前回に引き続き、制作の様子をリーダーの岡野心優(人間生活学科3年)がお伝えします。
今回からは、衣装の各パーツの制作の様子をご紹介します。
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<各パーツ作り>
◇王冠のセロリ
総社市の特産品であるセロリの王冠です。
これは、セロリの軸の部分の質感を表現するために、サテンとオーガンジーの2種類の布を重ねています。
セロリの実物に近づけるよう私と2年生で形を決めました。
さらに、造花用の葉っぱをアレンジして付けると、こんなに本物そっくり!
葉っぱも何枚か重ねてボリュームを付けています。
20本近くあるセロリ全てに、手作業で葉っぱを縫い付けるのはかなり時間がかかりました…。
◇白桃のポシェット
独特の形と立体感を表現するために、型紙作りから試行錯誤しました。
チークでピンクのグラデーションを付けています。
完成するとかなり本物の白桃らしくなって、満足な仕上がりです。
〇ぶどうの実
一つ一つ中に芯と綿を入れています。
服に縫い付ける際は、バランスよく左右対称につけることが難しく、何度もやり直しました。
〇赤米の靴
伸びやすいベロアを使用したので扱いが難しいく、縫うのは大変でした。
2年生が着脱しやすいように、面ファスナーと紐を通してぴったりなサイズに仕上げています。
パーツ一つ一つにリアリティを求め、改良を重ねてきました。
ちなみに私の自信作はセロリです。
メンバー全員から「すごく本物っぽい!」とお墨付きをもらいました♪
次のブログでは、最も制作に時間のかかった、身ごろの制作について紹介します。
▶総社市「チュッピー」オーダーメイド衣装の表彰式&お披露目式
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