★日本語日本文学科ブログでは、学生たちが大学での学びの様子を発信するコーナーとして【学びの風景~学生便り~】を設けています。今回は「書道卒業制作」(指導教員・家入博徳)を学んでいる4年生の佐藤仁美さんです。
2024年度第2回のブログでは、一字書の制作と裏打ちの様子についてお伝えします。
一字書は、全紙を半分に切って制作する、四年生課題作品です。制作は授業内でしかできないため、短期間に集中しての制作となりました。
大筆を使い、文字を書いていきます。今年は二人とも、草書体で挑戦しました。
慣れない重さの筆に悪戦苦闘しましたが、納得のいく作品が完成しました。
一字書制作の様子
裏打ち作業では、二年生・三年生と協力しながら、一つずつ丁寧に行いました。鳥の子紙と呼ばれる紙に作品を張り付けていきます。作品を濡らし、しわを伸ばしたうえで、糊をつけた鳥の子紙に作品を貼っていきます。貼り終えたら、作品が折れ曲がらないよう木の板に固定し、乾かします。乾いた後に化粧断ちを行い、展示へと移ります。
写真は、秋書展(大学祭11月3日~4日開催)の展示の様子です。
裏打ち作業の様子
秋書展
秋書展では、多くの方々に足を運んで頂き、誠にありがとうございました。
今年の「書道卒業制作展」(1月30日~2月2日開催)は初めてトリニティホールでの開催となります。作品解説なども行う予定ですので、ぜひお越しください。
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