
みなさん こんにちは。
第3回目のキャンナビ通信リレーブログでは「A Cup of Culture — イギリスで味わった多文化の香り」と題して、夏に訪れた10日間のイギリス研修についてお話します。
実際にその国を訪れ、見て、聞いて、感じる中で、授業では得られない多くの学びと発見がありました。
今回の研修は、現地での様々なアクティビティを通じてイギリス文化を学ぶことを目的として日本を出発しました。この研修を通して最も印象に残ったのは、「イギリスは多文化社会である」ということです。中でも、イスラム文化に触れた体験が特に印象深い出来事でした。
イギリスでは、アクティビティの一環としてモスク(イスラム教の礼拝所)を見学しました。「イマーム」と呼ばれる礼拝の導師がモスクを案内してくださり、イスラムの教えには日本文化と通じる部分が多くあることを教えてくださいました。例えば、モスクでは神様への敬意を表すために靴を脱ぎます。この慣習は、日本の神社仏閣を参拝する際に、門などの「敷居を踏まない」という習わしと少し似ていると感じました。お話を聞くうちに、イスラム教に対して抱いていた「よく知らない・分からない」というイメージが一変し、「もっと知りたい」「いつかイスラム教徒の友達を作りたい」と心から思うようになりました。
思い返してみると、イギリスに到着する前から、すでに「多文化」を感じる体験をしていたのかもしれません。私たちが利用したのは中東系の航空会社で、機内のスクリーンには映画や音楽と並んで「メッカポインター」という表示がありました。これは、イスラム教徒が礼拝の際にメッカの方向を確認するためのものです。イスラム信仰が日常の一部として営まれているからこそ必要なものであり、日本では馴染みの薄い異文化の洗礼を受け、世界の広さを感じました。
出発前は「イギリス」といえば、ビック・ベンなどの歴史的な建物やアフタヌーンティーなどの食習慣をはじめとする、伝統あるヨーロッパの国というイメージでした。しかし、実際に現地で過ごす中で感じたのは、さまざまな価値観が存在し社会が形作られている、まさに多文化社会として息づく国の姿でした。異なる文化や価値観に触れることで、自分の世界がどんどん広がっていく。そのおもしろさと可能性を今回の研修で強く感じました。
本学に興味を持ってくれている高校生のみなさん、Work hard, play hard! 学びも遊びも全力で楽しみながら、自分らしい未来を見つけてみませんか?
Be curious, be yourself. みなさんと本学でお会いできる日を、心より楽しみにしています。
次回のテーマは「現代社会学科の教職課程や、ゼミでの活動について」です。
お楽しみに♩




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