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人間生活学部
人間生活学科 教員紹介

教員紹介

﨑川 修

﨑川 修

職名:教授

担当分野:人間関係学

教員からのメッセージ:

人間は誰もが無力な姿で生まれ、ケアの手に守られて育ち、関わりの中で支え合いながら一生を過ごしていきます。高度な技術文明の中で忘れられがちな人間の「弱さ/傷つきやすさ」と、それゆえの苦悩を見つめながら、他者に寄り添い、共に生きることの意義深さ、その素晴らしさを心に刻んでいって欲しいと願っています。

研究内容:

20世紀を代表する哲学者ウィトゲンシュタインの哲学を起点に、その独特の言語観を他者との関係性から論じつつ、私たち人間の生の姿とその行方を、多角的に研究しています。近年は「ケア」概念の哲学的考察、グリーフケアやスピリチュアルケアといった、人間の「いのち」の根源にかかわるケアの営みについての研究、またカトリックの視点からの生命倫理や家族倫理の研究なども行なっています。

清水 純一

清水 純一

職名:教授

担当分野:食料経済学

教員からのメッセージ:

「衣」・「住」と並んで人間が生きていくうえで不可欠な「食」に関して、歴史・文化・経済・社会など学際的なアプローチで研究に取り組んでいきます。誰でも、自分の関心がある分野からのアプローチが可能な分野ですので、共に学んでいきましょう。

研究内容:

専門はブラジル農業論です。あまり知られていませんが、ブラジルは世界有数の農産物輸出国です。コーヒー、砂糖、オレンジジュースなどのように、古典的な輸出品目もありますが、近年主流となっているのは、大豆、トウモロコシ、牛肉、鶏肉などのように比較的新しい品目です。これらの品目の生産は1970年代以降、急激な拡大を続けています。その要因が何であるのか。生産性の拡大なのか、作付面積の拡大なのか、それぞれの要因の寄与率が何%なのかというような分析を主にしています。過去には農業協同組合(JA)経営の分析を多変量解析の一種である主成分分析を用いて行っていました。また機会があればこちらも取り組んでみたい課題です。

杉山 博昭

杉山 博昭

職名:教授

担当分野:社会福祉学

教員からのメッセージ:

今の社会は、未来を見通しにくくなり、少子高齢化のような不安材料も少なくありません。しかし、こうした時代だからこそ、みずから学び、考えていくことで、みずからの力で時代を新たに築いていくことが可能になります。大学にはそうした考える素材がたくさんありますので、それを見つけて、創り出すことの大切さを学んでください。

研究内容:

日本の社会福祉は、多くの人の努力によって発展してきました。近代初期、まだ制度は乏しかったのですが、孤児や生活に困窮している人を支援しようと取り組んだ人たちによる実践が始まり、やがて制度も整っていきます。現在の社会福祉について理解し、未来を考えていくためには、まず歴史を知る必要があります。そこで、社会福祉に先駆的に取り組んだ人の実践や思想を研究したり、未熟だった時期の制度の実態を分析したりするなど、社会福祉の歩みについて研究しています。特に、先駆的な役割を担ったキリスト教による活動や、個々の地域での独自の活動などに焦点をあてて研究しています。

大東 正虎

大東 正虎

職名:教授

担当分野:情報技術論

教員からのメッセージ:

情報技術やプログラミング技法を学ぶと、人間とコンピュータが得意とする分野が理解しやすくなります。それぞれの長所を活かしながら生活していけるように、情報関連の講義を履修してみませんか?是非、在学中にコンピュータを使うことの面白さと難しさを実感してほしいと思います。

研究内容:

現在取り組んでいるのは、商業施設における歩行者の視線に関する研究です。この研究では、商業施設内の環境(設置物の配置や混雑状況など)を変えた場合に、人々の視線がどのように変化するのかを明らかにしたいと考えています。
まず、視線に関するデータを集めるために、商業施設内において様々な人に視線が計測できるアイカメラをつけて、歩行してもらいました。
これらの収集したデータを分析し、コンピュータのモデルを作成して、シミュレーションを行い、環境と人々の視線の変化との関係を考察します。

