こんにちは、小山ゼミです。
私たちは現在、ゼミの先輩方がJA岡山と共同で考案し、昨年から発売しているブレンド米「晴々ロマン」を活用して、お米の消費量拡大に向けた取り組みを行っています。
今回パナソニックグループ会社やJA岡山、地元食品企業とコラボして、岡山県産米の認知度向上と消費拡大を図る方策の一つとしてレシピを考案し、3月20日に試食発表会を行いました。
試食会会場の全体の様子
実際に使用した企業(キミセ醤油と阪本鶏卵)の商品
レシピを考える時、どうすればたくさんの米を食べることができるか、ターゲット(年齢、性別など)はどうするか、コンセプトはどうするか、などゼミのメンバーで話し合いを行うと同時に、企業の方々とZoomによる打合せを重ねてきました。
そして、地元企業の阪本鶏卵やキミセ醬油の商品も使い、かつ、よりたくさんの米を食べることができるという点で、「丼物レシピ」を考えることにしました。レシピを考える上では、食品栄養学科の学生を対象に「好きな丼」や「食べてみたい丼」などについてアンケートを行いました。その結果「親子丼」と「海鮮丼」が上位だったので、これらの丼をベースにホワイトソースやバジル、トマトなどを取り入れたオリジナル丼(4種類)を考案し、調理室で何度も試作して改善を重ねた上で、発表会に臨みました。
発表会当日は、試作段階よりも多くの量を作ることになったため、食材から出る水分が予想以上に多くなったり、なかなか蒸発しなかったり、と準備(調理)は本当に大変でした。
でも何とか時間内で4種類の丼を仕上げて提供することができました。試食後パナソニックやJA岡山、阪本鶏卵、キミセ醬油の皆様方から多くのコメントや意見をいただきました。
4種類の丼を展示している様子
試食サイズの4種類の丼をトレーにセットしたもの
レシピ説明をする時は大変緊張しました。
「トマとり丼」では親子丼ベースにバジルやトマトを入れたので、好みの分かれるかな、と思っていましたが、「ピザっぽくておいしい」「冷めてもおいしいのでは」などバジルの風味が好評だったので安心しました。また「彩り野菜のクリーム親子丼」ではクリームソースが斬新で若者好みではあるが、意外とお米に合う、など、オリジナル性を評価してもらえたのがうれしかったです。
レシピ担当者が個別で説明しました
最後に学生一人ひとりが感想を述べました
この食コラボを主催したパナソニックグループ会社はこれらのレシピをチラシにして家庭電化販売店に置くなどして米消費の発信に繋げる、とのことです。私たちが考えたレシピが多くの方々の手元に届くと思うだけで、なんだかワクワクしてきます。
この試食会でいただいた多くの感想や意見をこれからのゼミ活動に活かして、さらに米の消費拡大に貢献できるレシピを考えていきたいと思います。
最後に参加者全員で記念写真を撮りました
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