それを実践の場で活用できる。
カリキュラムポリシー
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知識・技能
人間性に満ちた、幅広い教養と高い専門性を両立させるための知識と実践力をはぐくむため、学問の基礎を学ぶ「基礎科目」、学科の基盤となる科目及び演習・論文作成で構成する「共通科目」、専門分野を学ぶ「専攻科目」を設ける。
「専攻科目」は人間関係学や福祉学など、人間に関する研究を行う「人間福祉学履修コース」と、経営学や経済学など、社会の構造に関わる研究を行う「経営経済学履修コース」、家政学、環境学など生活のあり方を研究する「生活環境学履修コース」という3 つのコースにより構成する。
これにより、人間生活学科が重視する「人間・福祉、経営・経済、生活・環境」分野の科目群を幅広く配置することを可能としている。思考力・判断力・表現力等の能⼒
人間の生活を多方面から学ぶため、1年次の演習で論理的な思考力を培い、2年次後半からは教員が運営するいずれかのゼミに所属し課題研究・実践研究に取り組む準備を始める。これを通じて専門性を深めるとともに、幅広い知識を有機的に連携させる力を養う。3年次からは、自らが選定したテーマに関する研究指導を受ける。このように研究関心を段階的に絞っていくことが可能なようにカリキュラムを構成している。テーマ研究を通じて卒業論文の作成、審査会での報告等を行い、学生の思考力、判断力、表現力を総合的に高める。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
人と人との関わり、人とモノとの関わりを学び、人間としての生き方を深く考える機会を十分に得られるよう、基礎・共通・専攻各科目を配置する。学んだ知識の背後にある人間性を尊重し、他者の人格価値に共感できる感受性を身につけるため、人と暮らしを見つめるという基本方針のもとで構成されたカリキュラムを設ける。その上で福祉団体での実習、教育実習、地域連携・共同研究活動など、様々な人々との協働の機会を提供する。
アドミッションポリシー
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知識・技能
国語、外国語その他高等学校で学ぶ教科について、高等学校卒業相当の知識・技能を有している。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
人間生活の事象に潜む様々な問題や課題について、高等学校における幅広い学習に基づいた基本的な知識の上に、自分で考え判断したことを、口頭や文章で伝える表現力をもっている。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
生活を取り巻く多様なモノとの関わりから、人間としての生き方を考えることに強い関心を持ち、主体的に考え、学ぶ意欲を持つとともに、他者の意見や価値観を尊重し、相互理解に努める態度を有している。
児童学科(2021年度以降の入学生)
人材育成等の目的
学科の英文名称、Department of Child Welfareの示すように、子どもたちの幸福(welfare)に資するよう、心理、医学、福祉、教育、文化、芸術等の領域から多角的な視野で子どもを理解し、子どもの成長・発達を援助できる人材の育成を目的とする。併せて、自ら考え、主体的・自発的に行動し、高いコミュニケーション能力を備えた人材の養成も目的である。このような専門性と豊かな人間性を備えたうえで、幼稚園、小学校、特別支援学校の教員免許及び保育士資格等の取得を通して、社会の要請に応え、地域に貢献する。
ディプロマポリシー
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知識・技能
児童学の6つの領域(心理学、特別支援教育・児童福祉学、文化学、教育学、音楽、美術)の基礎的知識を習得し、そのうえで自ら選択した領域についての専門的探求を深めている。また、こうした理論的・実践的理解に基づき、人生の出発点にある子どもを教え育む者にふさわしい知識と技能を身につけている。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
資料や情報を収集し、批判的に読み解くことによって、また子どもと関わる実践において状況を多面的に理解することによって、新たな理解を生み出す思考力をもっている。こうした探求を遂行するための論理的思考力、実践的判断力と、その成果を他者に伝えていく表現力を身につけている。また、自らの理解や実践を振り返り、現実を改善していこうとする省察的な思考力を身につけている。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
