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現代社会学科

2015.01.28

秋の出雲路を学ぶ:現代社会学科研修旅行の様子2014

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現代社会学科

授業・研究室

秋の出雲路を学ぶ

 年1回、現代社会学科では研修旅行を行なっています。

 今年度は「秋の出雲路を学ぶ」と題して、去る2014年12月8日(月)、島根県出雲市にある国指定史跡荒神谷遺跡・荒神谷博物館、島根県立古代出雲歴史博物館、出雲大社を訪れました。学生・教員、総勢91名の参加でした。

 荒神谷遺跡は、1984年(昭和59)に358本の銅剣が一か所から出土したことで一躍有名になりました。それまでに出土していた銅剣の数は日本国内すべてを合わせても約300本ほどだったと言いますから、これだけでも荒神谷遺跡のインパクトの大きさが理解できます。発掘中は考古学史上の大発見という興奮の一方、遺物を傷めないように慎重な作業が昼夜続いたとのことです。発掘とは少し哲学的に言いますと「情熱と冷静のあいだ」に存在するものなのです。現場からは発掘に携わった方々の息吹が感じられました。

写真1 荒神谷遺跡

写真1 荒神谷遺跡

 古代出雲歴史博物館では、荒神谷遺跡で発見された青銅剣とその金色に輝く復元青銅剣がメインコーナーに展示されています。その様子には思わず息を飲みます。

写真2 博物館スタッフの方々による説明の様子

写真2 博物館スタッフの方々による説明の様子

 また、出雲大社で出土した御柱が中央ロビーに展示されており、存外大きなものだと、写真を撮る学生もおりました。展示室には、高さ48mほどの高さにあったと言われる古代の出雲大社本殿のイメージレプリカもありました。

写真3 古代出雲大社の復元模型

写真3 古代出雲大社の復元模型

 帰岡直前、夕方、出雲大社の本殿両脇にある(日本全国から集まった神様の御宿泊所)から神様が帰るとのことで、西の神様の宿泊所で神送りの儀式の一部を拝する機会に恵まれました。

 曇りのち雨という晴れ晴れとしない天気となりましたが、学生も教職員も皆一様に満足げな旅となりました。

 最後に、荒神谷遺跡・荒神谷博物館・古代出雲歴史博物館の学芸員、説明ボランティア、アテンダントの皆様方に心より感謝申し上げます。       

 (文責・紺谷亮一)

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