2025年12月4日(木)の17時からノートルダムホール本館100NDにて、点灯式・アドヴェントの集いが行われました。
集いが始まる頃には外は暗くなり、参加者の手元にキャンドルの光が優しく灯っていました。静かで落ち着いた雰囲気の中、集いは始まりました。

はじめに、皆で聖歌「まきびと」を歌い、学生の代表により「ルカによる福音書」の1章26節~38節が朗読されました。そして、もみの木と馬小屋の点灯がされた後、キリスト教文化研究所の山根道公先生から、クリスマスについての講話をいただきました。


続いてキリスト教学Ⅲ履修生により『クリスマスのちいさなかね』という絵本の朗読が披露されました。絵本の朗読は初の試みで、参加者一同、子どものようにわくわくした気持ちで耳を傾け、心温まるひとときになりました。

その後、一人ひとりが愛する心を持ち、平和をつくりだしていけるようにという思いを込めて、「平和を願う祈り」を皆で唱えました。最後は聖歌「あめのみつかいの」を参加者全員で歌い、点灯式・アドヴェントの集いを終えました。
アドヴェントとは、クリスマスを心待ちにする約4週間の準備期間のことで、ラテン語の「到来」を意味する言葉が語源です。山根先生は講話の中で、アドヴェントの時期の心構えについて「建学の精神である『心を清くし 愛の人であれ』ということを普段よりもより心がけ、そうであろうと思う期間にしましょう」とおっしゃっていました。
もう少しでクリスマスを迎える私たちが、皆を思いやることのできる心の清い、愛の人になれますように。
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