児童学において自らのテーマを探求することを通して、生涯にわたる知的・実践的探求を進めていくための基本的な学ぶ姿勢を育んでいる。児童学の学びや子どもと出会う体験を通して、現代の教育現場における様々な課題を理解し探求していこうすることができる。また、ディスカッションを通して、主体的に学び、他者との対話の中で理解を深めていくことができる。子どもに対して共感と敬意をもち、人間の多様なあり方を尊重しながら、自ら学びを深めたり、共に学び育ち合ったりすることのできる態度をもっている。
カリキュラムポリシー
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知識・技能
1年次必修の「基礎科目」においては、児童学の6つの領域(心理学、特別支援教育・児童福祉学、文化学、教育学、音楽、美術)について学ぶ。また、「総合演習」の少人数グループにおいて、研究・調査方法の基礎を学び、プレゼンテーションやディスカッションに主体的に取り組む中で学び方を修得する。1.2年次では、学生自身の関心に基づいて自らの研究テーマを見出せるよう、6つの領域の講義を幅広く学ぶことで、それらの基礎的な知識を身につける。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
3年次以降は、「児童学演習」を中心に様々な科目を通して、自ら主体的に資料や情報を収集し、少人数でのディスカッションを通してテーマを探求する。また、6つの領域から1つを選択し、各研究室のゼミに所属する。「児童学演習」及び「卒業論文(卒業研究)」を通して、当該領域における専門的な研究方法と実践方法を修得する。4年次の終わりには卒業論文(または制作、演奏)を完成させ、発表する。これらの探求を通して、思考力・判断力・表現力等の能力を身につける。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
上記のような講義や演習、少人数でのディスカッション等に加えて、本学科では1年次より、附属小学校・幼稚園でのボランティア実習をはじめ、通常の講義の枠組みを超えた体験の機会を用意している。2年次以降には、教職・保育職にかかわる実習(「初等教育実習」「特別支援教育実習」「保育実習」等)により、教員・保育士に求められる実践知を修得する。実習を通して子どもの実際の姿に触れて学ぶことは、児童学に関する他の科目を学ぶうえでも有機的に生かされる。これらを通して体験的な学びを支援することで、子どもへの理論的・実践的な理解を図り、より深く学ぶ姿勢を育む。他者とかかわり、協働しながら探求を深める体験を重ねることで、主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度を修得する。
アドミッションポリシー
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知識・技能
子どもという存在を理解し、また、子どもの成長に貢献できるようにするためには、幅広い知識と教養が必要である。高等学校等での学習に幅広く関心をもって取り組んでいること。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
子どもと子どもを取り巻く様々な社会現象に興味をもち、多面的な視点から深め、自分の考えを分かりやすく伝える表現力をもっていること。また、高等学校等での学習を通して、問題を解決するための思考力や判断力をもっていること。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
自ら主体的に考え、学ぶ意欲をもつとともに、他者の意見や価値観を尊重し、相互理解に努める態度をもっていること。
食品栄養学科(2021年度以降の入学生)
人材育成等の目的
生活習慣病をはじめとする疾病の予防や治療、あるいは児童・生徒の栄養管理や栄養教育の推進に資する管理栄養士及び栄養教諭の養成を教育上の目的とする。食に関する高度な専門知識や技術はもとより、自らの専門分野をさまざまな角度から見つめ、「人間の栄養学」を真に理解することのできる高い知性と教養を培う。キリスト教的価値観と全人的人間形成を基盤に、人間性を備えた総合力のある管理栄養士や栄養教諭の育成を目指す。
ディプロマポリシー
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知識・技能
生活習慣病をはじめとする疾病の予防や治療、あるいは児童・生徒の栄養管理や栄養教育の推進に資することのできる管理栄養士及び栄養教諭としての知識と技能を身につけている。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
自らの考え方に基づき、蓄えた知識や技能を、医療や教育の現場において適切に発揮するための、思考力・判断力・表現力等の能力を有している。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
