人間福祉学コース濱﨑ゼミの3年生です。11月29日、本学で地域住民を対象に開催した認知症サポーター養成講座の取り組みをレポートします。
私たちは2年生のときに岡山市のキャラバンメイト養成講座を受講し、今回の講座では講師役に挑戦しました。北区サポートリーダー会や北区北地域包括支援センターのみなさんにご協力をいただきながら、準備を進めました。

認知症について、どのように伝えれば理解が深まるのか、楽しく学んでもらえるのかを考えながら、試行錯誤を重ねました。パワーポイントを用いた説明では、参加者の目線に立ち、わかりやすい言葉で伝えることを心がけました。さらに、紙芝居や寸劇、体操を取り入れ、参加者が飽きないように工夫をしました。寸劇では認知症の方への正しい対応を学び、○×クイズでは講座で学んだことを振り返りながら、グループでコミュニケーションを取り楽しい時間を過ごすことができました。


参加者の方々からは、「大学生と一緒に勉強できて嬉しかった」「若返ったみたい」「寸劇やクイズで認知症の方への接し方を分かりやすく学べた」など、温かい感想をいただきました。
企画・準備を担当した学生からは、「参加者としっかりコミュニケーションを取れたのが良かった」「サポリ会のみなさんと準備を進められたことも良い経験となった」などの感想がありました。
今回の講座を通して、学生自身も認知症への理解を深めるとともに、相手に伝えることの難しさを実感しました。参加者の立場に立ち、どのような工夫をすれば興味を持ってもらえるのかを考える経験は、学生にとって大きな学びになりました。この気づきや経験を生かして、今後もより多くの人にわかりやすく、関心を持っていただける講座づくりを目指していきたいです。
・人間生活学科
・人間福祉学コース(学科紹介)
・人間福祉学コースのブログを読んでみよう!
・濵﨑絵梨准教授(教員紹介)
・濵﨑絵梨准教授のブログを読んでみよう!
人間生活学科紹介Movieはこちらから