「文学創作論」は、本学科の授業の中でも特徴的なもののひとつです。
「文学創作論Ⅰ~Ⅳ」は、科目名の通り創作を行う授業です。
一年をかけて、学生一人ひとりの個性を活かした創作作品の完成をめざします。その過程では、朗読の発表を行って言語感覚を磨き、作家として活躍されている特別講義の先生にご指導をいただいて創作のコツを摑むなど、日本語日本文学科の中でも大変特色のある授業科目です。
履修生達は互いの作品をより高めるよう、作品を書いては意見をぶつけ合い、皆で切磋琢磨しながら、自分の創作世界を開拓しています。そうしてできあがった作品を年度末に一冊の文集にまとめます。
第1集から21集までの文集タイトルを紹介します。
発行した文集の中から、学生の作品が読めます。文集タイトルをクリックしてください。
年度 | 特別講義講師 (創作指導) |
特別講義講師 (朗読指導) |
文集タイトル | 表紙 | |
第21集 | 2023年度 | 村田喜代子 | 水野智晴 | 『夕顔』 | |
第20集 | 2022年度 | 八束澄子 | 水野智晴 | 『始発点』 | |
第19集 | 2021年度 | 村田喜代子 | 水野智晴 | 『夕映え』 | |
第18集 | 2020年度 | 八束澄子 | - | 『黎明』 | |
第17集 | 2019年度 | 村田喜代子 | 水野智晴 | 『トライアングル』 | |
第16集 | 2018年度 | 八束澄子 | 水野智晴 | 『飴玉』 | |
第15集 | 2017年度 | 村田喜代子 | 水野智晴 | 『パレット』 | |
第14集 | 2016年度 | 八束澄子 | 水野智晴 | 『BRIGHT』 | |
第13集 | 2015年度 | 村田喜代子 | 水野智晴 | 『プリズム』 | |
第12集 | 2014年度 | 八束澄子 保田琴枝 |
水野智晴 | 『こころ』 | |
第11集 | 2013年度 | 村中李衣 | 水野智晴 | 『あい』 | |
第10集 | 2012年度 | 八束澄子 | 水野智晴 | 『ハチミリ』 | |
第9集 | 2011年度 | 村中李衣 | 水野智晴 | 『六花集』 | |
第8集 | 2010年度 | 八束澄子 | 水野智晴 | 『四重奏』 | |
第7集 | 2009年度 | 村中李衣 | 水野智晴 | 『望月草』 | |
第6集 | 2008年度 | 八束澄子 | 水野智晴 | 『汲ゝ』 | |
第5集 | 2007年度 | 村中李衣 | 水野智晴 | 『アルティメット サーカス』 | |
第4集 | 2006年度 | 国松俊英 | 水野智晴 | 『ロゼット』 | |
第3集 | 2005年度 | あさのあつこ | - | 『タカラバコ』 | |
第2集 | 2004年度 | 小川洋子 | - | 『夜明け』 | |
第1集 | 2003年度 | 小川洋子 | 立石憲利 | 『無題ドキュメント』 |
【文学創作論授業の様子】
「文学創作論」では、一年をかけて、自分らしい表現のありかたを模索し、鍛錬しながら、年度末には、創作文集を仕上げています。
これらの創作文集が完成に至るまでの間に、地道な創作練習と、全員で各自の作品を読んで批評する合評会を行っています。合評会では、全員の作品を印刷して読みあい、互いに活発に批評しあって、まさに切磋琢磨の場となっています。
そうしたなかで、そのほかに、創作文集を仕上げるまでに、ふたつの大きな勉強の場が設けられていることをご紹介します。
▶文学創作論授業の様子(ブログへ)
・日本語日本文学科
・日本語日本文学科(ブログ)
・文学創作論
・WEB卒論(日本語日本文学科)