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ノートルダムの風景

2019.03.07

坪田譲治文学賞 贈呈式・記念行事を開催しました

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ノートルダムの風景

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社会連携・研究

社会連携

去る2019年2月23日(土)、第34回岡山市文学賞坪田譲治文学賞贈呈式・記念行事が本学にて開催され、約150名の参加者がヨゼフホールに集いました。受賞者の八重野統摩さんに岡山市長から賞状及び副賞が贈呈され、選考委員中脇初枝先生の講評及び講演が行われました。


記念行事では、本学日本語日本文学科の学生で結成され、岡山出身の小説家・児童文学作家 坪田譲治のPR活動を通じて地域活性化を行う「ツボジョーワールド探検隊」が、スライド「風の中の子供」(抄)のDVDを上映し、上映後に「ツボジョーワールド探検隊」の活動について壇上でお話ししました。
今回のブログでは、参加した「ツボジョーワールド探検隊」のメンバーによる所感をお届けします。


2月23日に坪田譲治文学賞贈呈式が本学のヨゼフホールで行われ、それに合わせて図書館の坪田譲治コレクションが一般公開されました。

図書館ロビーでは受賞者八重野統摩さんの本と図書館職員手作りのポップがお出迎え

図書館ロビーでは受賞者八重野統摩さんの本と図書館職員手作りのポップがお出迎え

図書館では、私たち「ツボジョーワールド探検隊」のメンバーがコレクションの案内を担当しました。そして贈呈式の前には受賞者の八重野統摩さんにもコレクションにお越しいただき、展示されている写真や譲治の生家の模型について解説し、また私たちが作成した冊子をもとに、坪田譲治について説明をしました。このことをきっかけに、坪田譲治や岡山に親しみを持っていただけたのではないかと思います。

ツボジョーワールド探検隊のメンバーの説明に熱心に耳を傾ける八重野統摩さん

ツボジョーワールド探検隊のメンバーの説明に熱心に耳を傾ける八重野統摩さん

また、その際、授業「文学創作論」の履修者で小説を書くことに関心をもつメンバーが、八重野さんに創作をしていて楽しいと思う時についてお聞きしたところ、「良い意見や悪い意見も含めて、自分の作品に対する人からの感想を聞いている時が楽しい」とお答えいただきました。創作をしていると厳しい意見を向けられることがありますが、それらをプラス思考で乗り越えることによって、より良い作品が書けるということを八重野さんから学ぶことができました。さらに「文学創作論」の履修者が作成した創作文集もお渡しすることができ、作家の方に学生の作品を読んでもらえるという大変貴重な機会をいただくことができました。

坪田譲治の写真の前にて記念撮影

坪田譲治の写真の前にて記念撮影

また、記念行事では、昨年2018年の2月に発掘された『風の中の子供』のスライドフィルムを使用し、「ツボジョーワールド探検隊」が朗読を担当したDVDを初公開しました。上映後にはメンバーが登壇し、担当した役についての感想や、今後の「ツボジョーワールド探検隊」の活動についての思いなどを、会場の温かい雰囲気の中、のびのびとお伝えすることができました。そして記念行事終了後、参加者の方から、「声が役に合っていてよかった」とお声がけいただき、朗読に挑戦してよかったという気持ちでいっぱいになりました。

スライドフィルムは多くの観客に観ていただけました

スライドフィルムは多くの観客に観ていただけました

インタビュー形式で「ツボジョーワールド探検隊」の活動報告を行いました

インタビュー形式で「ツボジョーワールド探検隊」の活動報告を行いました

これからも「ツボジョーワールド探検隊」は、また新しい観点から坪田譲治を広めることを企画しています。こうした坪田譲治を通した活動が、岡山市に住む人々の文学意識や地域への愛着を深めることにつながれば幸いです。

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