3年生から始まるProblem Based Learning(PBL)授業の試行として、株式会社両備システムズ(以下両備システムズ)と連携し、事務業務の依頼と管理の自動化に取り組みました。春休み期間中に有志の学生が参加し、生成AIを用いたチャットベースでの省力化の検証も行いました。
情報デザイン学科では、3年生からProblem Based Learning(PBL)の授業が始まります。この授業では、実際の企業と連携し、現実の課題に取り組むことで、学生たちの問題解決能力を養います。今年の春休み期間中、有志の1年生が集まり、システム系のPBLの試行として両備システムズと連携して、事務業務の依頼と管理の自動化に挑戦しました。両備システムズは大学と包括連携協定を結んでいます。
両備システムズ側から、事務部門から事業部門などへの業務の依頼とその管理についての課題を聞きました。それをもとに学生たちは、ワークフロー管理ツールを用いてこれらのプロセスを自動化する検討を行い、実際に業務の依頼までの模擬的なフローを作成し自動化しました。さらに、生成AIを用いて、チャットベースでどこまでワークフローの作成などができるかを検証しました。
発表会までの取組みの紹介
中間発表会では、両備システムズから業務プロセス改革の重要性やその際に鍵となる労力・工数の観点、依頼後の管理の大切さなどのコメントを頂きました。
今回のPBL授業を通じて、学生たちは、実際の企業と連携することで、現実の課題に対するシステム開発についての理解を深めることができました。今後も検討を進めて、本番のPBLの授業へつなげていきます。
学生の発表に対するコメントをいただきました
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2024年4月「情報デザイン学部」を新設するノートルダム清心女子大学と両備システムズが包括連携協定を締結
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