2022.03.22
こんにちは。小山ゼミです。
この度、JA岡山と取り組んでいた「JA 未来の米食育プロジェクト」の成果として、オリジナルブレンド精米ができました。
今回の取り組みは米の消費拡大を目的に、岡山県産の米をブレンドして若い世代にも好まれる米をつくり出すことでした。
2019年秋から取り組みを開始し、岡山県産で最も収穫量の多いアケボノを中心に、県産のお米の配合割合などを検討しました。
3~4か月くらいの間、ひたすらいろいろな配合で炊いたお米を食べ比べてみたので、だんだんとどれも同じように感じたり、迷い始めたりと、大変でした(笑)
でもとにかく目的がブレないように、「みんなに喜ばれる美味しいお米を作りたい」という気持ちを強く持って進めてきたので、何とか今回の商品にたどり着くことができたと思います。
途中からは、「分析班」「レシピ班」「パッケージデザイン班」に分かれて、それぞれで活動し、途中でお互いを確認しながら、まとめていきました。
取り組みの経緯説明は、2022年3月3日にJA岡山で行いましたので、以下紹介します。
《分析班:富山、鳥屋尾、大鳥、田中》
まずお米について深い知識を得るために、生産から販売についての情報収集から始めました。岡山パールライス精米工場を訪問してお米の製造過程や品種ごとの特性、岡山県の農業の現状など、基礎的な知識を教えていただき、岡山県産のお米5品種の食べ比べをして、それぞれの特徴について体験から学びました。さらに、商品バイヤーの方から商品の開発の基本や周知方法などを教えていただきました。
次に、お米を炊く時の加水量や品種割合を決めるために、予備的な嗜好調査を行いました。そこで決定したブレンド比率のお米を、炊飯直後、保温4時間後、放冷4時間後でどのように食味が変化するかを確認するために、複数回の食味テストを重ねました。また精米と無洗米での違いを見るために、同様の方法で食味テストを繰り返し行いました。
この度、JA岡山と取り組んでいた「JA 未来の米食育プロジェクト」の成果として、オリジナルブレンド精米ができました。
今回の取り組みは米の消費拡大を目的に、岡山県産の米をブレンドして若い世代にも好まれる米をつくり出すことでした。
2019年秋から取り組みを開始し、岡山県産で最も収穫量の多いアケボノを中心に、県産のお米の配合割合などを検討しました。
3~4か月くらいの間、ひたすらいろいろな配合で炊いたお米を食べ比べてみたので、だんだんとどれも同じように感じたり、迷い始めたりと、大変でした(笑)
でもとにかく目的がブレないように、「みんなに喜ばれる美味しいお米を作りたい」という気持ちを強く持って進めてきたので、何とか今回の商品にたどり着くことができたと思います。
途中からは、「分析班」「レシピ班」「パッケージデザイン班」に分かれて、それぞれで活動し、途中でお互いを確認しながら、まとめていきました。
取り組みの経緯説明は、2022年3月3日にJA岡山で行いましたので、以下紹介します。
《分析班:富山、鳥屋尾、大鳥、田中》
まずお米について深い知識を得るために、生産から販売についての情報収集から始めました。岡山パールライス精米工場を訪問してお米の製造過程や品種ごとの特性、岡山県の農業の現状など、基礎的な知識を教えていただき、岡山県産のお米5品種の食べ比べをして、それぞれの特徴について体験から学びました。さらに、商品バイヤーの方から商品の開発の基本や周知方法などを教えていただきました。
次に、お米を炊く時の加水量や品種割合を決めるために、予備的な嗜好調査を行いました。そこで決定したブレンド比率のお米を、炊飯直後、保温4時間後、放冷4時間後でどのように食味が変化するかを確認するために、複数回の食味テストを重ねました。また精米と無洗米での違いを見るために、同様の方法で食味テストを繰り返し行いました。
また、ブレンド米のコンセプトを確定するために、学生とその保護者を対象にアンケート調査を実施し、消費者動向の把握を行いました。この結果、無洗米に興味・関心のある人が約6割を占めていたこと、無洗米は調理時間の短縮、水の使用量や排水の低減、洗米による栄養価の流出の低減などのメリットもあることから、無洗米のブレンド米にしようと決めました。
一方、アンケート調査ではブレンド米のイメージがあまりよくなかったので、単種とブレンド米の比較調査も行いました。その結果、単種とほぼ変わらない粘りや硬さを保つことができていることがわかりました。
《レシピ班:難波、津島、冬木》
調査・分析から決定したブレンド米は「時間がたっても硬すぎず柔らかすぎない、程よい食感と適度な粘りがあり、白飯はもちろん、おにぎりや丼ものにもよく合うものになりました。
そこで、岡山県の特産品(黄ニラ、千両なす、連島れんこんなど)をたくさん使って10種類のおにぎりと3種類のレシピを考案しました。この時も、食感や色どりはもちろん、食物繊維や栄養価のバランスなどにも気をつけました。この時のおにぎりは2021年のJA主催のおにぎりコンテストで準グランプリや入賞することができました!
