文学創作論
「文学創作論」は、本学科の授業の中でも特徴的なもののひとつです。
「文学創作論Ⅰ~Ⅳ」は、科目名の通り創作を行う授業です。
一年をかけて、学生一人ひとりの個性を活かした創作作品の完成をめざします。その過程では、朗読の発表を行って言語感覚を磨き、作家として活躍されている特別講義の先生にご指導をいただいて創作のコツを摑むなど、日本語日本文学科の中でも大変特色のある授業科目です。
履修生達は互いの作品をより高めるよう、作品を書いては意見をぶつけ合い、皆で切磋琢磨しながら、自分の創作世界を開拓しています。そうしてできあがった作品を年度末に一冊の文集にまとめます。
年度 | 特別講義講師 (創作指導) |
特別講義講師 (朗読指導) |
文集タイトル | |
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第20集 | 2022年度 | 八束澄子 | 水野智晴 |
『始発点』 |
日本語日本文学科ブログでは、受講学生の作品を文集掲載作品の中から数点掲載しています。 また、担当者・山根知子教授のエッセイでもこの授業について取り上げたものがありますので、ぜひお読みください。
書道卒業制作
思い思いに書し
印を刻し
裏打ちをして
仕上げた作品
思い思いに書し
印を刻し
裏打ちをして仕上げた作品
4年生を対象に、培った書の実技・理論を昇華させる最終ステージとして設定します。漢字、仮名、漢字仮名交じりの書、一字書、少字数の書、篆刻・刻字などの分野から、臨書・創作、一人5点の作品を制作。学年末に学科主催による「書道卒業制作展」を学外で開催し、併せて所感文集『心画抄』も発行します。裏打ちやパネル作りなどすべて手作りで作業を進めるためメンバーの強い連携が求められます。
「書道卒業制作展ができるまで」と、第20期生の奮闘を取材した「ブログ・第20回書道卒業制作展に向けて」も、ぜひごらん下さい。
2022年度は、岡山県生涯学習センターにて書道卒業制作展を開催しました。