地域貢献・社会貢献
現代社会学科では、地域の人々と連携し、学生も参加する形で、さまざまな地域貢献・社会貢献の活動をおこなっています。
岡山県高梁市の特産である高梁紅茶を用いたブランド商品の開発に、食品栄養学科とも連携しながら取り組みました。
地域の生産者と学生が協働しながら、茶葉を収穫・加工し、高梁紅茶を科学的に分析して「清心×高梁紅茶」のコラボ商品開発をおこなっています。
学生が、「ももちゃりMAP」(利用者用のリーフレット・マップ事業)を企画・作成・広報する活動に取り組みました。
岡山市コミュニティサイクル(ももちゃり)を運営する岡山市と、その管理会社である(株)サイカとで産官学連携した成果です。
人文地理学のゼミでは、地域統計の分析、GISを活用した地図作成などのほか、フィールドワークもおこなっています。
2021年10~11月、奉還町やJR岡山駅西口地区における飲食店の店舗展開や、テイクアウトの有無を調査しました。調査結果は、西口活性化協議会の作成する「まち歩きMAP」にも活用されます。
研修旅行・学術講演会
現代社会学科では、学生のみなさんに幅広い視野を身につけてほしいという願いから、正規の授業以外にもいくつかの試みをおこなっています。
たとえば毎年実施される研修旅行は、県内外の歴史・文化や、現代社会とのつながりを学ぶ学外学習の場として企画しています。訪れる先は、よく知られた観光スポットだけではありません。近隣の地域社会や歴史・文化を知り尽くす、現代社会学科の教員ならではの選定です。日帰りできる比較的近い場所に、こんなに興味深い場所があったのか!と目からウロコが落ちることでしょう。いつもは触れ合う機会の少ない他の参加者とも、この研修旅行をきっかけに親睦が深まるかも知れません。希望するひとは、ぜひ参加してみてください。
また現代社会学科では、学術講演会も実施しています。学外で活躍する研究者の方をお招きし、ご専門の内容を一回分に凝縮して、密度の濃い講演をおこなっていただいています。ふだんの授業では聴くことのできないテーマ、興味深い体験談、斬新な視角・研究手法が語られる講演は、学生は言わずもがな、教職員も引き込みます。
研修旅行(2003年~現在)
現代社会学科では、毎年、研修旅行を実施しています。県内外の歴史や文化、現代社会とのつながりを学ぶ学外学習の場として企画しています。

三次市の翁座内部(2019年)

室津の賀茂神社(2016年)
過去の研修旅行先
2019年度 「奥備後を巡る旅 もののけの町三次と銀山街道」
2019年12月8日
広島県三次市・府中市上下町(翁座、上下町歴史文化資料館、三次もののけミュージアム、みよし風土記の丘ミュージアム 他)
2018年度 「レトロまち竹原とうさぎ島を歩く旅」
2018年12月8日
広島県竹原市(大久野島毒ガス資料館、竹原市歴史民俗資料館 他)
2017年度 「島の歴史は深い!香川県小豆島を周る旅」
2017年12月8日
香川県小豆島(岬の分教場、小豆島オリーブ園、マルキン醤油記念館他)

2015年度 「成羽川流域の歴史をたどる」
2015年12月8日
岡山県高梁市周辺(成羽美術館、天空の郷平川郷、吹屋ふるさと村他)


学術講演会(2009年~現在)
現代社会学科では、毎年、学術講演会を実施しています。
過去の学術講演会
2018年06月27日
第10回 「ブータンから学ぶ幸福のカタチ」
本林靖久氏 (宗教人類学・民俗学)


2016年6月29日
第8回 「『自己責任時代』の排除される若者たち:フリーター/ 児童養護施設出身者/若年ホームレス」
妻木進吾氏(龍谷大学経営学部准教授)


