3つのコースの特徴的な実践・活動
人間生活学科では3コースともに、専門的な知識の習得だけでなく、多彩な実践活動を通じた学生の成長や学びの経験を重視しています。
人間福祉学コース
「真備総仮設団地サロン」
2018年の西日本豪雨災害から支援プロジェクトを開始し、真備での地域支援やボランティア活動を継続的におこなっています。例えば、「子どもたちの夏休み宿題大作戦!!」で子どもたちと交流したり、定期的に真備総仮設団地を訪問し、クリスマスリース、フォトフレームを作る企画を通じて一緒に楽しいひと時を過ごす活動に取り組みました。
社会福祉士をめざして
社会福祉士課程の履修は2年次から始まります。現場体験学習や福祉施設・期間での専門的な実習を経験していきます。実際に現場を訪ね、利用者との出会いを通じて、福祉について理解を深めています。
経営経済学コース
「地産地消マルシェ」「ストライプマルシェ」への参加、企業とのコラボ商品開発
岡山市で開催される「地産地消マルシェ」「ストライプマルシェ」に、学生がプロモーション活動、新商品の開発、出店といったさまざまな形で携わっています。また地元のいくつかのパン工房とコラボし、学生による商品企画や開発に取り組んでいます。
日本遺産桃太郎伝説「おもてなしプログラム」への参加、岡山市内の観光プロモーション活動
桃太郎伝説に関連した地域の魅力の情報発信やイベント開催をおこなっています。イベントでは、吉備津彦神社や吉備津神社のクイズスタンプラリーや岡山城でのハッシュタグキャンペーンをおこないました。
生活環境学コース
まちづくりと地域連携
歴史的な地域資源を活かしたまちづくりの先進地域である倉敷美観地区内にサテライト研究室を設置し、地域の学びの拠点となっています。まちづくりの実務経験のある実務者教員等により学生を中心としたまちづくりプロジェクト等の支援を強化しています。
家庭科教員へのチャレンジ、被服や調理のスキルを身につける
衣食住について実験・実習などを通して実生活に活用していくスキルも身に付けていきます。対象や場面、目的を設定し、被服製作・調理実習・住まいの設計に取り組むことで、問題解決能力はもちろん達成感や協調性も培います。
一人一人の学生に対して寄り添いながら、きめ細やかな指導を実現する
少人数クラスの演習科目・ゼミなどのカリキュラム体制が整っています。
人間生活学基礎研究Ⅱ(1年)
大学での学びに必要なアカデミックスキルの定着をはかるため、自分の興味関心や研究テーマに沿って文献を読み、ブックレポートを作成します。小人数クラスでの発表や話し合いを通じて、プレゼンテーションやディスカッションのスキルを身につけます。

人間生活学演習ⅠB(2年)
2年後期から3コースに分かれた各ゼミに所属し、それぞれのゼミの特色・専門に応じたゼミ内容による学習や実践がはじまります。

人間生活学演習Ⅱ(3年)
コースや指導教員による特色あるゼミ活動がいっそう盛んにおこなわれるようになります。例えば、地域協働活動による実践をはじめ、資格・免許取得に関する実習もあります。それぞれのゼミで充実した活動が展開されます。

卒業論文(4年)
4年間の学びの集大成ともいえる卒業論文では、自分のテーマを決め、問いを立て、文献・資料を読み、考察し、答えを出すといった一連の作業に対して、時間をかけて取り組んでいきます。また人間生活学科では卒業論文を発表する場をもうけ、互いの成果を公表します。