栄養の専門家として、高い倫理観をもち、人々の健康の保持増進に貢献する関心・意欲を有している。そのために、日進月歩である栄養学・医学の分野において、主体性を持って多様な人々と協働して学び、常に自己研鑽を継続する態度を身につけている。
カリキュラムポリシー
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知識・技能
はじめに、学科科目を理解するための基礎知識の修得を図る。その後、管理栄養士として必須である、食品と調理、社会・環境と健康、人体と疾病、栄養などに関する専門知識・技能を修得する。さらに、保健・医療・福祉の現場で使える実践力・応用力を身につける。また、児童・生徒の食生活と健康を守るために必要な栄養教諭としての知識と技能を修得する。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
栄養のスペシャリストとして保健・医療・福祉や学校現場で活躍するためには、現場のニーズを読み取る深い思考力、幅広い知識を背景とした的確な判断力、そして、判断したことを実行するための力強い表現力等の能力が必要である。そのために、実験や実習を少人数のグループで実施し、思考力・判断力を高めるとともに、双方向性の授業形態により、学生の表現力を身につけるためのカリキュラムを組んでいる。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
さまざまな方面で管理栄養士として活躍するためには、将来の方向性を定め、自らの社会的役割を理解する必要がある。本学科では、入学直後に専攻科目として管理栄養士論を設け、「管理栄養士とは何か、どうあるべきか」について学生一人ひとりに問いかけている。このプロセスを経て、自ら関心を持った事柄に対して、主体性・多様性・協働性を持って意欲的かつ積極的な態度で、勉学に励むことができる。
アドミッションポリシー
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知識・技能
栄養学の基礎となる化学や生物学などの基礎学力とともに、情報収集やコミュニケーションのために必要な高等学校卒業相当の国語力および英語力を身につけている。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
栄養学は、人々の健康と食を結ぶ自然科学であり、人文科学である。食に関する膨大な情報の中から必要とされる要素を抽出し、体系化できる思考力・判断力、さらにそれを人々に伝えるための表現力が必要である。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
食を通して人々の健康に奉仕し、疾病の予防と回復を促すのが管理栄養士の職務である。本学科では、人間や栄養に関する生命科学に興味を持ち、多様な人々と協働しながら、人間と関わり、人間を理解しようとする主体的な気持ちを持った学生の入学を期待している。
入学者受入方針(アドミッションポリシー)にもとづいた入試科目について
どの入試の試験科目も、リベラル・アーツ・カレッジである本学で学ぶうえで、高校で身につけた幅広い基礎学力や、柔軟な知性と感性、そして本学で学ぶ意欲や関心の高さを、はかるためのものです。
入試区分・入試科目
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一般選抜
3教科型または2教科型。3教科型の入試科目は、全学科、国語・外国語・選択科目(化学基礎、生物基礎、数学I・数学A)です。
2教科型の入試科目は、国語・外国語・選択科目(日本史B、世界史B、地理B、化学基礎、生物基礎、数学Ⅰ・数学A)から2科目選択です。ただし、英語英文学科に出願する場合は、外国語が必須、日本語日本文学科に出願する場合は国語と外国語が必須になります(何れも第2志望学科での出願を含む)。共通テスト利用選抜
5教科型または2教科型。2教科型は前期と後期があります。5教科型・2教科型ともに、学科の指定する教科の科目の点数で選考します。他の日程とくらべて、学科の基礎となる力を確認する入試となっています。
学校推薦型選抜 併願
学校の指定はない公募制の選抜で、いずれの学校からも出願可能です(成績基準の要件はあります)。筆記試験は、国語・英語の2科目制です。
総合型選抜 専願 口頭型/専願 筆記型/併願
総合型選抜 専願 口頭型及び併願は、日本語日本文学科を除く5学科、専願 筆記型は全6学科で実施します。
総合型選抜の筆記試験は、「学科適性検査(基礎学力問題を含む)」です。
上記の各学科アドミッション・ポリシーに基づき、一般選抜よりも幅広い観点から受験者の意欲・能力を評価していますが、高校の教科の学習については、一般選抜に相当する科目を、広く学んでいることが前提となっています。
学修成果の評価の方針(アセスメントポリシー)について
