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2024.06.24

日本赤十字社岡山赤十字病院を訪問しました |人間生活学科 人間福祉学コース

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2024年6月12日(水)、中井ゼミの4年生1人、3年生5人で日本赤十字社 岡山赤十字病院を訪問しました。
社会福祉士課程で病院への就職を考えている数名の希望により、患者サポートセンターを訪問し、本学卒業生で中井ゼミOG(就職2年目)の先輩をはじめ,医療ソーシャルワーカーの方々にお話を伺いました。

ゼミOGの岡崎さんゼミOGの岡崎さん

患者サポートセンターでは、患者さんが安心して治療に専念できるように入院前から退院後までの支援が行われています。かかりつけ医相談窓口やがん相談支援センター、相談室が設置されています。
業務内容としては、①療養中の心理的・社会的問題の解決、②退院援助、③社会復帰援助、④受診・受療援助、⑤経済的問題の解決、⑥地域活動、の6つに大きく分けられます。患者さんの抱える問題を解決するためには、その背景を考え、環境の整備が必要です。医師や看護師、医療ソーシャルワーカー、事務など多職種が情報を共有して連携し、患者さんが自宅や住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、支援が行われていることを理解しました。
また、時には逆転することもあるけれど、まずは患者さんの命を守ることが最優先であり、次に患者さん本人の望むQOL(生活の質)を目指すことが重要であると教えていただきました。

診察などの場において、自分の本当の気持ちをなかなか話せない患者さんも多いそうです。ご本人の奥に秘めた思いを引き出す、気づくということが医療ソーシャルワーカーには必要な能力であることを再認識することが出来ました。また、話をする中で少しでも違和感を覚えた時には必ずそのまま放置せず、考え続けることが大切だと学んだので、少しずつその習慣をつけていきたいと考えました。
今回、実際に現場の方の貴重なお話を聞くことができ、講義で学んだことをより深く理解することができました。また、将来に向けてより一層頑張りたいと思える良いきっかけとなりました。(中井ゼミ3年中村)

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