学部・大学院 教員詳細

貴志 俊彦

貴志 俊彦(きし としひこ)

職名
教授
担当分野
表象・メディア研究 、アジア史
学位
修士(文学)
研究キーワード
表象文化論、メディア研究 、地域研究、アジア史

教員からのメッセージ

大学という場で大切にしたいことは三つあります。第一に、自分自身と向き合い、その存在を大切にすること。第二に、人やモノ、出来事、関心あるテーマに深く向き合うこと。第三に、未知の世界への探求に踏み出すこと。どんな学びや挑戦も、健康があってこそ。心と体の健やかさを、学びの原点として大切にしていましょう。

研究内容

これまで研究対象となる現場でのフィールドワークを重視しながら、実証的な歴史学の探究を深めてきました。研究の柱は三つあります。第一に、環アジア太平洋世界における地域秩序の形成と戦争の影響。第二に、地域イメージをめぐるビジュアル・ジャーナリズムの国際比較。第三に、地域社会の視点から捉える、冷戦期における多様な認識と記憶の検証です。これらのテーマに取り組むなかで、国内外の研究者と連携した共同研究を積み重ね、多くの成果を発信してきました。研究成果は、日本語にとどまらず、英語・中国語・韓国語・ドイツ語など複数言語で発表しており、国際的な学術対話の場を広げることにも力を注いでいます。