豊田 尚吾

豊田 尚吾

職名:教授

担当分野:経済学

教員からのメッセージ:

経済学、経営学というととっつきにくい印象をもたれるかもしれません。しかし「ウェルビーイング(よい生活、よい生き方)の実現」「潜在能力の発揮」「幸福の経済学」といった、多様なテーマに挑戦できる学問でもあります。生活という視点から、社会の一員としての人間を考えていきましょう。

研究内容:

私たちが自由にモノを買い、豊かな生活を享受するための経済システムは決して頑健なものではありません。それを持続可能なものにする工夫の一つとして、「消費者の倫理性」も重要ではないかと考え、研究対象としています。「エシカル消費(倫理的消費)」は今でこそ多くの方に知られるようになりましたが、少し前までは経済学ではアノマリー(例外的事象)として扱われていました。いまだにそう考える研究者も少なくありません。しかし、私たちがウェルビーイング(よい生活)を実現するためには、消費者の価値観に立ち入った研究が必要ではないかと考えています。また、ウェルビーイングそのものも主観的幸福感研究として取り組んでいます。

深谷 信介

深谷 信介

職名:教授

担当分野:マーケティング論

教員からのメッセージ:

あらゆる環境が目まぐるしく変化し、予測が難しい状態が続くイマを「VUCAの時代」と呼んでいます。マーケティングが、社会が、資本主義が、今大きな変曲点に差し掛かっているのです。私たちは何を学び、何を守りどう革新していけば良いのでしょうか?これからのくらしを、ぜひ皆さんと一緒に考え創っていきたいと思います。

研究内容:

マーケティング・デザイン・クリエイティブを手口としつつ、くらしに関わる多くの分野に向き合っています。「そこに居ることと次に動くこと」で人々の暮らしは成り立っています。情報発信・商品開発・メディア開発から、事業創出・企業コンサルテーション・行政政策アドバイス、そして広くエリア開発・まちづくり・国づくりまで。全てを1つ1つ丁寧に紡いでいくことで、次の社会の礎を気づくことが可能となり、その梃子になるのは「ジェンダー・レリジョン・リベラルアーツ」。現在は、コンパクトシティ・スマートシティ等の研究、企業イノベーション実践などに取り組んでいます。これからの真に豊かなまちとくらしを形成するために、これらを重層的に束ねていくような実践/研究=beyond marketing =をみなさんと一緒に進めていきたいです。

中井 俊雄

中井 俊雄

職名:准教授

担当分野:障害者福祉論

教員からのメッセージ:

高齢化や人口減少、生活スタイルの変化などにより、地域での支えあいの力が弱まっています。どうしたらお互いを認め、支えあい、孤立しない生活が送られる社会としていくことができるのか。社会福祉に焦点をあてながら、共に学び、考え、行動していきましょう。

研究内容:

総社市社会福祉協議会において、27年間地域福祉活動を実践し、令和2年から本学に移り、教育、研究活動に携わっています。これまでの地域福祉実践を基に、障害者や高齢者の権利擁護に関する研究を中心に取り組んでいます。また、近年は障害者や高齢者だけでなく、生活困窮やひきこもりに着目し、居場所や就労、支援者養成などの支援施策に関することについて取り組んでいます。さらに、市町村において行われる重層的支援体制整備事業(相談支援、参加支援、地域づくり支援)や福祉計画など、地域共生社会の実現に向けた政策などを研究テーマとしています。

中川 敦子

中川 敦子

職名:准教授

担当分野:被服学

教員からのメッセージ:

SDGsが推進されているように、「生活」を深く知り、不安定要素を克服していくことが必要になってきています。衣生活においても、さまざまな社会環境や自然環境の変化への対応がさらに求められています。自立した生活者として、より良い衣生活とは何か、様々な視点から共に考え、学んでいきましょう。

研究内容:

衣服と生活、衣服と環境(社会・文化)の関わりをテーマとしています。例えば、衣服の選択、購買などについては、それぞれの側面(個人、対人、集団、社会・文化などの環境)から、その選択や購入を決める要素などについて、また衣服の着装については、衣服着装時の印象評価などについて研究を行っています。また、明治時代以降の衣生活について、当時の被服や衣生活(購入、手入れ、着装など)を中心に文化及び社会的側面から資料分析なども行っています。

