文学部
日本語日本文学科
学科の特徴

日本語日本文学科で学べること
文学や言語学を通して、私たちの文化と向きあう。
グローバル化の進む一方で、近年では個々の文化への関心もそれ以上に高まっています。本学科では、長い歴史に培われた日本の文化を理解し、また、現代日本を成り立たせている日本語表現の実際に触れ、社会における基礎的な力を養います。
日本文学分野では、古典籍を活用し歴史的文化への理解を深め、近現代小説を素材として人間の思想や感情とその表現の理解を試みます。日本語学分野では、現代のコミュニケーションのあり方を探求し、日本語の知識と表現力を養います。また、国語科・書道科教員としての実力を養成する科目も豊富に設定しています。

得られるもの
「ことば」を究め、
豊かなコミュニケーション能力を身につける。
現代社会では、豊かなコミュニケーション能力を身につけた人が求められています。コミュニケーション能力の基本は「ことば」です。
本学科では、学生一人ひとりが自分の興味のある方向から「ことば」を見つめることによって、言語としての「ことば」の修得はもちろん、その深い表現力を身につけ、社会に貢献できる実力をつけていきます。毎年、多くの卒業生が教員免許状を取得し、本学科で学んだことを自分の生涯の仕事として活かしています。

免許・資格
中学校教諭一種/国語、高等学校教諭一種/国語・書道 その他の資格については、免許・資格をご覧ください。
日本語日本文学科のポリシー (2021年度以降の入学生)
人材育成等の目的
「ことば」の様々な側面を、日本語を核とする日本文化全体の視野から見つめ直すことを目標とする。具体的には、日本語・日本文学や、書道・国語教育などの言語文化の研究を行なう。それらの研究を通して、問題意識を高め、資料を用いた論理的な方法によって課題探求をし、柔軟な思考力と判断力を養う。それによって、自らの内面と「ことば」を磨き、発信のできる人材の育成を目指す。
ディプロマ・ポリシー
知識・技能
学科専門科目の履修を通して、日本文学、日本語学、言語文化の知識と方法を修得するとともに、全学共通科目の履修を通して、幅広い教養と世界の言語・文学・文化についての多様な視点を身につける。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
日本文学分野・日本語学分野・言語文化分野に関する研究を通して、問題意識を高めることで問題発見力を養い、資料を用いた論理的な方法と思考によって課題探究をし、柔軟な思考力と判断力を身につけている。それを通して、人間を見つめる豊かな知性と感性の涵養のもとで、自らの内面と「ことば」を磨き、リテラシーと教養を基盤とした表現力を高め、発信することができる。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
日本文学分野・日本語学分野・言語文化分野を総合的に見渡すことのできる広い視野と、主体的に自らあるいは他者と協働して問題を発見し解決する力をもって、多様な社会や他者のために貢献する意欲がある。
カリキュラム・ポリシー
知識・技能
古典籍を活用し歴史的文化への理解を深め、古典文学・近現代文学を素材として人間の思想や感情とその表現の理解を試みる(日本文学分野)。
現代のコミュニケーションのあり方を探究し、日本語のしくみについて考える(日本語学分野)。
言語による表現力を養うことを目指し、日本文学・日本語学の学びを応用して国語科・書道科教員としての実力を養成する(言語文化分野)。
日本文学分野・日本語学分野・言語文化分野に関する基本的な知識を総合的・体系的に修得し、幅広い専門的・教養的視野に立って、日本の言語・文学・文化を把握することができる。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
学科科目において、専門的なテーマに関する情報収集・読解・分析・発表・討論を行い、文学・語学の感性を磨くとともに、情報リテラシー、論理的思考力、問題発見力、問題解決力、表現力を高める。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
現代的な問題意識を持って日本の言語、文学、文化を総合的に見渡すことのできる広い視野を養う。専門テーマに関する情報収集・読解・分析・発表・討論を通して、主体的に自らあるいは他者と協働して問題を発見し解決する力を高める。
アドミッション・ポリシー
知識・技能
国語を中心として、高等学校卒業相当の知識を有している。
思考力・判断力・表現力等の能⼒
読解・分析・発表・討論を行うための日本語の確実な理解・表現能力と情報や知識を総合的に捉える論理的思考力を有している。
主体性を持って多様な⼈々と協働して学ぶ態度
多様な日本の文化や文学及び日本語に対して強い関心を持ち、その本質を深く探究しようとする意欲を持っている。主体的に自らの内面や思考力・表現力を高めることをめざし、他者と協働して多様な社会に貢献する意志を有している。