ノートルダムの風景

2026.05.26

研究・社会共創推進センターの開設について ―  清心の精神を礎とした研究力の深化と社会共創の実現 ―

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2026年4月より、教学組織として「研究・社会共創推進センター」を新たに発足させました。本学の研究活動を支え、社会との架け橋となる組織として、その役割を担ってまいります。

岡山におけるカトリック教育の源流は、1886年に創設された私立岡山女学校に遡ります。同校は、今日ノートルダム清心女子大学を擁する学校法人ノートルダム清心学園の礎となり、本年、創立140年の節目を迎えました。
さらに1924年には、ナミュール・ノートルダム修道女会より6名のアメリカ人シスターが来岡し、学園の経営を正式に継承いたしました。爾来一世紀を超える歳月の中で、創立者たちの掲げた教育理念は脈々と受け継がれております。創立者たちの願いは、教養を備え、自立した人間という「種」を岡山から日本へ、そして世界へと蒔き、その種が豊かに花開く未来を拓くことにありました。
この崇高な理念を具現化するため、中四国で初めてとなる4年制女子大学として本学は開設されました。開学以来、その使命を果たし続け、まもなく80年の節目を迎えようとしています。これもひとえに、地域の皆さまの温かいご支援の賜物であり、ここに深く感謝申し上げます。

さて、大学の使命とは何かと問われれば、学生を「教育」し、有為な人材を社会に送り出すことであります。そして、その教育の根幹を成すのが「研究」です。大学教員は教育者であると同時に研究者でもあり、最先端の研究力を基盤として学生を育成していきます。研究の「場」は研究室にとどまらず、世界や社会へと無限に広がっています。また今日の研究は、与えられた課題を解決するだけではなく、自ら課題を見出し、社会とともに創り上げていく営みへと変化しています。すなわち研究とは、社会と協働して価値を生み出す「社会共創」の営みそのものです。

多様な価値観が交錯する現代において、最もふさわしい人として生きるためには、不断の「自覚」と「省察」が求められます。そのための揺るぎない土台こそがリベラル・アーツです。本学は長い歴史の中で、キリスト教的価値観を基盤とし、「人間理解」と「文化理解」を追求するリベラル・アーツ・カレッジとして歩んでまいりました。深い人間理解と文化理解を備えた清心生の育成こそ、本学の揺るぎない使命であると確信しております。

そのうえで、これからの本学が担うべき使命は、リベラル・アーツ・カレッジとして培ってきた基盤をさらに発展させるとともに、研究力を「深化」と「進化」させるとともに、地域社会とともに研究を「共創」していくことであります。この理想を実現するため、2026年4月より教学組織として「研究・社会共創推進センター」、事務組織として「研究推進・社会連携部」を新たに発足させました。本学の研究活動を支え、社会との架け橋となることを目指す組織です。

来るべき2030年代を見据え、進化と深化を続ける清心に、どうぞこれからもご期待ください。



ノートルダム清心女子大学
    副学長(経営・研究推進担当)
    研究・社会共創推進センター長
 小 林  謙 一 


 

【共同研究等のご相談・この件についてのお問い合わせ】
研究・社会共創推進センター
e-mail   ndsu-renkei★m.ndsu.ac.jp
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