日本語日本文学科

人間生活学科

2023.10.20

【学びの風景~学生便り~】2023年度書道卒業制作展、開催への道!(第1回)|日本語日本文学科

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    書道卒業制作展

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★日本語日本文学科ブログでは、学生たちが大学での学びの様子を発信するコーナーとして【学びの風景~学生便り~】を設けています。今回は「書道卒業制作」(指導教員・家入博徳)を学んでいる4年生の吉川弥来さんです。

 「書道卒業制作」の授業では、4年間の学びの集大成として、今年度も「書道卒業制作展」を開催します。今年は、4年生は2人ですが、3年生が3人、2年生が2人、1年生が1人と、賛助してくれる学生が多く、全員で協力しながら作品制作を行っています。このように、「書道卒業制作」では、履修をしている4年生以外の学生も、日本語日本文学科であれば参加が可能です。4年生になって履修してみたい方は、ぜひ3年生以下の学年であっても参加してみてください。

 今回は、今年初の掲載となる第1回ですので、作品作りの大まかな流れをご紹介します。

【下敷き調整の様子】【下敷き調整の様子】

 まず、作品を書く前に、作品作りに必要なものを用意します。大きい作品の臨書に必要な下敷きを用意するためのサイズ調整や、印を押すための石やその他の道具、裏打ちのためののりや鳥の子用紙など、様々な準備を最初にします。それらの用意を終えたら、作品を書き始めます。

【作品を書く様子】【作品を書く様子】

 何度も書き直し、やっと完成した作品は、裏打ちと呼ばれる表装作業を行います。裏打ちした作品は、少し時間を置いて、後日化粧裁ちと呼ばれる作業をするため、カッターを用いて綺麗に見えるよう慎重に切り進めます。その作品を、紙や布をよく伸ばしながら貼り付けた板に貼り、ようやく1つの制作が終わります。とても手間がかかりますが、これらをこなすことで、より良い作品が出来上がります。

【夏季休暇期間中の集中練習の様子】 【夏季休暇期間中の集中練習の様子】 

 「書道卒業制作」では、様々な過程を経て、より良い作品作り、より良い展示のために、皆で協力し合い、1年をかけて制作しています。これからも、冬の「書道卒業制作展」に向けて作品作りに尽力していきます。これらの集大成を、会場でもご覧ください。


 皆様のお越しを心よりお待ちしております。第2回以降も、「書道卒業制作」の様子をご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。

 

日本語日本文学科4年 吉川弥来(白雅)・記
  

第29回書道卒業制作展は、以下の日程で開催いたします。
 会期:令和6年2月8日(木)~11日(日)
    10時~17時【最終日は15時まで】
 会場:ノートルダム清心女子大学
     ノートルダムホール本館 100ND教室 入場無料
      岡山市北区伊福町2丁目16ー9

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