本格的な冬の訪れとともに、待降節(アドヴェント)の季節を迎えた私たちは、クリスマスを迎える準備を始めています。
11月28日の「キリスト教学Ⅲ」の授業ではグループに分かれ、クリスマスツリーの飾り付けや100NDの装飾、アドヴェントの集いの音楽練習などを行いました。通用門やラウンジなどにツリーを設置し、100nd前の廊下も可愛くデコレーションされています。是非、ツリーや装飾を見て楽しんで、クリスマスを感じてみてください。
ミサの準備をすすめる学生たち
学生たちによるツリーの飾りつけ
本番に向けて聖歌の練習
前回のブログで紹介したように、この「キリスト教学Ⅲ」の授業ではクリスマスの準備を行うとともに、祈ることの意義や、クリスマスに関するチャリティー活動などについても学んでいます。
印象に残っている授業の内容の一部をご紹介します。
10月末には「サンタクロースになるということ」と題して、NPO法人チャリティーサンタの河津泉さんの特別講義がありました。チャリティーサンタの活動については、全国の様々な困難によって体験格差を抱える子たちに本を贈る社会貢献プロジェクトとして2017年に書店と連携し始まった「ブックサンタ」について、聞いた事がありました。
しかし、それ以外に自分が子どもたちのためにできる活動について知らなかった為、とても興味深い内容でした。チャリティーサンタは実際にサンタクロースになって、希望のあった各家庭を訪れ、子供に直接プレゼントを渡すという活動で、自宅にインターホンを通じてサンタが訪れ、その子一人ひとりの名前で呼びかけ、その子が頑張っていることを直接褒めることで「サンタさん」との関わりが持てるというものでした。
サンタの訪問を申し込んだ人からのチャリティーは、経済的に厳しい家庭などの子どもに無償でサンタが訪問するために使われます。チャリティーを受け取ってそのお金で他の子を支援する活動が素敵なサイクルだなと感じました。そんなサンタクロースからの訪問は、きっとその子にとって素敵な思い出になるなと感じました。このようなクリスマスの素敵なチャリティ活動があることを知る良い機会になりました。機会があれば、参加してみたいと感じました。
100ND教室前の飾りつけ
ヨゼフホールラウンジに飾られたツリー
毎時間のクリスマスに関わる講義によってクリスマスの学びを深めていくにつれ、クリスマスを待ち遠しくなる気持ちが高まりました。次回のブログでは点灯式の様子をご報告します。
(キリスト教学Ⅲ 履修生)
・クリスマス特設サイト「幸せの光を あなたへ〜100年の祈りを込めて」
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