ノートルダム清心女子大学では、教育の質保証と改善を恒常的に実施することを目標として、ディプロマポリシー、カリキュラムポリシー、アドミッションポリシーの3つのポリシーに基づき、学生の学修成果を評価することを定める。
学修成果の評価は、学生の入学時から卒業時を視野に入れ、機関(大学)レベル・教育課程(学科・開講主体)レベル・授業科目レベルの3段階で、下表に示す評価指標を用いて行うこととする。
学修成果の評価方法
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1.機関(大学)レベル
学生の就職進路の状況(就職率・進学率・資格取得状況等)や、各種アンケートの状況から、学修成果の達成状況を評価する。
2.教育課程(学科・開講主体)レベル
学部・学科の教育課程における卒業要件達成状況(単位修得状況・GPA)、資格・免許取得状況、各種学生アンケートの状況、TOEICテスト等から、教育課程全体を通した学修成果の達成状況を評価する。
3.授業科目レベル
シラバスで示された授業科目の到達目標に対する成績評価、および授業評価アンケート等の結果から、授業科目ごとの学修成果の達成状況を評価する。
(ただし、現行の授業評価アンケート運用では対応できないので、アンケート項目や実施方法の見直しが必要となる。)
■主な評価指標
入学前・入学直後 | 在学中 | 卒業時・卒業後 | |
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機関(大学)レベル | 入学試験 入学時アンケート(オリエンテーション時) |
学びの実態調査 留年率 休学率 退学率・除籍率 授業評価アンケート 年度GPAの分布状況 |
学位授与数 就職率・進学率 教員採用試験合格率 卒業時アンケート |
教育課程 (学科・開講主体) レベル |
入学試験 入学前教育プログラム取組状況 TOEIC Bridge テスト |
学びの実態調査 留年率 休学率 退学率・除籍率 授業評価アンケート GPA一覧表 年度GPAの分布状況 卒業論文 TOEIC Bridge テスト TOEICリスニング&リーディングテスト 初年次教育 |
国家試験合格率 (社会福祉士国家試験合格率) (管理栄養士国家試験合格率) 教員採用試験合格率 就職率・進学率 |
授業科目レベル | TOEIC Bridge テスト | 成績評価 授業評価アンケート |
2020年度以前の入学生のポリシーはこちら
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教育研究上の目的
本学のキリスト教精神に基づく教育理念を踏まえて、英語運用能力の向上とともに、英米文学、英語学・言語学及び国際コミュニケーションまた関連分野の学問を学修・研究し、さらに一般教養も身につける。それによって、自他双方の人生を豊かにする学生個々人の全人的人格形成をはかり、それを通して国内外において社会に貢献できる有為な人材を育成する。
ディプロマポリシー
知識・技能
英語という言語、英語圏の文学、文化及び英語によるコミュニケーションについて客観的に理解し、英語を通した相互理解ができる語学的な知識と聞き、話し、読み、書くという英語の運用能力を有する。
思考力・判断力・表現力
英米文学、英語、英語圏の文化やコミュニケーションの仕組みを理解し、それについての情報を分析する力や再構築するための論理的思考力、理解力を有する。英語で書かれた文献、文学作品の多数の実例に触れ、異なる価値観を持つ異文化を理解し、自分で考え、判断ができる能力を有する。英語圏を中心とした異文化を理解し、文化を超えた相互理解ができるための知識と表現力を持っている。
関心・意欲・態度
異なった文化、社会、価値観に関心を持ち、それについての理解・知識を社会に活用し、貢献する意欲を持っている。
カリキュラムポリシー
知識・技能
リベラル・アーツの精神に基づき、1・2年次は専門分野を決定する準備段階として、学科の履修科目を「基礎科目」と「専攻科目」の2つに分類し、前者によって、英語の運用能力、後者によって、英語圏の文学、文化、言語、コミュニケーションについての専門知識を修得し、これらを自ら活用する力を獲得できるようなカリキュラムを構成する。また、2年次には、「英米文学」「英語学・言語学」「国際コミュニケーション」の3つのコースの基礎となる科目群を自由に選択できるように配置する。そして3年次から専攻分野に分かれ、3つの履修コースのいずれかを専攻する学生に専門的知識をいっそう深化させることができる科目群を配置する。英語という言語、英語圏の文学、文化及び英語によるコミュニケーションを理解し、英語による相互理解ができる運用能力をはぐくむのに十分な科目群を配置する。(基礎科目群、学科専攻科目群など)
思考力・判断力・表現力
