学部・大学院 教員詳細

小寺 邦彦(こでら くにひこ)
- 職名
- 英語教育専任教授
- 担当分野
- 英語教育、第二言語習得
- 学位
- 学士(教育)
- 研究キーワード
- 英語教育、言語活動、評価、第二言語習得
研究内容
学習者が主体的に外国語を習得する方法について、高等学校での授業経験を活かし、理論と実践の両方の面から授業研究を行っています。また、中学生・高校生が主体的に学ぶことに繋がる「文法指導」や指導と評価の一体化に繋がる「授業改善や評価方法」について研究を行っています。
1 英語によるコミュニケーションを支える語彙・文法指導
学習した語句や文を使って、自分の考えなどを豊かに表現できるようになることが大切です。語彙や表現などを増やすだけではなく、それらをどのように活用できるか、伝えたい内容に合った語彙はどれか、伝えたい内容を効果的に伝えるためにはどのような文構造や文法事項を活用すればよいかなどについて、生徒の考えを引き出しながら指導することが求められます。
2 英語によるコミュニケーション能力を育成する言語活動と評価について
英語によるコミュニケーション能力を育成するためには、やり取りや即興性を意識した言語活動を取り入れることが必要です。また、読んだことについて意見を述べ合うなど複数の領域を結び付けた言語活動を行うことも大切です。評価においては、言語活動における適切なフィードバックを行うことが生徒の学習意欲を高めることにつながります。言語の使用場面や言語の働きを意識しながら、スピーチ、プレゼンテーション、ディベート、ディスカッションなどの言語活動を効果的に行い適切に評価を行うことが英語によるコミュニケーション能力の育成につながります。
このような観点から、中学校、高等学校の英語科における授業改善や評価方法について研究を行っています。