情報デザイン学科

人間生活学科

2025.03.18

年内入試合格者への入学前準備教育を実施しました!

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2025年3/17(月)の午後に、昨年中に実施した募集区分の合格者を対象として、情報デザイン学科における入学前準備教育の対面プログラムを実施しました。4月から情報デザイン学科の2期生となる予定の入学予定者が集まる機会は初めてであることもあり、対象となる入学予定者の大半から申し込みがあり、欠席者なく申し込んだ全員が参加しました。

今回の対面プログラムは、情報デザイン学科で学んだ卒業生が社会の情報化・DX(Digital Transformation)の担い手となってほしいという期待を込めて、「情報デザインで社会を変えるには?」というテーマで実施しました。

当日はまず、本学が重視しているリベラル・アーツの考え方について紹介し、情報デザインとの関係性を説明しました。特に、情報学・データサイエンス以外の学問分野や、学問化されていないノウハウなども含む各種の教養を学ぶことで、社会における制約や固定観念にとらわれないことが重要だと伝えました。その上で、それぞれの卒業後の進路を見据えて、大学生活で何を学ぶべきかを各自で考えることが大事になる、というメッセージを伝えました。具体例として、設計上の工夫がなされているデザインの例をいくつか紹介し、情報デザイン学科での学びとそれ以外の学びを組み合わせて新たなアイデアを生み出し、小さな問題解決を行っていくことがイノベーションにつながると伝えました。

スライドの表紙。「情報デザイン学科」なので、入学予定者への歓迎の気持ちが伝わるよう、スライドも工夫しています。スライドの表紙。「情報デザイン学科」なので、入学予定者への歓迎の気持ちが伝わるよう、スライドも工夫しています。

駅に設置された波型手すりです。形状の工夫で利便性を高めている事例として紹介しました。駅に設置された波型手すりです。形状の工夫で利便性を高めている事例として紹介しました。

また、おそらく参加者が最も楽しみにしていたであろう、入学予定者間の交流活動も行いました。せっかく対面で集まった機会なので、少しずつでもよいのでできるだけ多くの参加者と話し合えるよう、5分ごとにグループを交代しつつグループトークを行う、という形で進めました。ただ「おしゃべりするだけ」ではなく、入学後に互いに学び合い高め合える関係となるよう、入学後に必要となる数学に関する問題演習を行い、分からなかったところを他者に相談して解決する、という活動も実施しました。それぞれのグループ内で解決しないことについては他のグループに尋ねにいくなど、早くも積極的・主体的に行動している様子が各所で見られました。

参加者は、最初は少し緊張していたようでしたが、趣味が一致する人を見つけたり、思いがけない旧友との再開に驚いたりしながら、学友となる人々との交流を楽しんでいました。終了後もしばらく歓談したり連絡先を交換したりする姿が見られ、また大学生活についての教員への質問もいくつかあり、今後の大学生活につながる機会となりました。

情報デザイン学科の2期生は、今回は参加できなかった人や年明け実施の入試区分の合格者も加わり、4/1に入学します。新入生オリエンテーションでも2期生の交流の機会を設けており、また1期生である2年生との交流も実施予定です。皆さんを情報デザイン学科2期生として4月にお迎えできるのを、教員・学生一同、心待ちにしています!

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