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食品栄養学科

2024.04.10

大学院生が執筆したミニレビューが『地域ケアリング』2024年2月号(北隆館)に掲載|栄養生化学研究室 小林ゼミ

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食品栄養学科

大学院

小林ゼミの橘髙充加さん(大学院修士2年生)たちによって執筆されたミニレビューが、いのちと生活を支えるケアの知識・技術とその基盤となる理論と情報を提供する学術専門雑誌である『地域ケアリング』2024年2月号(北隆館)に掲載されました。 

今回の掲載は、編集部の依頼により『アグリバイオ』2023年1月号の同論文より転載されたものです。 
 
タイトルは以下の通りです・ 
トリプトファン代謝異常から見た肥満誘導型疾患の多臓器連関とこの視座から見た機能性食品の創出 
Multi-organ association of obesity-Induced diseases and abnormal tryptophan metabolism and creation of functional foods targeting them  

橘髙 充加1),髙橋 万由花1),髙須賀 茉衣子1),石川 真美子2),大木 淳子3),安原 香子4),小林 謙一5) 

1)ノートルダム清心女子大学 大学院人間生活学研究科 食品栄養学専攻 
2)山陽学園短期大学,健康栄養学科 
3)山陽学園短期大学,健康栄養学科 講師 
4)ノートルダム清心女子大学 人間生活学部 食品栄養学科  
5)ノートルダム清心女子大学 人間生活学部 食品栄養学科 教授 

肥満は、糖尿病や脂質異常症、高血圧、そして動脈硬化症など、様々な疾患と関連することが知られています。近年では、肥満によって、肝臓、心臓、膵臓、腎臓、腸そして脳など多臓器で代謝障害が起こること、またこれらの多臓器で連関して生じることが示されつつありますが、不明な点も多いのが現状です。小林ゼミでは、高脂肪・高コレステロール・高フルクトース食(GAN飼料)で肥満を誘導したマウスで、肝臓のみならず他の様々な臓器で線維化などの症状を示すこと、またそこにトリプトファン代謝が関連する可能性を示しつつあります。この論文は、私たちのゼミでの研究内容を、コンパクトにまとめたものです。

なお、本稿の研究報告の一部は、日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C)「キノリン酸の臓器線維化惹起作用の解明と臓器線維化から身体を守る食品成分の探索」(2022-2025)(研究課題番号:22K11716,研究代表者:小林謙一)および公益財団法人両備檉園記念財団第44回研究助成(生物学研究奨励賞)「非アルコール性脂肪肝炎におけるトリプトファン代謝異常の「腸-肝-脳」連関の解明」を受けて実施しています. 

『地域ケアリング』2024年2月号(北隆館ホームページ

・小林謙一教授(教員紹介) 
 ・小林謙一教授のブログを読んでみよう(過去のブログ) 
 ・大学院生が執筆したミニレビューが『月刊 アグリバイオ』1月号(北隆館)に掲載|食品栄養学専攻 栄養生化学研究室 小林ゼミ 

・食品栄養学科(ブログ)
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・栄養生化学研究室 
・大学院食品栄養学専攻

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