情報デザイン学科で教職課程を履修する2年生2名と教職科目担当の教員1名が、島根大学教育学部主催の「伴走者のための共学共創フォーラムin島根」に参加し、社会教育の分野で活躍する方々から、多様な教育や学校との関わり方を学びました。
高等学校教諭一種(情報)の教員免許を取得できる情報デザイン学科の教職課程では、情報科における専門的な教育について学び、模擬授業などを実践する、「情報科教育法I・II」「情報科指導法演習I・II」の授業科目を設置しています。また、高校の発表会を見学する機会を設けるなど、学生が学校教育の現場に触れる機会も確保しています。
一方で、教育と関わる方法は学校教育の場だけでなく、社会の中で教育に関わる、地域と学校の教育をつなぐなど、多様な立場・関わり方があります。このような分野は社会教育と呼ばれ、ICT活用や教育のDX(Digital Transformation)など、情報系の学生が貢献できる部分もありますが、学校教育のみを受けてきた学生にとっては、なかなかイメージを持ちにくい分野です。
そこで今回は1/24(土)-25(日)にかけて、多様な教育との関わり方を学びたい学生2名とともに、島根大学の社会教育主事講習と連動したイベントである、「伴走者のための共学共創フォーラムin島根」に参加しました。教育魅力化の先進地として知られる島根県にある島根大学の社会教育主事講習は「地域教育魅力化コーディネーター育成コース」と銘打たれており、特に学校と地域をつなぐ立場の社会人・学生の方々がこの講習を受けています。今回本学から参加した学生・教員はこの講習の受講者ではありませんが、このフォーラムと、フォーラム前日の前夜祭は一般公開されているため、一般参加の形で現地参加しました。
この週末の山陰は雪模様で、時折吹雪くときもありました。松江まで無事に辿り着けるか心配しましたが、予定通り全日程に参加することができました。(学生提供)
前夜祭の開始までの時間に、暖を取るために休憩したときの写真です。松江市は日本三大和菓子処の一つだそうです。(学生提供)
立食パーティ形式の前夜祭では、学生は最初はうまく馴染めるか不安そうでしたが、「ご縁の国しまね」の温かい皆さんとさまざまなお話をすることができました。学校現場でコーディネーターとして関わる方、大学の教職員として学生の学びを支える方、地域の中で社会教育に取り組む方など、今まで知らなかった働き方や教育への関わり方を知ることができたようです。終了後に学生は「前夜祭に参加してよかった」と言っており、とても勉強になったようでした。
フォーラム当日も、全体会・分科会を通して、また昼食時間などの合間の時間でも、学生はさまざまな方と関わることができました。前日よりもさらに強い雪の降る中でしたが、このフォーラムに集う参加者の方々の、志と行動力の高さを感じることができたようです。フォーラム当日の詳しい内容については、主催者の方による報告記事をご覧ください。
フォーラムの会場は、島根大学教育学部附属義務教育学校前期課程に併設された島根大学教育学部山陰教員研修センターです。
フォーラムのプログラムです。全体会・分科会で様々な企画が実施されていました。学校教育でのICT活用に関する分科会もありました。
今回参加した学生からは、次のような感想がありました。
====
・前夜祭・フォーラムに参加して、教育現場において教師とは異なる立場から学校に関わる人たちの重要性ややりがいを感じることができた。各地で働く学校コーディネーターの方々が生き生きと話す姿を見て、学校や生徒、教員、地域のために何ができるのかを考え、実行していくことに強い興味を持った。また、参加したワークショップでは、ホワイトボードアプリを用いた授業について聞き、これまでの経験だけにとらわれず、新しいものを取り入れながら、あきらめずに実行していくことの重要性を学んだ。2日間を通して、教育の場に多様な人が関わっていることを改めて実感するとともに、コーディネーターという立場の存在についての理解と知見が広がった。
・今回のフォーラムに参加して、情報教育について学びを深めることができたのはもちろん、教育は学校の中で完結するものではなく、多様な立場の人々が関わることで設計されていることが実感できた。前夜祭やフォーラムでは、地域での学びを支えるコーディネーターをされている方、実際に現場で活躍されている教員の方など、様々な年齢や背景が異なる方々の話を聞くことができた。自分の中の教育というものの捉え方やイメージが大きく変わった意味では、とても有意義な経験になったと感じている。
====
今回の参加にあたっては、主催である島根大学の先生をはじめ、多くの皆さんに大変お世話になりました。今後も情報デザイン学科の教職課程では、履修者である学生の学びを深め、地域社会に還元できるよう、学外活動の機会を積極的に設けていく予定です。
帰りの「やくも」号の車内にて。左上に見えるのは、分科会ブースで貰った記念品です。人とつながることは、今回の参加目的でもあり、このフォーラム自体の目的でもありました。(学生提供)
・情報デザイン学科(学科紹介)
・情報デザイン学科のブログを読んでみよう!
・研究分野
・情報デザイン学科教員紹介
・免許・資格
・情報学教育研究室
情報デザイン学科紹介Movieはこちらから