人間生活学部 人間生活学科
学科の特徴

人間生活学科 学科の特徴

人間生活学科で学べること

人間生活を多角的な視点から捉え、より豊かな生活の実現にむけた思考力と実践力を身につける

私たちを取り巻く生活は、持続可能性が求められる自然・生活環境をはじめ、グローバル化や情報化が進む社会環境に伴い、絶え間なく変化し続けています。その中で物質的豊かさにとどまらない、人間性に満ちた豊かな生活とは何かを探求する必要があります。そこで人間生活学科では、人間・福祉、経営・経済、生活・環境の多角的視点から人間生活を捉え、社会の変化に対応できる柔軟な思考力とより豊かな生活の実現に向けた実践力を学びます。

人間生活学科で学べること

得られるもの

人間生活学科では人間生活をめぐる幅広い学問領域と教養を身につけるとともに、2年次後半から3コースに分かれ専門的な学びを進めていきます。少人数によるゼミや演習が充実しており、知識の習得だけでなく、実践的なスキルの習得や実践活動にも多く取り組んでいます。 例えば、行政・企業・NPOなど地域の方々との協働で、問題解決や地域貢献をおこなっています。 これらの知識と実践を通じて、社会に求められる柔軟な適応力を養うことで、多様な業界への就職を可能としています。 4年間の学びを通じて家庭科教員免許状や福祉科教員免許状、さらには社会福祉士国家試験受験資格など多彩な免許・資格も取得できます。

人間生活学科で学べること

免許・資格

教職課程を履修:中学校教諭一種 / 家庭、高等学校教諭一種 / 家庭・福祉
社会福祉士課程を履修:社会福祉士国家試験受験資格
その他の資格については、免許・資格をご覧ください。

人間生活学科のポリシー (2021年度以降の入学生)

人材育成等の目的

本学の教育理念であるキリスト教精神に基づいたリベラル・アーツ・カレッジとしての位置づけを踏まえ、「人間中心の生活学」を総合的な視点から教授研究することを学科の目的とする。人間・福祉、経営・経済、生活・環境といった広い分野の有機的連携のもとに、人間性に満ちた、幅広い教養を持ちつつ、専門性を併せ持った人材の育成を目指す。

ディプロマ・ポリシー

知識・技能

人間・福祉、経営・経済、生活・環境の各分野の学びを通じ、人間性に満ちた、幅広い教養を持ちつつ、課題に対する専門的な分析を行うために必要な知識と技能を有している。

思考力・判断力・表現力等の能⼒

人間の生活を多方面から学ぶことにより、多角的に物事を捉えることのできる視野の広さを備え、社会の変化に柔軟に対応できる思考力を持っている。幅広い知識と専門性を有機的に連携させ、人間生活に関わるさまざまな課題に関する情報を的確に分析・統合し、総合的に判断できる力を持っている。課題研究を通じて専門的な視点から考察し、それを口頭及び文章の形で他者に論理的に伝える力を持っている。

主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度

社会人としての礼節とともに、他者への共感や奉仕の精神など、キリスト教的情操を身に付けている。それを基盤に、人と人との関わり、人とモノとの関わりを学ぶことに主体的・積極的に取り組み、人間としての生き方を深く考えようという意欲を有している。知識の背後にある人間性を尊重し、他者の人格価値に共感できる感受性を身につけ、それを実践の場で活用できる。

カリキュラム・ポリシー

知識・技能

人間性に満ちた、幅広い教養と高い専門性を両立させるための知識と実践力をはぐくむため、学問の基礎を学ぶ「基礎科目」、学科の基盤となる科目及び演習・論文作成で構成する「共通科目」、専門分野を学ぶ「専攻科目」を設ける。「専攻科目」は人間関係学や福祉学など、人間に関する研究を行う「人間福祉学履修コース」と、経営学や経済学など、社会の構造に関わる研究を行う「経営経済学履修コース」、家政学、環境学など生活のあり方を研究する「生活環境学履修コース」という3 つのコースにより構成する。これにより、人間生活学科が重視する「人間・福祉、経営・経済、生活・環境」分野の科目群を幅広く配置することを可能としている。

思考力・判断力・表現力等の能⼒

人間の生活を多方面から学ぶため、1年次の演習で論理的な思考力を培い、2年次後半からは教員が運営するいずれかのゼミに所属し課題研究・実践研究に取り組む準備を始める。これを通じて専門性を深めるとともに、幅広い知識を有機的に連携させる力を養う。3年次からは、自らが選定したテーマに関する研究指導を受ける。このように研究関心を段階的に絞っていくことが可能なようにカリキュラムを構成している。テーマ研究を通じて卒業論文の作成、審査会での報告等を行い、学生の思考力、判断力、表現力を総合的に高める。

主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度

人と人との関わり、人とモノとの関わりを学び、人間としての生き方を深く考える機会を十分に得られるよう、基礎・共通・専攻各科目を配置する。学んだ知識の背後にある人間性を尊重し、他者の人格価値に共感できる感受性を身につけるため、人と暮らしを見つめるという基本方針のもとで構成されたカリキュラムを設ける。その上で福祉団体での実習、教育実習、地域連携・共同研究活動など、様々な人々との協働の機会を提供する。

アドミッション・ポリシー

知識・技能

国語、外国語その他高等学校で学ぶ教科について、高等学校卒業相当の知識・技能を有している。

思考力・判断力・表現力等の能⼒

人間生活の事象に潜む様々な問題や課題について、高等学校における幅広い学習に基づいた基本的な知識の上に、自分で考え判断したことを、口頭や文章で伝える表現力をもっている。

主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度

生活を取り巻く多様なモノとの関わりから、人間としての生き方を考えることに強い関心を持ち、主体的に考え、学ぶ意欲を持つとともに、他者の意見や価値観を尊重し、相互理解に努める態度を有している。