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2025.12.02

キャンナビ通信~「教育実習」~

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みなさん、こんにちは。
今回は、私が経験した教育実習についてお話しします。

児童学科の3年生は、10月に4週間、小学校または幼稚園で教育実習を行います。児童学科には「幼稚園・保育園コース」と「小学校・特別支援コース」の主に2種類のコースがあり、小学校コースの私は、今回が初めての実習でした。
最初は不安でいっぱいでしたが、子どもたちが明るく迎えてくれたおかげで、毎日を楽しく過ごすことができました。この実習を通して、教師としての心得や、子どもたちとの関わりの大切さについて、多くのことを学ぶことができました。

実際に授業を行ってみると、授業の準備から指導方法まで、実践して気付いた課題が多く、教師という職業の大変さが身に沁みました。
その一方で、授業中に子どもたちが積極的に手を挙げて発表してくれたり、授業後に「先生の授業、楽しかったよ」「分かりやすかった」と声をかけに来てくれる子がたくさんいたりしたことが、大きな励みになりました。「次こそはもっと良い授業を作ろう」という意欲にもつながりました。また、短期間のボランティアとは異なり、4週間続けて同じクラスの子どもたちと関わることで、その成長を間近で見届けられたことも貴重な経験でした。

授業外でも、子どもたちが登校する前に教室を掃除したり、登校してきた一人ひとりに元気よく挨拶をしたりと、日々の小さな行動を丁寧に積み重ねることの大切さを学びました。
また、授業の休み時間に子どもたちと交流することも、大きな学びの一つになりました。最初は私から「一緒に遊ぼう」と遊びの輪に加わっていましたが、回数を重ねるうちに「先生、ドッジボールしよう!」と、子どもたちから誘ってくれることが多くなりました。始めのうちはなかなか距離を縮められなかった子も、一緒に遊ぶうちに心を開いてくれるようになり、遊びを通した関係づくりの重要性を実感しました。

この4週間を通して、私は多くの学びと同時に、自分自身の心をより深く見つめ直す機会を得ました。
これまで「子どもが好きだから」という漠然とした理由で教師を目指していましたが、この実習を通して、「子どもと関わり、その成長を支えることが心から好きなのだ」と、よりはっきりと自覚することができました。そして、「より一層、教師になりたい」という思いが強くなりました。子どもたちと過ごしたこの4週間は、私にとって決して忘れることのない、大切な宝物となりました。

この文章を読んでくださっている高校生の皆さん。
教師という職業は、確かに大変なことも多いかもしれません。しかし、それ以上に、子どもたちの輝かしい成長を間近で見ることができ、何物にも代えがたいやりがいに満ちた職業だと私は感じています。

ぜひ、私たちと一緒に児童学科で学び、未来の教師・保育者を目指しませんか?
本学で皆さんをお待ちしています!


キャンパスナビゲーター/児童学科3年 T.S.
 

私たちから子どもたちへ、感謝を込めて私たちから子どもたちへ、感謝を込めて

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