食品栄養学科の大熊恵衣です。私が卒論で所属している今本ゼミでは、様々なコンテストに挑戦しています。今回は「第7回 大原美術館に所蔵されている絵画(かいが)をモチーフにした料理レシピコンテスト」に応募し、最優秀賞を獲得した授賞式の様子をお話しします。
総応募数413作品の中から1次審査、2次審査を通過し、最終審査5名のうち、今本ゼミから2人が令和元年10月5日(土)に倉敷ロイヤルアートホテルで行われた授与式に参加しました。最優秀賞は私の「木を伐る私、ホワイトシチューのパイ包み焼き」、優秀賞は4年生の米田奈央さんの「肉厚チキンのバルサミコソース~彩パプリカと共に~」。計2名が入賞しました!2人がモチーフにした絵画はフェルディナント・ホドラーの「木を伐(き)る人」です。
私の料理は、「木を伐る人」のそびえ立つ木はグリッシーニで表現し、木を伐る人はパイ生地を崩してもらうことで食べている本人に見立て、絵画の白を基調としたホワイトシチューを選択しました。絵画の中に入り込んだ気持ちになって楽しみながら食べてもらいたいです。
今本先生に勧められ挑戦したコンテストで、自分が考えたレシピが実際にシェフの方に再現していただけた上に、ホテルにお越しくださるお客様に食べていただけるという素晴らしい経験をすることができました。このような経験から、何事も最初から諦めたりせず、まずは挑戦していくことが大切だと思いました。
今回受賞した作品は、10月18日から12月2日の期間限定で倉敷ロイヤルアートホテルのレストラン「蔵と名画コラボランチ」のメニューになります。皆さんぜひ、お越しください。
・食品栄養学科
・食生態学研究室
・今本美幸准教授(教員紹介)