ノートルダム清心女子大学日本語日本文学科では、「書道卒業制作」の授業で、書の学びの集大成として「書道卒業制作展」を開催します。2025年度は4年生8人、3年生2人の計10人で作品制作に励んでいます。
本ブログでは、今年度の「書道卒業制作展」開催までの活動を、全4回に分けて紹介していきます。
第2回目である今回は、日々の作品制作の様子を紹介します。
私たちは、1月の展覧会に向けて、半切や一字書、かな等、様々な作品を制作しています。前回のブログで紹介した、特殊文庫での資料選びを経て決定した臨書作品も含まれています。作品点数が多いため、日々の授業時間の大部分を作品制作に充てています。臨書作品は、細部まで注意を払い、一瞬も気を抜くことができません。
作品制作の様子
普段は1人1人で黙々と作品制作をすることが多いですが、時には、お互いに書いた作品の相互批評を行うこともあります。特に、創作作品は、制作者の書きたいものや表現したいものを表現できているものはどれか、作品からどういった印象を抱くかなどを中心に批評を進めていきます。他の人に見てもらうことで、自分とは違う観点からの意見をもらうことができ、作品の方向性決めに生かすことができました。
相互批評の様子1
相互批評の様子2
夏期休暇期間中には、練習日を設けてそれぞれ集まり、作品制作を進めていました。この期間に、卒業制作展に向けて裏打ちも進めていました。
次回のブログでは、この裏打ちと秋書展の様子についてお伝えします。
今回制作した作品は、「書道卒業制作展」にて展示する予定です。ぜひ会場にお越しの上御覧ください。
会期:2026年1月29日(木)~2月1日(日)
会場:ノートルダム清心女子大学 ノートルダムホール本館100ND 入場無料
岡山市北区伊福町2丁目16-9
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