英米文学、英語という言語、英語圏のコミュニケーションの仕組みを理解し、それについての情報を分析し、再構築するための思考力を育成するために学科専攻科目を配置する。英語で書かれた文献、文学作品の多数の実例に触れ、異なる価値観を持つ異文化を理解し、自分で考える力を育成するために、講読、演習、研究などの学科専攻科目を配置する。英語圏を中心とした異文化を理解し、文化を超えた相互理解ができるための知識と表現力を育成するため、演習・研究等の少人数の学生による発表を伴う専攻科目群を配置する。
関心・意欲・態度
異なった文化、社会、価値観に関心を持ち、それについての理解・知識を社会に活用し、貢献する意欲をはぐくむための科目を配置する。
アドミッションポリシー
知識・技能
英語を中心として、高等学校卒業相当の知識を有している。
思考力・判断力・表現力
広い視野に立って、物事を多面的かつ論理的に考察し、判断できる。また、自分の考えをわかりやすく表現し伝えることができる。
関心・意欲・態度
英語圏の文学、文化、言語に強い関心を持ち、異なった文化、社会、価値観を持つ人々を理解しようとする態度と国際社会に貢献する意欲を有している。
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教育研究上の目的
「ことば」の様々な側面を、日本語を核とする日本文化全体の視野から見つめ直すことを目標とする。具体的には、日本語・日本文学や、書道・国語教育などの言語文化の研究を行なう。それらの研究を通して、問題意識を高め、資料を用いた論理的な方法によって課題探求をし、柔軟な思考力と判断力を養う。それによって、自らの内面と「ことば」を磨き、発信のできる人材の育成を目指す。
ディプロマポリシー
知識・技能
学科専門科目の履修を通して、日本文学、日本語学、言語文化の知識と方法を修得するとともに、全学共通科目の履修を通して、幅広い教養と世界の言語・文学・文化についての多様な視点を身につける。
思考力・判断力・表現力
日本文学分野・日本語学分野・言語文化分野に関する研究を通して、問題意識を高めることで問題発見力を養い、資料を用いた論理的な方法と思考によって課題探究をし、柔軟な思考力と判断力を身につけている。それを通して、人間を見つめる豊かな知性と感性の涵養のもとで、自らの内面と「ことば」を磨き、リテラシーと教養を基盤とした表現力を高め、発信することができる。
関心・意欲・態度
日本文学分野・日本語学分野・言語文化分野を総合的に見渡すことのできる広い視野と、自らあるいは他者と協働して問題を発見し解決する力をもって、積極的に社会や他者のために貢献する意欲がある。
カリキュラムポリシー
知識・技能
古典籍を活用し歴史的文化への理解を深め、古典文学・近現代文学を素材として人間の思想や感情とその表現の理解を試みる(日本文学分野)。
現代のコミュニケーションのあり方を探究し、日本語のしくみについて考える(日本語学分野)。
言語による表現力を養うことを目指し、日本文学・日本語学の学びを応用して国語科・書道科教員としての実力を養成する(言語文化分野)。
日本文学分野・日本語学分野・言語文化分野に関する基本的な知識を総合的・体系的に修得し、幅広い専門的・教養的視野に立って、日本の言語・文学・文化を把握することができる。思考力・判断力・表現力
学科科目において、専門的なテーマに関する情報収集・読解・分析・発表・討論を行い、文学・語学の感性を磨くとともに、情報リテラシー、論理的思考力、問題発見力、問題解決力、表現力を高める。
関心・意欲・態度
現代的な問題意識を持って日本の言語、文学、文化を総合的に見渡すことのできる広い視野を養う。専門テーマに関する情報収集・読解・分析・発表・討論を通して、自らあるいは他者と協働して問題を発見し解決する力を高める。
アドミッションポリシー
知識・技能
国語を中心として、高等学校卒業相当の知識を有している。
思考力・判断力・表現力
読解・分析・発表・討論を行うための日本語の確実な理解・表現能力と情報や知識を総合的に捉える論理的思考力を有している。
関心・意欲・態度
多様な日本の文化や文学及び日本語に対して強い関心を持ち、その本質を深く探究しようとする意欲を持っている。自らの内面や思考力・表現力を高めることをめざし、他者と協働して積極的に社会に貢献する意志を有している。
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教育研究上の目的
現代社会の諸現象が生起する仕組みを分析する社会学と、人間社会がここに至った過程を研究する歴史学を方法的支柱として、多方面から社会について考察する。また社会学的方法と歴史学的方法をあわせ学ぶことで人間社会の過去と現在とにわたる幅広い視野を獲得すると同時に、履修コース制によっていずれかの学問領域について深く研鑽することを求め、社会に関する広範な学識と専門性を兼ね備えた人材の育成を目指す。
ディプロマポリシー
知識・技能
社会学と歴史学を中心に、関連学問領域も含め、基本的な知識を総合的・体系的に修得し、史資料・データを収集・分析する技能を獲得するとともに、さらに専門的な学修を通して、過去と現在の社会の成り立ちと仕組みを見通す視野をもつことができる。
