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社会連携・研究

2023.02.20

トルコ・シリア大地震に思う|紺谷亮一(考古学)|現代社会学科

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今回、トルコで大地震が起こった。私はトルコのアンカラ大学に10年間留学していた。また、現在も毎年トルコ中央部にあるキュルテペ遺跡で発掘調査を続けている。そして、多くのトルコ人の恩師や友人がいる。私にとってトルコは第二の故郷のようなものだ。毎日のように現地と連絡をとっているが、中には親族が被災した友人もいる。また現地は、かなり寒いとのことである。

トルコは日本と同様に地震が多い国である。過去にも大地震が度々、起こっており、遡れば、古代、中世には歴史を揺るがしたものもあった。その一方で、地震を引き起こすプレート活動は、山岳地帯を形成させ、豊富な鉱物資源を生み出すきっかけにもなった。また、古来より石やレンガを建築材として多用する建築方法は、木材を多用してきた日本とは大きく異なる。このような建築方法に関する意識は何千年にもわたる長い歴史的産物でもあるのだ。

私は今年も、トルコの発掘調査に行く予定である。その時には、少しでも多くトルコの人達の明るい笑顔を見たいと思っている。

キュルテペ遺跡現場作業

キュルテペ遺跡現場作業

 学内でもトルコ・シリア大地震緊急支援金を募っています。駐日トルコ共和国大使館を通して、トルコでの救援活動を支援するために送る予定です。

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