1924年、遙か太平洋を渡って、岡山に6人のシスターたちがやってきました。
それから100年、
聖母マリアの名を冠したこの学舎は、
いつしか緑ゆたかなモミの木のように
深く静かにこの地に根をおろし、
愛を伝え続けてきました。
101回目のクリスマスに、私たちは誓います。
先人たちの愛と祈りに照らされて、
次の100年も、
光のうちに歩んでゆくことを。
全ての人に幸せが広がりますように。
ノートルダム清心のクリスマス。
2024年12月5日公開
カトリック教会の暦では、クリスマスまでの四週間ほどを「待降節(アドヴェント)」と呼び、キリストの降誕を待ち望み、その準備を整える期間としています。本学でもこれに合わせ、ツリーや馬小屋などの準備を行い、点灯式やアドヴェントコンサートなどの行事を開催しています。
馬小屋は、マリアから生まれた幼な子が布にくるまれ飼い葉桶に寝かせられたという聖書の記述に基づいて、その様子を再現したものです。救いの希望は、幼子という弱く傷つきやすい存在を、喜んで迎え入れ、ケアすることのうちに発見される、というメッセージが、そこに隠されています。
「キリスト教学Ⅲ」の講義では、主にクリスマスを中心として、キリスト教の典礼や宗教文化とその意義について多面的に学びます。とくに本学のクリスマスミサおよび関連行事の準備と実施を通じて、ミサを中心としたカトリックの祈りの文化についての理解を深め、本学の建学の精神を主体的、協働的に体得することを目指す授業です。授業のなかでクリスマスを作り上げていきます。
救い主イエスが⽣まれたのは宮殿などの豪華な場所ではなく、馬小屋のようなところだったと考えられています。本学も、クリスマスの時期になると⾺⼩屋が設置されます。⾺⼩屋以外にも、ツリー、リース、アドヴェントカレンダーなどを飾り、学内全体でクリスマスを祝います。
アドヴェント期間の最初の催しとして、キリスト教文化研究所の主催による祈りの集いが開かれます。本学の歴史的建造物であるノートルダムホール本館の100ND教室に飾られた馬小屋ともみの木に灯りをともし、皆で聖歌を歌い、祈りを捧げます。
アドヴェントの期間、キャンパスではさまざまなチャリティー活動が行われています。 「キリスト教学Ⅲ」受講生の募金活動、キャンパス内にある附属幼稚園では「がまんのお金」、附属小学校では「助け合い弁当」。一人ひとりのクリスマスの心を「希望」として届ける活動です。
・12月 附属幼稚園「がまんのお金」
・12月 附属小学校「助け合い弁当」
・12月 クリスマス募金 …「キリスト教学Ⅲ」受講生
学生たちが教員の指導のもと、音楽はもちろん、台本・衣装・大道具小道具を仕上げ、素敵な音楽を届けたいという一つの大きな思いの中で、表現の技術だけではなく、企画・交渉力・実行力・人間関係構築力などの学びを深めてきました。2024年度も動画配信をお届けいたします。ぜひお楽しみください。
「奏でて作ろう!アリスと素敵なクリスマスケーキ」
今日はクリスマスイブ!!うさぎを追いかけ、たどり着いた先では、動物たちがパーティーの準備をしていました。ところが、毎年、ケーキ作りに失敗しています。今年は上手く作れるのでしょうか。
クリスマスは「キリストのミサ」という意味の言葉で、カトリック教会では、救い主イエス・キリストの誕生を12月24日の日没から12月25日にかけて祝います。
本学では、12月19日に「キリスト教学Ⅲ」の授業の履修生が神父とともに、クリスマスを祝うミサを捧げます。
附属校・姉妹校のクリスマスは
各校園のウェブサイトからご覧ください。
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