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英語英文学科

2022.12.06

【学生の活躍】「DO-IT Japan での活動と、私の大学生活」|英語英文学科

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DO-IT Japan での活動と、私の大学生活

佐々木 愛美(英語英文学科2年)

私は生まれつき、身体障害を持っていますが、多くの人の支えによって、充実したキャンパスライフを日々送っています。私は今年7月から、東京大学先端科学技術研究センターが運営している「DO-IT (Diversity, Opportunities, Internetworking and Technology) Japan」という、障害のある学生を対象にしたリーダー育成プロジェクトにスカラー(プログラムに参加する学生の総称です)として参加しています。その体験について、最初にお話ししたいと思います。

今回、私がこのプログラムに参加しようと思った理由は、大きく分けて2つあります。第一に、障害に対する理解があり、かつ私たちスカラーのチャレンジ精神を尊重してくださるDO-IT Japan の力をお借りしながら、自分と同じように「障害」というアイデンティティを持った人々とたくさん出会い、関わり、様々な価値観に触れながら多くの経験を積みたいと思ったからです。そして第二に、自分の今後の生き方(大学院進学・就職・一人暮らしなどなど…)を考えなければならない時期に差し掛かってきたことから、様々な方から多くの示唆を得たいと思ったからです。

今年の7月から8月上旬にかけて、オンライン上で開催されたプリプログラムを皮切りに、私のスカラーとしての活動は始まりました。8月7日(日)〜10日(水)に開催された夏季プログラムでは、オンライン上ではありましたが、多くの先輩スカラーの皆さんや大学生チューター・アドバイザーの先生方、事務局スタッフの方々と関わることができたと同時に、同期スカラーとの交流も深めることができました。また今回、初めて家族や慣れた介助者以外の方(事務局スタッフさん)からの介助を受けながら、ホテルで宿泊するという経験を、1泊だけではありますがさせて頂きました。この経験は、将来的に一人暮らしをするにあたっての大きな自信となりました。夏季プログラムを通して、たくさんの経験を積むことができたとともに、これまでの自分を振り返り、これからの自身の生活・学びについて深く考えることができました。

DO-IT Japan での活動は今後も定期的に続きます。これからも、多様な人や経験との出会いを大切にするとともに、将来自分がどのようにすれば、社会に還元することができるのかを考えていきたいと思います。

夏季プログラムでの様子(提供:DO-IT Japan)

夏季プログラムでの様子(提供:DO-IT Japan)

DO-IT Japan の活動の1つとして毎月行われているオンラインミーティングは、私の場合、大学の授業が終わった直後に開催されることが多く、帰宅してからオンラインミーティングに参加することは時間の関係上難しいため、学内の教室を借り、そこから参加しています。こちらの個人的なお願いにもかかわらず、大学は毎回快く教室を貸してくださるなど、参加しやすいように環境を整えていただいて、大変感謝しております。このように、私のスカラーとしての活動も支援してくださることを、ありがたく思っています。

次に、大学生活についてですが、1年前に本学に入学してから、私は毎日、充実したキャンパスライフを送っています。特に、対面授業が本格的に再開された今年度は、そのことをより一層実感しています。その理由は、インクルーシブ教育研究センターや学科、学務部を中心とした本学の支援体制が、私の学びや生活を支えてくださっているからです。例えば日々の授業では、学生サポーターさんによるノートテイク等の支援を受けています。また、本学の施設設備のバリアフリー化も進んでいるため、各教室へのアクセスを容易に行うことができます。このような配慮・支援を日々途切れることなく、丁寧に提供してくださっている大学、そして私を支援してくださっている全ての方々に、深く感謝申し上げたいと思います。

私は、この大学で多くの経験をさせていただいています。全学共通科目・学科科目・教職科目問わず、多くの知識を得て、さまざまなことを考える機会を与えてくれる日々の授業、自分の英語力を向上させ国際的な知識を蓄積し、先輩・友人・後輩とのつながりを持つことができたサークル活動(E.L.A.S.)や模擬国連、日々のさまざまな方との関わりなどなど…これらの経験は、日々の私の生活を充実したものにしてくれています。これからも楽しみながら頑張っていきたいと思います!

本学で開催された、JUEMUN(日本大学英語模擬国連大会) 2022に参加している様子

本学で開催された、JUEMUN(日本大学英語模擬国連大会) 2022に参加している様子

サークル内でのスピーチコンテストの様子

サークル内でのスピーチコンテストの様子

最後になりましたが、私はこのノートルダム清心女子大学に入学して本当によかったと思っています。だからこそ、もっと多くのみなさんに入学して欲しいとも感じています。私は、全ての人に学ぶ権利があると思います。この大学は、「清心で学びたい!」、「清心で充実した大学生活を送りたい!」という想いがあれば、サポートが必要な学生を含む全ての学生を受け入れ、そして学びや生活に対して全力で支えてくれます。
この記事を読んで、少しでも清心に興味を持ってくださったら、これほど嬉しいことはありません。近い将来、このキャンパスでみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

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