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児童学科

2023.09.29

【保護者の方へ】児童学科における学生の様子と教育上の取組|児童学科長|教育懇談会

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児童学科

学科ダイアリー

児童学科における学生の様子と教育上の取組

児童学科長
湯澤 美紀


 本児童学科の取組に関しまして、ご理解を賜りありがとうございます。教員一同、学生一人ひとりの成長に責任をもって日々の教育にあたっていく所存でございますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
 本学にはアドバイザー制度がございます。児童学科では、1・2年次には同一の教員が、3・4年次には主にゼミ教員が、一人ひとりの学生に対してアドバイザーとして担当します。授業や生活全般、また進路に迷った際にはいつでも相談できる体制を組んでおります。学生の様子、また学生生活につきまして、ご不明な点がございましたら、いつでもご連絡くださいませ。真摯に対応させていただきます。

 以下、児童学科の最新ニュースをお伝えし、学年ごとに4月以降の学生の様子を紹介したいと思います。

インクルールシブ学研究室誕生!
 人と人がともに生きるかたちを探究する研究室として、本年6月、インクルーシブ学研究室を新設いたしました。
 学内のインクルーシブ教育研究センターとの協働プロジェクトへの参加や多様な人々と関わる中で、共生社会について考え、その実現に寄与できる感覚や実践力、幅広い人間観を育てていきます。
▷学科ブログへ

公認心理師科目対応します
 心理に関する唯一の国家資格である公認心理師(学部ならびに大学院にて指定の科目を修得後、国家試験を合格して得る資格)につきまして、学部での科目対応が進みました。2024年度入学生より対応いたします。なお、現学生につきましても、本学大学院人間発達学専攻進学後、人間発達学コースにおいては、臨床発達心理士を、臨床心理学コースにおいては、臨床心理士の資格取得を目指すことができます。
▷学科ブログへ

附属幼稚園児とともに 読み聞かせ&木工体験
 本学附属幼稚園の園舎とつながっている教室、通称「アトリエ」にて、児童学科4年の幼保課程の学生と附属幼稚園の子どもたちが一緒に「木の街づくり」を行いました。これは、「第74回全国植樹祭 岡山2024」に向けたPRイベント事業であり、県内の他大学に先駆けて行ったものです。多くの取材陣も参加するなか、子どもたちは思い思いの街づくりに励み、あちらこちらで歓声があがっていました。事前ならびに当日を含め、学生たちは仲間とともに協働しながら、子どもが主体となる活動をつくりあげてくれました。
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美術研究室 奈良研修旅行復活!
 コロナ禍で中止となっていた美術研究室の奈良研修旅行が3年ぶりに復活しました。2泊3日で数多くの仏像に触れ、造形美術の美しさ、面白さに触れることができた様子でした。今後の卒業制作に活かしてくれることと期待しています。
▷学科ブログへ

クリスマスコンサート準備始動!
 音楽研究室では、12月のクリスマス・ファミリーコンサートに向け準備を着々と進めています。このクリスマスコンサートは、脚本、作曲、演出、出演、大道具づくりの全て学生の力で行っています。地域の子どもたちも楽しみにしてくれているコンサートです。今年度は、コロナ以前通り、一般公開予定です(変更が生じる可能性もございます)。保護者の皆様のご参加もお待ちしております。  youtube配信もいたしますので、是非、ご覧ください。
 詳細が決まりましたら、大学ホームページの学科ブログならびにクリスマス関連行事サイトにてお知らせいたします。ご確認いただけましたら幸いです。
▷学科ブログへ

卒業してもつながり続ける卒業生支援
 児童学科では、「卒業してもつながり続ける」を合言葉に、卒業生支援「情報交換&学習会」を、小学校課程・幼保課程ごとに年間数回開催しています。今年も卒業生が大学に戻ってきてくれ、いろんな出来事を語り合いました。
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小さなゲストが授業に参加してくれました
 保育内容総論(担当 片平朋世)の授業に、卒業生が親子で参加してくれました。参加してくれたのは、小学校教諭として活躍しておられる、安江美保(専門 身体表現)ゼミの卒業生たちでした。小さなゲストに学生たちの心もほどけ、教室は笑顔で満たされました。
▷学科ブログへ

以下、各学年の授業風景をお伝えいたします。

各学年の授業風景
○1年生
 4月、新入生は新入生歓迎オリエンテーションに参加しました。4年生リーダーが数か月にわたり準備して実施される体験型プログラムであり、1年生同士の友だちづくり、学内での居場所づくりを目指したものです。1年生たちは、4年生リーダーと一緒に学内を探索したり、4年間の生活の流れをプレゼン形式で学んだりしました。
 4月、大学での学び方を学ぶ授業(初年次教育)である「総合演習」を中心に、授業関連の情報交換用プラットフォームとして活用しているmanabafolioの利用方法や遠隔授業の受講方法などのノウハウが周知されました。初回授業では、音楽研究室の学生と池田尚子教授(専門 声楽)による「歓迎の歌」が歌われました。その後、3年生が学内散策を企画・実施、2年生が演習の進め方に対するアドバイスをしてくれました。現在は本格的な演習授業が開始しており、学生たちは、小グループで協力していきながら授業準備を進めています。
 9月、学生は2日間に分けて、学内にある附属小学校ならびに附属幼稚園にて観察実習を行いました。子どもの目線にたって優しく話しかける学生たちの姿がいたるところで見られました。学生はそこでの経験を踏まえ、小学校教諭・特別支援学校教諭を目指すのか、幼稚園教諭・保育士を目指すのか、今後、選択していくことになります。すでに、教職指導も行っておりますので、ご家庭でも、進路に関する話題が上っているかもしれません。その際には、耳を傾けてあげてください。
 10月にはスポーツデーがあります。学科対抗の運動会です。身体をしっかり動かしつつ、友人たちと新たな思い出をつくってもらえたらと思います。

