岡山県の基幹産業である「繊維」をテーマに、実践的な探究活動を行いました。この取り組みでは、地域産業への理解を深めるとともに、フィールドワークやデータ分析を通じて、実社会で求められる課題解決能力を養うことを目指しました。
まず、学生たちは地域の企業や工場を訪問し、生産現場を見学しました。全国的に高いシェアを誇る制服や畳縁といった地場製品の製造工程を間近で観察することで、教室では学べない「ものづくり」の現場感覚や、地域産業を支える技術の本質に触れることができました。
さらに、現場見学で得た知見をもとに、学生たちは商品企画に取り組みました。独自にアンケート調査を実施し、統計分析によって現代のニーズや課題を客観的に抽出しました。そして、その解決策としてデザインを考案し、型紙作成からミシンによるプロトタイプ制作まで、製品開発の一連のプロセスを自らの手で遂行しました。完成した試作品は協力企業の専門家に講評していただき、実務的な観点からのフィードバックを受ける貴重な機会となりました。
企業見学の様子
製作ミーティング
この取り組みは、本学科における「社会福祉」「経営経済」「生活環境」という三つの専門領域を横断的に統合した学びの成果でもあります。市場を読み解く経営の視点、生活者の利便性を追求するデザインの視点など、多角的なアプローチを組み合わせることで、包括的なプロジェクトとして形にすることができました。
活動の集大成として、2025年1月17日に倉敷ファッションセンターで開催された「倉敷ファッションフロンティア2025」に参加しました。地域の産業を支える方々を前に、学生ならではの視点から導き出したアイデアをプレゼンテーションし、知見を社会へと発信する貴重な経験となりました。
倉敷ファッションフロンティア2025における発表
最後になりましたが、多大なるご協力を賜りました倉敷市役所様、倉敷ファッションセンター様、明石スクールユニフォームカンパニー様、髙田織物様ほか各関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。
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