思考力・判断力・表現力
社会学と歴史学を中心とする総合的・専門的な知識・技能をもとにして、社会のさまざまな課題について、これまでの議論や知見を検討し、史資料・データの分析結果について深く、多角的に考察し、妥当性を判断した上で、その成果を、平易かつ客観的に、論理的な説得性をもって表現することができる。
関心・意欲・態度
過去と現在の社会の成り立ちと仕組みを見通す視野と、史資料・データの分析を通して得られる力とを基盤にして、社会の諸課題に関心をもって向き合い、多様な人々と調査や議論を通して協働しつつ主体的に学ぶ態度を身につけ、また生涯にわたって社会に貢献する意欲をもつことができる。
カリキュラムポリシー
知識・技能
学科の基礎科目(現代社会学基礎/社会史基礎、基礎演習、現代社会学基礎演習/社会史基礎演習)と専攻科目(現代社会学領域と社会史領域の各科目群)の履修を通じて、現代社会学、社会史の2つの分野の研究に必要な理論と方法、史資料・データを収集・分析する技能を修得する。また全学共通科目や他学科の学科科目、キリスト教文化研究所開講科目の履修を通して、幅広い教養及び過去と現在の社会に関する多様な知識を学ぶ。
思考力・判断力・表現力
学科の基礎科目・専攻科目に段階的に配置された演習科目(基礎演習、現代社会学基礎演習/社会史基礎演習、現代社会学演習/社会史演習、卒業論文)の履修を通じて、基本的かつ専門的テーマに関する情報収集、分析、発表、討論、レポートの作成を行い、社会についての多角的・論理的な思考力と判断力を育み、説得性のある表現力を高める。
関心・意欲・態度
学科の専攻科目に配置された特講科目、演習科目、卒業論文を通じて、現在と過去の社会の諸問題に関心をもって意欲的に向き合い、多様な人々と協働しつつ主体的に学ぶ態度を身につけるとともに、社会の成り立ちと仕組みを見通す専門的視野を身につける。
アドミッションポリシー
知識・技能
基本的な国語力や英語力、公民や地理歴史の基本的な知識をしっかり身につけている。とくに現代社会に生起しているさまざまな事象や問題、及び世界や日本の歴史について、高等学校における幅広い学習に基づいた知識と技能を持っている。
思考力・判断力・表現力
現代及び過去の社会におけるさまざまな問題や課題について、高等学校における幅広い学習に基づいた基本的な知識の上に、自分で考え判断したことを、口頭や文章で伝える表現力を持っている。読書や新聞を読む習慣を身につけ、語彙力や文章力を培っている。
関心・意欲・態度
現代及び過去の社会に対する知的探究の意欲や関心を培い、また、多様な人々と協働して学ぶ態度を持っている。積極的に人間の活動全般に関心をもち、自分にできる社会参加の体験をすることも有用である。
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教育研究上の目的
本学の教育理念であるキリスト教精神に基づいたリベラル・アーツ・カレッジとしての位置づけを踏まえ、「人間中心の生活学」を総合的な視点から研究・教授し、社会の要請に応える人材を育成することを目的とする。そのため、本学科では、人間・福祉・生活・経営・環境といった広い分野の有機的連携のもとに、人間性に満ちた、幅広い教養を持つジェネラリストの養成を目指す。
ディプロマポリシー
知識・技能
人間・福祉・生活・経営・環境の各分野の学びを通じ、人間性に満ちた、幅広い教養を持つジェネラリストとしての総合的な知識と社会の要請に応える実践力を有している。
思考力・判断力・表現力
人間の生活を多方面から学ぶことにより、多角的に物事を捉えることのできる視野の広さを備え、社会の変化に柔軟に対応できる思考力を持っている。幅広い知識を有機的に連携させ、人間生活に関わるさまざまな課題に関する情報を的確に分析・統合し、総合的に判断できる力を持っている。課題研究を通じて独自の視点から考察し、それを口頭及び文章の形で他者に論理的に伝える力を持っている。
関心・意欲・態度
社会人としての礼節とともに、他者への共感や奉仕の精神など、キリスト教的情操を身につけている。人と人との関わり、人とモノとの関わりを学ぶことを通して、人間としての生き方を深く考えようという意欲を有している。知識の背後にある人格価値を知り、他者の人格価値に共感できる感受性を身につけている。
カリキュラムポリシー
知識・技能
人間性に満ちた、幅広い教養を持つジェネラリストとしての総合的な知識と実践力をはぐくむため、学問の基礎を学ぶ「基礎科目」、演習・論文作成を中心とする「共通科目」、専門分野を学ぶ「専攻科目」を設ける。
「専攻科目」は倫理学や福祉学など、人間に関する幅広い考察を行う「人間・福祉学コース」と、経営学、環境学、文化学など生活のあり方を総合的に考察する「生活・文化学コース」という2つのコースにより構成する。
これにより、人間生活学科が重視する「人間・福祉・生活・経営・環境」分野の科目群を幅広く配置することを可能としている。思考力・判断力・表現力
