• Youtube
  • TwitterTwitter
  • FacebookFacebook
  • LINELINE
  • InstagramInstagram
  • アクセス
  • 資料請求
  • お問合せ
  • 受験生サイト
  • ENGLISH
  • 検索検索

日本語日本文学科

2024.01.25

【学びの風景~学生便り~】書道卒業制作展、開催への道!(第2回)|日本語日本文学科

Twitter

Facebook

日本語日本文学科

イベント

授業紹介

書道卒業制作展

★日本語日本文学科ブログでは、学生たちが大学での学びの様子を発信するコーナーとして【学びの風景~学生便り~】を設けています。今回は「書道卒業制作展」(指導教員・家入博徳)に賛助として参加している3年生の野萱あおいさんです。

今回は卒業制作展の準備、特に表装作業の様子をお届けします。
書道卒業制作では、作品を書き終えた後の表装も自分たちで行います。表装作業ではまず作品を整え裏打ちをし、化粧断ちを施したのちパネルなどに固定して書いたものを展示できる状態にします。
それぞれの手順について、以下に詳しく説明します。

作品を完成させた後、「裏打ち」という作業に移ります。薄く破れやすい本紙を強化すること、しわをのばして見栄えを良くすることが裏打ちの目的です。
まず下準備をします。濃さの異なる2種類ののりを作り、作品の裏に貼り付ける鳥の子用紙を作品の大きさに合うように切っておきます。

【のりの準備】

【のりの準備】

作品を霧吹きで濡らしてブラシや指でしわ・折り目を伸ばし、あらかじめ用意しておいたのりで鳥の子用紙と接着します。ここで作品にしわや折り目が残ってしまうと後から取り除くことはできないので、ぴたっと伸びるまで丁寧に作業しなければいけません。
鳥の子用紙は作品より大きく切ってあります。作品を貼り付ける中央部分に先ほど用意した2種類ののりのうち薄いのりを、周縁のベニヤに固定する部分には濃いのりを用います。
しわを伸ばした作品がまたよれてしまわないよう注意しつつ薄いのりを塗った方に接着します。
そして作品が内向きになるようベニヤ板に貼り付けます。これで裏打ち作業は完了です。
何日か置いて乾燥させると、次に行うのは「化粧断ち」という作業です。鳥の子用紙と共にベニヤ板に貼り付けた作品を切りはがします。
かなり強固に張り付いているためカッターなどを用いなければいけません。作品を傷つけないように気を付けながら、裏打ち時に濃いのりで接着した部分をはがしていきます。
 

【裏打ちの様子】

【裏打ちの様子】

損傷がある個所を除き、上下左右の余白を均等にするため、定規で測りながら周囲を切り揃えます。
最後にすべての工程を終えた作品をパネルの中央に貼り付け、準備完了です。
 

【化粧断ちの様子】

【化粧断ちの様子】

【化粧断ちの様子】

【化粧断ちの様子】


第29回書道卒業制作展は、以下の日程で開催いたします。ぜひお越しください。
                        日本語日本文学科3年 野萱あおい(葵扇)・記

第29回書道卒業制作展は、以下の日程で開催いたします。
 会期:令和6年2月8日(木)~11日(日)
    10時~17時【最終日は15時まで】
 会場:ノートルダム清心女子大学
     ノートルダムホール本館 100ND教室 入場無料
      岡山市北区伊福町2丁目16ー9

一覧にもどる