11月23日(火)に放送されたNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で岡山空襲が描かれていました。
1945年6月29日の岡山空襲では、本学園の校舎は被害を免れたものの、清心女子専門学校および清心高等女学校の学生・生徒14名の尊い命が失われました。
現存する校舎、ノートルダムホール本館及び東棟は、アントニン・レーモンド設計の建物(1929年完成)であり、竣工当時「白亜の校舎」と呼ばれていたそうです。
しかし、戦中には空襲を避けるため、校舎の壁は真っ黒に塗られていました。
戦中に黒く塗られたノートルダムホール本館
現在のノートルダムホール本館
終戦後、黒い塗料を完全に除去することができず、上から白く塗り替えました。
本学では、2016年の壁の補修時に現れた黒い壁の一部分を当時の面影として残し、この場所に集う人々が平和の尊さを考える機会としています。
広報室アーカイブ
・清心アーカイブ|清心の風景| 黒く塗られた白亜の殿堂
・ノートルダムホール本館及び東棟(登録有形文化財)
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