人間の生活を多方面から学ぶため、上記2つのコースの中に、人間関係学研究室、社会福祉学研究室、経営経済学研究室、生活環境学研究室、生活文化学研究室の5つの研究室を設ける。1年次から少人数制の演習で論理的な思考力を培い、2年次後半からは5つの研究室のいずれかに所属し課題研究に取り組む。これを通じて専門性を深めるとともに、幅広い知識を有機的に連携させる力を養う。3年次からは少人数のゼミに分かれ、自らが選定したテーマに関する研究指導を受ける。このように研究関心を段階的に絞っていくことが可能なようにカリキュラムを構成している。課題研究を通じて卒業論文の作成、審査会での報告等を行い、思考力、判断力、表現力を総合的に高める。
関心・意欲・態度
人と人との関わり、人とモノとの関わりを学び、人間としての生き方を深く考える機会を十分に得られるよう、基礎・共通・専攻各科目を配置する。人と暮らしを見つめるという基本方針のもとで構成されたカリキュラムを通じ、学んだ知識の背後にある人格価値を知り、他者の人格価値に共感できる感受性を身につける。
アドミッションポリシー
知識・技能
国語、外国語、その他高等学校で学ぶ教科について、幅広く取り組み内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有している。
思考力・判断力・表現力
人間の生活を多方面から学ぶための読解・分析・発表・討論を行う高い理解・表現能力と、情報や知識を総合的に捉える論理的思考力を有している。
関心・意欲・態度
人と人との関わり、人とモノとの関わりを学ぶことを通して、人間としての生き方を深く考えることに強い関心を持ち、幅広い学問分野について他者と協働して積極的に学ぼうとする知的好奇心と強い意欲を有している。
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教育研究上の目的
学科の英文名称、Department of Child Welfareの示すように、子どもたちの幸福(welfare)に資するよう、心理、医学、福祉、教育、文化、芸術等の領域から多角的な視野で子どもを理解し、子どもの成長・発達を援助できる人材の育成を目的とする。あわせて、みずから考え、主体的・自発的に行動し、高いコミュニケーション能力を備えた人材の養成も目的である。このような専門性と豊かな人間性を備えたうえで、幼稚園、小学校、特別支援学校の教員免許及び保育士資格等の取得を通して、社会の要請に応え、地域に貢献する。
ディプロマポリシー
知識・技能
児童学の6つの領域(心理学、特別支援教育・児童福祉学、文化学、教育学、音楽、美術)の基礎的知識を修得し、その上で自ら選択した領域についての専門的探究を深めている。また、こうした理論的・実践的な理解に基づき、人生の出発点にある子どもたちを教え育む者にふさわしい知識と技能を身につけている。
思考力・判断力・表現力
資料や情報を収集し、批判的に読み解くことによって、また子どもとかかわる実践においても状況を多面的に把握することによって、新たな理解を生み出す思考力をもっている。こうした探究を遂行するための論理的思考力、実践的判断力と、その成果を他者に伝えることのできる表現力を身につけている。また、自らの理解や実践を振り返り、現実を改善していこうとする省察的な思考力を身につけている。
関心・意欲・態度
児童学において自らのテーマを探究することを通じて、生涯にわたる知的・実践的探究を進めていくための基本的態度をもっている。児童学の学びや子どもと出会う体験を通して、現代の教育現場におけるさまざまな課題を理解し解決していこうとする態度をもっている。また、ディスカッションを通して、主体的に学び、他者との対話の中で理解を深めていく態度をもっている。子ども達への共感と敬意を持ち、人間の多様なあり方を尊重しながら、ともに学び育ちあうことのできる態度をもっている。
カリキュラムポリシー
知識・技能
1年次必修の「基礎科目」においては、児童学の6つの領域(心理学、特別支援教育・児童福祉学、文化学、教育学、音楽、美術)について学ぶ。また、「総合演習」の少人数教育のグループにおいて、研究・調査方法の基礎を学び、プレゼンテーションやディスカッションに主体的に取り組む。1・2年次では、学生自身の関心に基づいて自らの研究テーマを見出せるよう、6つの領域の講義を幅広く学ぶことで、それらの基礎的な知識を身につける。
思考力・判断力・表現力
3年次以降は、「児童学演習」を中心に、さまざまな科目を通して、自ら主体的に資料や情報を収集し、少人数でのディスカッションを通してテーマを探究する。また、6つの領域から一つを選択し、各研究室のゼミに所属する。「児童学演習」及び「卒業論文」(卒業研究)を通して、当該領域における専門的な研究方法と実践方法を修得する。4年次の終わりには卒業論文(または制作・演奏)を完成させ、発表する。これらの探究を通して、思考力・判断力・表現力等の能力を身につける。
関心・意欲・態度
