2021年10月12日
在学生の皆様保護者の皆様
ノートルダム清心女子大学
学長 津田 葵
学長 津田 葵
「対面授業」主体の授業形式への移行にあたって
本学では、今年度第1期は、「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が断続的に適用されたことから、学生の健康と安全を最優先に考え、状況に応じて学内への立ち入り制限や、授業に関しては、最低限の学生実験・実習を除き、遠隔授業を原則として実施してきました。
しかし、学生と教職員が授業やゼミ、実験・実習そして研究を通して、直接、深く関わり合いながら、日々の学生生活を送ることが、大学の本来の姿であると考え、このあたりまえのキャンパスの姿を、一日でも早く取り戻すことができるように、第2期の開始に向けた準備をしてきました。
おかげさまで、岡山済生会外来センター病院の全面的なご協力を得て行われたワクチンの職域接種も、10月1日をもって、2回目の接種が完了いたしました。加えて、感染予防対策のより一層の強化を図るべく、抗原検査簡易キットの確保も含めて学内環境の整備も行いました。
こうした取り組みをもとに、10月13日より、対面主体の授業スタイルに移行していくこととしました。一部の講義に関しては、遠隔授業を維持することになりますが、約8割の授業が、対面方式での実施となる予定です。継続する遠隔授業に関しましても、学内で受講できるスペースエリアの充実を図り、学内で、同日に、対面と遠隔の授業を安心して安全に受けられる状況になっています。
これからも、本学の質の高い教育、一人ひとりを大切にする教育を維持しながら、感染拡大防止と学生の安全安心な環境確保を最優先に全力で取り組んでまいります。引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
聖母マリア(ノートルダム)のお取り次ぎをお祈りいたします。
・学長メッセージ