児童学科の初年次教育に位置づけられる総合演習(1年生対象)は、大学での「学び方を学ぶ」授業です。
学生は,この1年を通して,本の読み方、レポートの書き方、話し合いの進め方に加え、池上彰氏による講話を皮切りに、「大学論」「学問論」「教育論」「人間論」とテーマを定め、少人数グループでの議論も重ねてきました。
1月7日は授業の総仕上げ。
当日は、教員からコメントの後、担当者の一人である土居裕士准教授(専門:インクルーシブ教育・特別支援教育)が、クラウド型教育支援プラットフォームであるmanaba folioにGoogleフォームのURLを送付し、学生に振り返り(スマホで入力)を求めました。フォームの項目は、①総合演習で学んだこと ②今後の課題の2点です。
一通り提出が終わってから、フォームの回答をスプレッドシートに変換、各項目のデータを「AIテキストマイニング」に入力して集計しました。学生が共通して選んだキーワードは、いっそう大きく表示されます。以下の図をプロジェクターでスクリーンに投影し、その場で振り返りを行いました。
学んだこと
フロアの意見に対して質問を考えたりすることが少しずつできるようになった。
最初に比べて意見を発表することへの抵抗感がなくなった気がする。
また、フロアでは回を重ねるうちに柔軟な考え方がよりできるようになった。
今後の課題
相手の意見を聞き入れた上での自分の意見が発表出来るようになりたい。
他の人の意見と反対の意見を発表すること、ファシリテーターとして議論を進めること。
といったところに集約できそうです。
新たな課題意識をもって、学生たちは1年目の学習を終えようとしています。
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