成清 仁士

成清 仁士

職名:准教授

担当分野:住居学

教員からのメッセージ:

住まいや環境のデザインに関わる専門分野を担当しています。歴史や社会など様々な視点から住まいや環境のこれからについて考察することを通して、学びを深める楽しさに気づいてもらえればと思っています。研究室では、倉敷を中心に地域課題プロジェクトにも積極的に取り組んでいます。
まちづくりの実務に携わってきた自らの経験を活かして、地域課題にも目を配りながら、地域の持つ魅力や可能性を学生のみなさんと一緒に探っていきたいと考えています。

研究内容:

住まいと周辺環境との関係や、地域資源を活かしたまちづくりについて研究しています。中でも倉敷市の歴史的都市景観については特に関心を寄せており、倉敷の街の変遷や未来について研究しています。また、倉敷美観地区内にサテライト研究室を設置し、大学と地域をつなぐ学びの環境づくりや地域連携にも取り組んでいます。

葉口 英子

葉口 英子

職名:准教授

担当分野:広告論

教員からのメッセージ:

日常に溢れるメディアや広告についていつもと違う視点から捉えてみましょう。私たちの生きる社会の仕組みや時代の様相が見えてきます。 大学での学びを通じて私たちにとって豊かな生活や社会について共に考え、行動し、知見を広めていきましょう。

研究内容:

私はこれまでの主な研究において、テレビCMをはじめテレビ番組、ポピュラー音楽、アニメといった大衆文化領域のメディア・コンテンツに着目し、私たちの文化・社会や日常においてどのような意味作用をもって存在しているのか、メディア論、大衆文化論といった文脈から考察をしてきました。例えば、視聴覚メディアでは映像には音楽・効果音が演出や相乗効果のため使用されますが、両者の関連性や意味作用について、テクストとコンテクストの側面から解読します。また公共放送やマス・メディアを介した子どもの歌や音楽文化にも関心を向けています。

濱﨑 絵梨

濱﨑 絵梨

職名:准教授

担当分野:高齢者福祉論

教員からのメッセージ:

私は本学の人間生活学科を卒業したのち、高齢者福祉の現場で働き、今は教員をしています。在学中に福祉の魅力に出会い、福祉の道に進みました。福祉は、一人ひとりへのかかわりから、地域づくり、社会づくりにつながるとても創造的な実践です。

研究内容:

高齢者の福祉について理論と実践の両面から幅広く研究しています。具体的には、福祉実践とケア関係、福祉における省察的な実践、要介護高齢者の生活支援、認知症の人と家族への支援、高齢者のEnd-of-life care(終末期ケア)、地域で展開されている高齢者サロンや認知症カフェの活動、高齢者にかかわるソーシャルワークやケアマネジメントなどの調査・研究に取り組んでいます。大学では社会福祉士の養成に携わっています。価値・知識・技術をバランスよく修得するための教育のあり方についても日々研究を重ねています。

立石 麻美子

立石 麻美子

職名:助教

担当分野:家庭科教育学、福祉科教育学

教員からのメッセージ:

あなたはこれから、どんな人生をどのように歩んでいきたいですか。大学の学びを通して、進路を選択し、人生を切り拓くのはあなた次第です。衣食住、家族、福祉、消費、環境など、生活には様々な課題があります。課題意識を持って、生活の改善・向上を共に考えましょう。思いやりが深く、志の高い教員を目指しませんか。

研究内容:

中学校・高等学校の家庭科教育、高等学校の福祉科教育について学習開発を研究しています。家庭科では、生活の自立を目指して実践的なスキルや人との関わりについて学びます。福祉科では、子どもから高齢者まで、だれもが社会の一員であり、一人ひとりがかけがえのない存在として尊重される社会や地域のあり方を考えます。しかし、家庭科も福祉科も授業時間数が少ないという状況です。限られた時間の中で、生徒自ら課題意識を持って生活の改善・向上を実行していく力を育てられるように学習開発を提案しています。学習者の視点に立つ学習方法や学習支援の方法について、実際の教科指導に活用できる教育機器の活用方法も実践的に探求しております。