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食品栄養学科

2021.10.11

大学生が『食の大切さ』を小学生に伝える ~地域を学んでのこさずたべよう事業~(その2)|食品栄養学科 食品学研究室

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食品栄養学科

授業・研究室

大学院

人間生活学研究科

2021年2月2日、食品栄養学科の大学生・食品栄養学専攻の大学院生が、『食の大切さ』を小学生に伝える出前授業を行いました(その2)。

みなさんこんにちは!食品栄養学科の門井です。
前回、①つくる を紹介しました。
その1 はこちらから。

続いて、②かこうする、③かう(うる) です。

②かこうする
ゼミの仲間と岡山県農業開発研究所と さんようみねるば に伺い、食品加工の工夫などについてお話を伺いました。

岡山県農業開発研究所では、地域の企業の商品開発を支援されており、より美味しく安全な商品を作れるように日々研究をされています。試作中の商品をいくつか試食させていただきました。さまざまな加工条件で試作されており、食品加工の大変さを実感しました。

さんようみねるば は、赤磐市の特産品を利用した特色ある商品づくりをされています。
スーパーなどで売られているような規格の整った野菜や果物を原材料として使わず、地域でとれた規格外品を積極的に使用しています。形が悪いものや傷んでしまったものを捨てずに加工することで別の商品に変え、食品ロスの削減に貢献しています。他の企業では作っていないような商品を考えることを意識していて、とても難しいそうです。
それでも地域が活性化することを願って頑張っている姿勢がとても印象に残りました。

③かう(うる)
ハローズでフードバンクの取り組みについてお話を伺いました。スーパーでは、食品ロスが多く出ているイメージがありました。しかし、ハローズでは食品ロスを削減するため、まだ食べることができる、消費期限や賞味期限が近づいた商品をフードバンクへ寄付を行っています。フードバンクとは、食べ物を必要としている人たちに無償で食品の提供を行っているところです。
ハローズでは、パート従業員の「食べられる商品を捨てるのはもったいない」という一言をきっかけに、今では年間100トン以上の食品をフードバンクに寄付をしています。
持続可能なフードバンクへの商品提供の仕組み(ハローズモデル)
しかし、それでも廃棄されてしまうものもあるそうです。現在は、ハローズだけでなく、他のスーパーとも連携した取り組みを進められていて、みんなで協力して食品ロスを減らそうと取り組んでいました。私も食品ロスを少しでも減らせるようにがんばろうと強く感じました。

次回は、実際の授業の様子(④食べる)を報告します。

晴れの国生き活きテレビ(R3.2.14)【地域を学んでのこさず食べよう事業】(岡山県政広報チャンネル※YouTube動画)
令和2年度地域を学んでのこさず食べよう事業(岡山県)
さんようみねるば
一般社団法人 岡山県農業開発研究所
株式会社 ハローズ

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