○2年生
 教職・保育職関連の授業も増えてくると同時に、ボランティア活動も積極的に行いながら、実践的な学びを深めることができる学年です。保育士課程に在籍する学生は、後期に保育所での実習に参加予定ですので、授業内容もより実践的になってきているところです。
 幼保課程の授業のうち、「環境の指導法」ならびに「保育内容総論」については、学科ブログで紹介しています。
▷学科ブログへ「環境の指導法」
▷学科ブログへ「保育内容総論」
 小学校課程の授業の様子もおってお知らせいたします。今しばらくお待ちください。
 今年度のボランティア活動はほぼ通常に戻ってきております。学内の教職課程センターが中核となり、学生と地域の保育施設や小学校等をつないでくれます。
 また、学生は後期になると3年次以降の研究室の選択に向け、いろんな研究領域に関心を向け始めます。今年度2月に各ゼミの卒業研究の発表会が行われます。学生は複数の研究室の発表会に参加し、自分の関心を絞っていきます。ゼミ希望の提出は3月です。それまで、児童学に関して幅広く関心を向けてもらえたらと思います。

○3年生
 保育士課程に在籍する学生は、6月に施設実習を、実地にて無事に終えることができました。
 小学校課程に在籍する学生の中には、9月においてすでに附属小学校で教育実習を開始した学生もいます。休み時間には、校庭を子どもたちと元気に駆け回る学生の姿を見ることができます。10月からは、小学校課程ならびに幼稚園課程の学生が全員、実習に行きます。これまで、実際の授業場面や保育場面を想定した模擬授業・模擬保育を、様々な授業科目で行ってきているところですが、いよいよ、その成果が発揮されることになります。
 実習後は、ゼミに分かれた学習が開始します。1年半後の卒業論文提出あるいは卒業制作展覧会(絵画コース)や卒業発表会(ピアノコース・声楽コース)に向けて、着々と研鑽を積むことになります。
 教職・保育職の採用試験に向けた準備も、実習後に本格的に開始します。教職課程センターが企画する多様な講座に参加したり、個人面談を行ったりといったことが増えてきます。一方、就職を希望する学生は、インターンシップに参加したり、学内のキャリアサポートセンターに相談に行くなどして、自らの適性に応じた職種選びへと進んでいくことになります。学科内には、キャリアサポート委員がおります。学生の一般就職についての相談を聞いたり、学内のキャリアサポートセンターに繋いでいくといった役割を担っております。

○4年生
 保育士課程に在籍する学生は、6月に保育所実習あるいは施設実習を無事に終えることができました。また、小学校課程に在籍する学生のうち特別支援学校教諭の免許取得を目指す学生は、順次、特別支援学校での教育実習を行っています。
 3年次に引き続き、教職・保育職の採用試験に向けては、教職課程センターを中心に、試験対策が行われてきております。教職課程センターが企画する講座以外にも、インクルーシブ教育研究センターが企画する勉強会があります。加えて、学科内の現場経験の豊富な教員が学生の個別相談に応じたり、面接練習や実技練習のための時間をつくったりと、学生の夢の実現に向け、チーム清心で頑張っています。
 昨今は、小学校教諭・特別支援学校教諭・幼稚園教諭・保育教諭・保育士といった職種にに加え、療育施設や児童養護施設等のスタッフとして活躍する卒業生も増えてきています。社会の変化とともに教育・保育領域の就職の幅も広がってきている点は、近年の特徴と言えます。一般就職を希望する学生に対しては、学内のキャリアサポートセンターや学科のキャリアサポート委員が情報収集をしながら、必要な情報はいつでも提供できる体制で動いています。
 児童学科卒業後、本学大学院の人間発達学専攻に進学を希望する学生もいます。児童学についてさらに学びを深める人間発達学コースとカウンセラーを目指す臨床心理学コースがあります。児童学科から進学した場合、人間発達学コースは、幼稚園教員専修免許、小学校教員専修免許、臨床発達心理士、臨床心理学コースは、臨床心理士の取得が可能です。
 学生の進路は多様ですが、一人ひとりの学生が自らの信じる道を歩き出していけるよう、教員をはじめ大学のスタッフ一同、全力で学生を応援しています。

学科ブログ
 その他、学科の取り組みや様々なニュースは、大学HPの学科ブログで掲載しています(大学ホームページ>児童学科>ブログ を参照してください)。授業の様子など、引き続き、同ブログにて掲載していきますので、ご覧いただけましたら幸いです。

児童学科|ブログ一覧|ノートルダム清心女子大学 (ndsu.ac.jp)
 

教員紹介
 各教員の専門領域につきましては、大学HPに掲載しています(大学ホームページ>児童学科>教員紹介 を参照してください)。

教員紹介|児童学科|学部・大学院|ノートルダム清心女子大学 (ndsu.ac.jp)

 最後になりましたが、保護者の皆さまにおかれましては、本学科の教育に対するご理解とご支援に深く感謝申し上げるとともに、今後、ますますのご健勝をお祈り申し上げます。

 

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