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情報デザイン学科

2023.08.14

情報デザイン学科ってどんな学科?小松先生が紹介します!Vol.2〜データサイエンスとは?〜|情報デザイン学科(仮称)

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情報デザイン学科

国際文化学部・情報デザイン学部

情報デザイン学部

このシリーズでは、情報デザイン学科(仮称)を設立する背景や、学びの特徴、卒業後にどういった仕事があるのかなど4回にわたって連載していきます。
情報デザイン学科について紹介するのは、特別招聘教授の小松文子(こまつあやこ)先生です。

小松先生は、情報セキュリティを長年研究されており、2023年4月から本学に所属。


第2回目の今回は、「データサイエンス」について、伺いました。
※2023年10月26日付けで認可されました。

▶︎データサイエンスって何ですか?
データサイエンスは、さまざまなデータを活用して価値を生み出すための手段です。次の図を例に、大学前にお弁当の店を開店する際のシナリオを考えてみましょう。
 

データサイエンスの一例

データサイエンスの一例

まず、大学の学生数が1877人であるというデータがあります。この数値自体はただの数字ですが、これがお弁当の店を開店する人にとっては重要な情報となります。なぜなら、これが潜在的な顧客数となり、お弁当の需要を見積もる上での出発点となるからです。

さらに、競合するコンビニや学内食堂の規模、学生の自宅通学者の割合などの情報も収集されます。これらの情報は全体の市場状況を理解するのに役立ちます。例えば、学内で食事が提供されている場合、学生が外部でお弁当を購入する需要は減少する可能性があります。

これらのデータを組み合わせて分析することで、大学前のお弁当店の潜在的な売上を見積もることができます。その結果、おそらく1日あたりの売上が400個程度になるという予測が得られます。この数字はお弁当店を開店する人にとっての重要な情報であり、ビジネスの展望を示すものです。

こうしたプロセスを通じて、データは単なる生の数値ではなく、関連情報と組み合わさることで価値を持つ知識へと変わっていきます。データサイエンスは、こうしたデータの収集、分析、解釈を通じて、ビジネス上の意思決定や価値創造をサポートする重要なツールとなるのです。
▶︎身近なデータサイエンスの一例
野菜や果実を形状で分類し等級を分類して販売することがあります
現在は、農家の人が出荷時に目で判別しているため、非常に時間がかかりますし、さらにベテランでしかできないという問題があります。人が判別しているデータを集めて、判別を自動化することができています。

また、料理で使われている原材料やカロリー、栄養素のデータを写真と共に集めておき、食事の写真からこれらをどれくらいとっているかを知ることもできるようになっています。

データはビジネスだけでなく、医療や心理学、環境、観光などさまざまな分野で活用されています。近年では、データドリブン経営やエビデンスベースド心理学といった考え方が広まり、データに基づいた意思決定や課題解決が行われています。


情報デザイン学科ってどんな学科?小松先生が紹介します!〜女性と「データサイエンス」〜vol.3|情報デザイン学科(2023.8.15公開)に続きます。

情報デザイン学科ってどんな学科?―学科紹介動画を公開しました!|情報デザイン学科(仮称)

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