ノートルダムの風景

人間生活学科

2024.04.29

ミシガン州立大学連合での夏季短期留学実施に向けた説明会が開催されました 元外資系航空会社CA起業家の招聘で「留学×キャリア」の学びへの期待が高まる

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2024年4月17日(水)、2024年度9月に滋賀県彦根市のミシガン州立大学連合日本センター(JCMU、以下ミシガン日本センター)で実施する短期留学プログラム「Global Language and Culture Learning Camp」(GLCLC) の説明会が国際交流センターのセミナー室で行われました。
説明会は2年生以上の全学生を対象としています。米国ミシガン州の州立大学から来日した学生と寮で共に生活しながら、米国から派遣されたネイティブの教授陣による英語でのコミュニケーションスキルトレーニングや専門の授業を受けるこのプログラムでは、言語の学習とともにアメリカの文化を深く学び、国内でありながら海外留学のような環境で約2週間の研修に集中することにより実践的な英語力のスキルアップを目指します。
説明会では、冒頭、金山 勉国際交流センター長から新しい視点で企画された留学・国際交流の学びの意義が説明され、これに続いて具体的な研修日程、実施費用、選考方法など、研修の基礎情報と具体的な学びの内容が紹介されました。

説明会参加者にGLCLCの具体的な内容を説明する金山勉国際交流センター長説明会参加者にGLCLCの具体的な内容を説明する金山勉国際交流センター長

この短期留学プログラムがユニークなのは、滋賀県のミシガン日本センターでの研修プログラム期間中、エール・フランス航空のCAとの兼業で起業し,現在は東京でSNSマーケティングの会社を経営する片山裕子(かたやま ゆうこ)代表(株式会社AirSol)が特別セミナーを同時開催することにあります。「留学とキャリア」の二つについて集中的に学び、自分の将来のキャリアについての考えを整理できるまたとない機会にもなるでしょう。
今回の説明会では、9月の特別セミナーを前に片山代表自身が来学してミニ・セミナートークをしていただきました。片山代表は説明会の参加者を前に、「留学×キャリア」をセットとして考え、「なりたい自分をしっかり見定めておくことが将来の自分の成長にきっと役立ちます」と激励のメッセージを贈ってくださいました。

自身の経歴を踏まえてプレゼンテーションを行う株式会社AirSol 片山裕子代表自身の経歴を踏まえてプレゼンテーションを行う株式会社AirSol 片山裕子代表

外資系航空会社エール・フランスのCA経歴を持ち、女性起業家として活躍する片山代表への関心は高く、説明会開始前から積極的に個別質問をする参加者の姿もみられました。
片山代表は、幼少期から会社起業までの自身の道のりや経歴を振り返りながら、自分の人生のそれぞれのターニングポイントで興味のあることや気になることを追求・行動した結果、今の自分があると話されました。
「大切なのは、その過程で自分が出会う人や経験した出来事への積極的なかかわりとそこから得た気づきを自分のものにできたかどうかでした」と振り返り、これから自分たちのキャリアを描いてゆこうとする参加学生たちの共感を呼んでいました。
 

9月のセミナーでは少人数のワークショップも行われる9月のセミナーでは少人数のワークショップも行われる

片山代表は「大切にしていたのは”自分が本当にしたいこと”や”興味のあること”をしっかりと見つめ、それらを追及する行動を続けることだった」と参加学生達に語りかけ、継続することが成功につながることを強調していました。
目標を実現するためのきっかけは、日常生活から飛び出して挑戦した人が手にできることで、JCMUの留学プログラムへの参加をその第一歩として挑戦してほしいとのエールを贈ってくださいました。

9月に実施される短期留学プログラム「Global Language and Culture Learning Camp」(GLCLC)の参加枠は10名で、参加応募は連休明けの5月7日(火)から5月17日(金)までとなっています。2年生以上の在学生で興味をもたれた方は、国際交流センターが4月24日にNサポで発信した内容をみて応募してください。
留学や国際交流は、自分自身のこれまでのあり方を見つめなおし、自分を高める機会となります。キャリア形成の上で欠かせない、「自分自身をより深く理解し自己をよく知るための機会」ともなりますので、是非、挑戦してください。
なお、国際交流センターでは2年生以上を対象とした9月の短期留学プログラム終了後、今年の新入学1年生全員を対象にしたプログラムを2025年2月または3月に実施します。

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