2025年11月11日(火)、中井ゼミ2年生の7人で、「きらぼしアートセンター」を訪問しました。
きらぼしアートセンターは、障害のある方がアートを通じて働くことを目指す就労支援事業所です。岡山障害者文化芸術協会が主体となり、医療や福祉とも連携しながら、就労を希望する障害者と雇用する企業の橋渡しを行う役割も担っています。
センターでは障害のある方がアート活動だけでなく、カフェでの接客、清掃活動など、幅広い仕事を体験できる環境が整えられています。

私たちは、まずアート作品を見学しました。「きらぼし★アート展」は、障害のある方が、それぞれの個性や表現力を発揮し、星のように輝いてほしいという願いが込められたアート展です。どの作品もとても素敵で、作者の個性があふれており、強く心を惹かれました。アートだけではなく、造形作品などの展示もあり、障害のある方が作品の販売を通じて収益を得ているということを知りました。
アート作品(とーび魚(とーびうお)岡山県立東備支援学校 中学部)
その後、施設で働かれている方にお話を伺いました。日々の施設での取り組みや、就労継続支援A型とB型の違い、地域との連携活動について学ぶことができました。岡山県内でも障害のある方が実際に働く機会として、さまざまなイベントが開催されていることを知り、今後ぜひ参加してみたいと思いました。

今回の訪問を通して、障害のある方が自分らしく輝ける環境を整え、社会参加を支えているきらぼしアートセンターの役割の大きさを実感しました。また、アート活動を通じた地域の人々と繋がる機会づくりや、生きがいをもって働くことができる仕組みづくりは、共生社会の実現に繋がる重要な取り組みだと感じました。私自身、作品の鑑賞や職員の方とのお話を通して、障害のある方に対する理解がより深まり、多様性を尊重する社会の必要性を改めて考える機会となりました。
(中井ゼミ2年 樽岡)

・人間生活学科
・人間福祉学コース(学科紹介)
・人間福祉学コースのブログを読んでみよう!
・中井俊雄准教授(教員紹介)
・中井俊雄准教授のブログを読んでみよう!
・きらぼしアートセンター
・岡山障害者文化芸術協会
・きらぼし★アート展
人間生活学科紹介Movieはこちらから