教員からのメッセージ
今、管理栄養士は、生活習慣病予防の専門家として、対象者一人ひとりに栄養素の役割や食品の働き、バランスの良い食事のとり方など具体的な指導の他に、対象者自身の感情・思考・行動の相互作用やストレス状態、対象者本人の「食」に対する考え方などを把握するスキルが必要となってきています。更に、医師・保健師とともに対象者個人の栄養状態を改善し、QOL(生活の質)を向上させるための行動変容を支援する役割も担うようになりました。このような時代背景の中で、人々が「健康」であるために、管理栄養士としてどのようなアプローチをすればよいか、一緒に学び考えていきましょう。