上記のような講義や演習、少人数でのディスカッション等に加えて、本学科では1年次より、附属小学校・幼稚園でのボランティア実習をはじめ、通常の講義の枠組みを超えた体験の機会を用意している。2年次以降には、教職・保育職にかかわる実習(「初等教育実習」「特別支援教育実習」「保育実習」等)により、教員・保育士に求められる実践知を修得する。実習を通して子どもの実際の姿に触れて学ぶことは、児童学に関する他の科目を学ぶ上でも有機的に生かされる。これらを通して体験的な学びを支援することで、子どもへの理論的・実践的な理解を図る。他者とかかわり、協働しながら探究を深める体験を重ねることで、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を修得する。
アドミッションポリシー
知識・技能
子どもという存在を理解し、また子どもの成長に貢献するうえでは、幅広い知識と教養が必要である。高等学校等での学習に幅広く関心を持って取り組んでいることを求める。
思考力・判断力・表現力
子どもと、子どもを取り巻くさまざまな社会現象に関心をもち、多面的な視点から思考を深め、自分の考えを他者にわかりやすく伝える表現力をもつ方を求める。また、高等学校等での学習を通して、問題を解決するための思考力、判断力を養っていることを求める。
関心・意欲・態度
自ら主体的に考え、学ぶ意欲をもつとともに、他者の意見や価値観を尊重し、相互理解に努める態度をもつ方を求める。
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教育研究上の目的
生活習慣病をはじめとする疾病の予防や治療、あるいは児童・生徒の栄養管理や栄養教育の推進に資する管理栄養士及び栄養教諭の養成を教育上の目的とする。食に関する高度な専門知識や技術はもとより、自らの専門分野をさまざまな角度から見つめ、「人間の栄養学」を真に理解することのできる高い知性と教養を培う。キリスト教的価値観と全人的人間形成を基盤に、人間性を備えた総合力のある管理栄養士や栄養教諭の育成を目指す。
ディプロマポリシー
知識・技能
生活習慣病をはじめとする疾病の予防や治療、あるいは児童・生徒の栄養管理や栄養教育の推進に資することのできる管理栄養士及び栄養教諭としての知識と技能を身につけている。
思考力・判断力・表現力
自らの考え方に基づき、蓄えた知識や技能を、医療や教育の現場において適切に発揮するための、思考力・判断力・表現力を有している。
関心・意欲・態度
栄養の専門家として、高い倫理観をもち、人々の健康の保持増進に貢献する関心・意欲を有している。そのために、日進月歩である栄養学・医学の分野において、常に自己研鑽を継続する態度を身につけている。
カリキュラムポリシー
知識・技能
はじめに、学科科目を理解するための基礎知識の修得を図る。その後、管理栄養士として必須である、食品と調理、社会・環境と健康、人体と疾病、栄養などに関する専門知識・技能を修得する。さらに、保健・医療・福祉の現場で使える実践力・応用力を身につける。また、児童・生徒の食生活と健康を守るために必要な栄養教諭としての知識と技能を修得する。
思考力・判断力・表現力
栄養のスペシャリストとして保健・医療・福祉や学校現場で活躍するためには、現場のニーズを読み取る深い思考力、幅広い知識を背景とした的確な判断力、そして、判断したことを実行するための力強い表現力が必要である。そのために、実験や実習を少人数のグループで実施し、思考力・判断力を高めるとともに、双方向性の授業形態により、学生の表現力を身につけるためのカリキュラムを組んでいる。
関心・意欲・態度
さまざまな方面で管理栄養士として活躍するためには、将来の方向性を定め、自らの社会的役割を理解する必要がある。本学科では、入学直後に専攻科目として管理栄養士論を設け、「管理栄養士とは何か、どうあるべきか」について学生一人ひとりに問いかけている。このプロセスを経て、自ら関心を持った事柄に対して、意欲的かつ積極的な態度で、勉学に励むことができる。
アドミッションポリシー
知識・技能
栄養学の基礎となる化学や生物などの基礎学力とともに、コミュニケーションのために必要な高等学校卒業相当の国語力及び英語力を身につけている。
思考力・判断力・表現力
栄養学は、食と健康を結ぶ自然科学であり、人文科学である。食に関する膨大な情報の中から必要とされる要素を抽出し、体系化できる思考力・判断力、さらにそれを人々に伝えるための表現力が必要である。
関心・意欲・態度
食を通して人々の健康に奉仕し、疾病の予防と回復を促すのが管理栄養士の職務である。本学科では、人間や栄養に関する生命科学に興味をもち、人と積極的に関わり、人間を理解しようとする気持ちを持った学生の入学を期待している。
大学院のポリシーについて
大学院研究科専攻・コースにおけるポリシーを、このページに掲載しています。
大学院 人材養成等の目的について
文学研究科及び 各専攻のポリシーについて
人間生活学研究科及び 各専攻のポリシーについて