一方、アンケート調査ではブレンド米のイメージがあまりよくなかったので、単種とブレンド米の比較調査も行いました。その結果、単種とほぼ変わらない粘りや硬さを保つことができていることがわかりました。
《レシピ班:難波、津島、冬木》
調査・分析から決定したブレンド米は「時間がたっても硬すぎず柔らかすぎない、程よい食感と適度な粘りがあり、白飯はもちろん、おにぎりや丼ものにもよく合うものになりました。
そこで、岡山県の特産品(黄ニラ、千両なす、連島れんこんなど)をたくさん使って10種類のおにぎりと3種類のレシピを考案しました。この時も、食感や色どりはもちろん、食物繊維や栄養価のバランスなどにも気をつけました。この時のおにぎりは2021年のJA主催のおにぎりコンテストで準グランプリや入賞することができました!
《パッケージデザイン班:徳長・佐伯》
まず商品名は「晴々ロマン(はればれろまん)」としました。「晴々(はればれ)」には、温暖で気候のよい岡山で育ったお米の良さを伝えたい、という思いを、「ロマン」には、この商品がより多くの食卓に届き、この先も多くの人に愛されるお米になってほしいという私たちの願いを込めました。そしてコンセプトをもとにデザインを作成しました。
コンセプトやデザインの説明は写真を見てくださいね!
以上で私たちが取り組んできた大枠の説明は終わりです
長い文章になりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!
私たちの熱い思いのこもったこの「晴々ロマン」を、ぜひみなさんも手に取ってみてくださいね!!
まず商品名は「晴々ロマン(はればれろまん)」としました。「晴々(はればれ)」には、温暖で気候のよい岡山で育ったお米の良さを伝えたい、という思いを、「ロマン」には、この商品がより多くの食卓に届き、この先も多くの人に愛されるお米になってほしいという私たちの願いを込めました。そしてコンセプトをもとにデザインを作成しました。
コンセプトやデザインの説明は写真を見てくださいね!
以上で私たちが取り組んできた大枠の説明は終わりです
長い文章になりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!
私たちの熱い思いのこもったこの「晴々ロマン」を、ぜひみなさんも手に取ってみてくださいね!!
学生が考案した「晴々ロマン」を使ったレシピは、JA岡山さんのホームページからご覧いただけます。
▶「晴々ロマン(はればれろまん)」栄養学生が本気で考えたブレンド米だからだせる味
・食品栄養学科
・食生態学研究室
・小山洋子准教授
・地域連携・SDGs推進センター
・産学連携センター
▶「晴々ロマン(はればれろまん)」栄養学生が本気で考えたブレンド米だからだせる味
・JA岡山|地域によろこびの種をまく(サイト)
・食品栄養学科
・食生態学研究室
・小山洋子准教授
・地域連携・SDGs推進センター
・産学連携センター