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日本語日本文学科

2024.03.21

新入生を迎える在学生の活動(上) | 日本語日本文学科

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イベント

 入学を控えた皆さんは、期待と不安で胸を膨らませながら、大学生活に向けての準備を進めている頃かと思います。 
 実は、皆さんが本学への進学を決める随分前から、在校生たちは新入生を迎える準備をはじめています。2023年10月に結成された日本語日本文学科協力学生(通称ヘルパー学生)は、4月1日の入学宣誓式から続くオリエンテーションに向けて、着々と準備を進めています。 新入生が困らないように、楽しく学び大学生活を快適に過ごせるようにと、一生懸命準備をする姿には心打たれるものがあります。 
 今回は、日本語日本文学科伝統の和綴の新入生しおりを作成する様子を、ヘルパー学生の2年生山根夕佳さんから紹介してもらいます。
(オリエンテーション担当教員:江草弥由起) 

しおり作成の様子 
 
 こんにちは!日本語日本文学科、2年、ヘルパー学生の山根夕佳です!本日は新入生のしおりを作成する様子を紹介していきます。 
 まず、表紙に左側の題簽と右側の友禅和紙をのり付けする作業をします。せんたく糊をお湯で薄く溶かし、ハケで題簽と友禅和紙に塗っていきます。糊が乾かないうちに、表紙へ題簽と友禅和紙を貼っていきます。その際、題簽は薄いため、破れないようにそっと貼り付けていきます。また、新入生のしおりの友禅和紙は青色と赤色の2色あり、模様が色によって少し異なります。新入生の皆様は自身のしおりがどちらの色になるか楽しみにしていてください! 
 

 次に、糸でバラバラの状態であるページをひとつの冊子の状態に綴じていく「和綴じ」という作業をします。この「和綴じ」という作業がしおり作成の中で山場と言える作業です!ひとつひとつ丁寧に手作業で綴じていきます。作業するにあたって、糸がねじれないように気をつけながら綴じていきます。最初は糸がねじれたり、穴に糸を通す順番を間違えたりなど、なかなか上手くいかず、一冊作るのに凡そ30分ほど時間がかかりました。しかし、先輩に教わったり、冊数をこなしたりする中で徐々に慣れてゆき、最初の頃よりも短時間で完成させることができるようになり、ほのかな達成感を感じました。また、新入生のしおりには3パターンの綴じ方を行いました。新入生の皆様は自身のしおりがどのような綴じ方がなされているか、是非近くの方と見比べてみてください! 

 このように試行錯誤しながらも、新入生分のしおりを無事に完成することができました!本日作成したしおりが、新入生の皆様がこれから始まる新たな学校生活が安心して送れる手助けに少しでもなることができれば幸いです。 
 今回はしおりの作成の紹介を致しましたが、他にも新入生の皆様が安心して学校生活が送れるように着々と準備を進めております。先生方をはじめ、ヘルパー全員が新入生の皆様にお会いできる日を心待ちにしております! 
(日本語日本文学科 2年 山根夕佳 出身高校:岡山県立岡山操山高等学校)

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