学部・大学院 教員詳細

鈴木 雅洋

鈴木 雅洋(すずき まさひろ)

職名
准教授
担当分野
学位
博士(心理学)
研究キーワード
視知覚、視覚認知、ユーザインタフェース、デジタルファブリケーション

教員からのメッセージ

上杉鷹山曰く「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」だそうです。とはいえ、やりさえすれば何でもできる訳ではないですが、自分で限界を決めてしまい、やらずにあきらめてしまうのは、やはり愚かなことでしょう。まずは挑戦あるのみ、です。無理せずに、自然体でよいので、頑張りましょう。

研究内容

学生時代に実験心理学や認知科学を専攻し、特に、視知覚や視覚認知の研究が研究活動の起点であり、これを基礎として、この専門性を活かしながら、視覚情報処理やユーザインタフェースの研究に従事しています。また、これらの研究に従事する中で様々な情報技術に触れたことにより興味の範囲が広がり、デジタルファブリケーションの研究にも従事しています。人間の特性の解明や要素技術の開発で社会にシーズを提供し、特に、要素技術の開発では、最新の技術が普及した未来でどのような技術が新たに必要となるかを発想の起点とした独創的な研究を実施して、社会に貢献しています。これからも、自分の専門性を活かした研究で社会に貢献していきます。

主な研究

人間の視覚について研究しています。一説には“人間が得る情報の8割は視覚”ともいわれ、8割という数値の妥当性に議論の余地はあっても、人間が得る情報の主要な情報源が視覚であることに議論の余地はないでしょう。暗闇で何も見えない状態での行動の困難さを考え合わせれば、視覚が人間にとっていかに重要で特別か、わかるかと思います。私の研究では、人間が視覚によりどのように情報を得るのか、その仕組みや特性の解明に取り組んでいます。