国際交流

人間生活学科

2024.07.25

本学学生と岡山ビジネスカレッジの外国人留学生が交流会を行いました|日本語教員養成課程

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 2024年7月10日、日本語教員養成課程では、専門学校岡山ビジネスカレッジ(以下、OBC)の日本語学習者(外国人留学生)を招き、互いの異文化理解と親睦を深めるために交流会を開催しました。

 この交流会は、新型コロナウイルス感染症の影響により一時台湾(天主教輔仁大学)での教育実習が途絶えたことをきっかけに、2020年度から始まったもので、今回で4回目となりました。

 今年度は、本学から日本語教員養成課程の学生8名、本課程以外の学生10名、OBCから外国人留学生18名(中国、ネパール、バングラデシュ、ベトナム、ミャンマー、インドネシア)が参加しました。

 当日は次のルールが示されました。

 ①日本語だけ使う(英語などはNG)
 ②
敬語はできるだけ使わない
 ③若者言葉もOK!
 ④岡山の方言も使ってみよう!

 ①のルールは、外国人留学生の皆さんに、日頃学んだ日本語を最大限に使ってもらうために設けました。また、②から④には次の目的があります。留学生がいつも教室で習う日本語は、まず敬語の標準語です。それはとても大事な学習ですが、教室や買い物で訪れた商店などの外で、同年代の友人と話す場合には馴染みません。そうした経験はまだなかなか積めていないと思われる留学生の皆さんに、本学の学生と互いに「ともだちになる」という趣旨で、このルールを設けたのです。

 早速グループに分かれ、前半は日本語でお互いの趣味(旅行、アニメ等)や食べ物の話題で盛り上がり、後半は文字遊びをしながらグループで競い合いました。

日本語教員養成課程履修生日本語教員養成課程履修生

交流の様子交流の様子

 約1時間の交流会は、終始笑い声が絶えることなく、あっという間に終盤を迎えることになりました。最後に、外国人留学生を代表してバングラデシュ出身のリドイさんが日本語でお礼の言葉を述べると、全員から大きな拍手が送られました。
 

交流の様子交流の様子

外国人留学生によるお礼のスピーチ外国人留学生によるお礼のスピーチ

 参加した外国人留学生たちからは口々に「楽しかった!また来たい!」、本学の学生たちからは「時間が短かった。もっと仲良くなりたかった!」という声が多数あがっていました。それぞれが日本語を学ぶ/教える難しさと楽しさを、実感できたのではないかと思います。

集合写真集合写真

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