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現代社会学科

2022.04.12

東日本大震災 記憶の縁(よすが)と祈りのかたち |現代社会学科|現代社会学コース(災害社会学)|福田雄講師

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東日本大震災から11年が経ちました。昨年から今年にかけて宮城県や岩手県の被災地域ではいくつかの震災伝承施設、復興祈念公園などがオープンしました。そのなかでも今日は、NHKドラマ「おかえりモネ」の舞台の一つとなった気仙沼市の復興記念公園を紹介したいと思います。

この写真は、気仙沼市の復興祈念公園を写したものです。津波に襲われた気仙沼の港を見下ろすことができる高台にこの公園はあります。震災から10年の節目に開園したこの公園は普段から多くの市民が訪れる場となっています。犠牲者名の刻まれた銘板に触れ、海と町を眺め、手を合わすことで、あの日、あの場所で起こったことを思い返すことができます。

公園内の一つ一つの伝承彫刻にはQRコードが付けられています。QRコードを読み込むと、この作品の背景となったエピソードを確認することができます。「ごめんね」と題されたこの彫刻のエピソードは、以下のURLから読むことができます。(https://www.kesennuma.miyagi.jp/memorialpark/objet/010/gomennne_e5z2x4gdzy.html

関連するエピソードもたくさんあるので是非読んでみてください。復興記念公園やモニュメントは、このように震災の体験や当時の思いを共有するための記憶の縁(よすが)となっているのです。

気仙沼に限らず、東北地方の沿岸部では、震災を記念するさまざまな施設があります。今後学生とともにこれらの施設を訪れ、震災の記憶のあり方や、祈りのかたちを考えていきたいと思っています。


福田雄講師(教員紹介)
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